ベルクとビーマップ、Y&N Brothersの3社がタイに向けて日本の菓子のサブスクリプションサービスを開始
2023.06.09
ベルク、ビーマップ、坂道グループなど日本のアイドルをプロデュースしてきたY&N Brothersの3社は、共同でタイの消費者に向けて日本の菓子を届けるサブスクリプションサービスの「amechan」を開始する。

海外から日本を訪れる観光客の増加などから世界的に知名度も高まっている日本製の菓子の需要増に応える。
ベルクとしても、日本の人口が減少傾向にある中、ビーマップと共同で海外に向けた販路の開拓に取り組み、売上拡大を狙っていきたいとしている。
第1弾として親日国とされることも多いタイ向けに越境EC(電子商取引)サイトの「amechan」(https://amechan.shop/)を開発。ここを通じてタイのお客に向けて日本の菓子を届けるサービスの提供を開始する。amechanのサブスクリプションに契約することで、日本の菓子メーカーが日本市場向けに販売している最新の菓子を中心に詰め合わせたオリジナルBoxが毎月届くサービスになっている。
サイトデザインやサービス名はタイで最も有名な日本人の1人とされる佐野ひろ氏の現地スタッフの意見を参考にして開発。今回はタイの消費者向けに特化したサービスになるという。

詰め合わせる菓子は関東地区を中心に130店舗以上のスーパーマーケットを構えるベルクが毎月厳選の上、タイのお客に向けて空輸で直接配送する。日本の市場で流通する最新の菓子が短い配送日数で届くことを強みとしたい意向だ。
その他、当サービスでは19世紀後半、日本の美術や工芸品の輸出の梱包に使われていた包装紙の浮世絵などがヨーロッパのモネ、ゴッホなど印象派の芸術家に及ぼしたさまざまな影響から始まったジャポニズムに学んで、包装紙の一部を日本のカルチャー、サブカルチャーでもある漫画、ファッション、アイドル雑誌の古紙を一部梱包に使用することを予定している。