ファミマがコンビニで初めて聴覚・言語障がいのある人や高齢者の買物をサポートするボードを全店に設置
2023.04.05
ファミリーマートは、継続して取り組んでいる5つのキーワードの1つである「『あなた』のうれしい」の一環として、聴覚や言語に障がいのある人や高齢者が来店した際、買物をサポートするための取り組みとして、コミュニケーション支援ツールを4月4日から全国のファミリーマート約1万6500店に導入したと発表した。
導入するコミュニケーション支援ツールはカウンター内に設置するボードとカウンターに貼付するシート。レジの接客時においてお客が求める内容が記載してあり、お客が購入を希望する商品や要望について指差しで確認することができる。
買物をサポートするボードを全国の店舗のレジカウンター内に設置するのは、コンビニでは初めての取り組みだという。
ボードについては2022年11月から東京都や神奈川県などの一部店舗で先行展開を実施、今回、文字やイラストのサイズを大きくするなど、より分かりやすいデザインに改良を加え、全国の店舗のレジカウンター内に設置することになった。ポイントカードの有無、はしやスプーンの要・不要、その他ホットスナック商品などの要望を知ることが可能。
レジカウンターに貼付し活用するシートは、買物の際、お客に確認する機会の多いレジ袋や電子レンジによる温めの要望に加え、支払方法の選択が可能。
また、4月4日からファミリーマート公式ホームページでコミュニケーション支援ツールのデータを公開し、自由にダウンロードすることでスマートフォンなどでも活用できるようにした。
ダウンロードページ URL:
https://www.family.co.jp/sustainability/communication-shien-tool.html