ローンストア100にて「焼きいも」が今年も全店で本格展開、昨年182万本を販売
2023.09.12
ローソンストア100では、専用の焼きいも焼成器でじっくりと焼き上げた「焼きいも」を10年以上前から販売している。毎年秋には全店で本格的に販売を開始し、昨年度(2022年9月から2023年2月末まで)の全店累計販売数は約182万本だった。

今年は9月13日(水)よりMサイズ・Lサイズを展開するほか、10月以降には、昨年は供給量不足で提供できなかった「安納芋」も販売予定だ。健康志向の高まりも相まってヘルシーなスイーツとして益々脚光を浴びる「焼きいも」を今年もローソンストア100で手軽に楽しめる。
ローソンストア100の「焼きいも」
ローソンストア100の「焼きいも」は10年以上販売されている、ベストセラー商品だ。毎シーズン約50万トン販売しており、累計では約500万トンにもおよぶ。
焼きいもは、全店に設置した専用の焼き芋焼成器でじっくりと焼き上げている。遠赤外線オーブンで甘みをギュッと凝縮させる。
さつまいもは、全国の契約農家から仕入れている。季節によって「紅はるか」「紅まさり」「紅あずま」など、その時一番美味しい品種や産地のさつまいもを、焼きいもにしている。価格は、Mサイズ1本171円(税込)、Lサイズ1本268円(税込)だ。


さらに10月以降には「安納芋」も展開予定だ。「安納芋」は種子島産の高品質なものを契約農家から仕入れているが、昨年は天候不順などが原因で供給量不足となり、販売できなかった。今年につきましては、今のところ順調に生育している。1本298円(税込)で販売予定だ。
ますます高まる「焼きいもブーム」その背景とは
2010年代後半から顕著になった「焼きいも」ブーム。健康志向の高まりを受け、油や砂糖を使わない上にビタミンや食物繊維が豊富なヘルシーなスイーツとして脚光を浴びはじめた。
それに伴い「焼きいも専門店」が続々と増えブームが加速。焼きいもをテーマとしたイベントも各地で開催され、美しい焼きいもの写真がSNSで拡散されたことで、更に話題となり注目された。
ローソンストア100では「焼きいもブーム」が到来する以前の2000年頃から焼きいもの販売を開始している。もともと生鮮に強く、さつまいもに関しても契約農家から高品質なものを安定して大量に仕入れるルートがあった。
そこで、生のままのさつまいもをだけを売るのではなく、焼きいもにして売ったらどうか、と始めたのがきっかけだ。ブームを狙ったわけではなく、他社と差別化でき独自性がある商品として、コンビニエンス各社がレジ横で「肉まん」や「おでん」を販売する中、ローソンストア100では「焼きいも」を販売している。
当時は、「焼きいものリヤカーやトラックがめっきり減ってしまったので、ここで買えるのは嬉しい」という声が多くあったという。
今では、ノスタルジックな懐かしい味でもあり、同時にSNS映えするヘルシーなスイーツでもある「焼きいも」は、幅広い年代で愛されている。