ローソンが冷凍スイーツの新商品「塩キャラメルカヌレ」を発売、10月食品ロス削減月間に向け、長期保存できる強みアピール

2024.09.20

ローソンは、9月24日から北海道、東北、関東地区のローソン店舗約7000店(2024年8月末時点、「ローソンストア100」を除く)で、冷凍の「塩キャラメルカヌレ」(税込み462円)を先行発売する。続いて中部、近畿、中四国、九州、沖縄地区では11月下旬から発売予定。香ばしい香りと、キャラメルのこく深い味わいが特徴だという。

解凍の手間がかからず、冷凍庫から取り出してすぐに食べられる「冷凍スイーツ」シリーズの一環として発売。

ローソンでは長期保存ができ、好きなときに食べられる冷凍食品の商品開発を強化している。同社ではコロナ禍での外出自粛の影響によるストック需要の高まりを受け、21年4月から解凍の手間なく、いつでも好きなときに食べられる「冷凍スイーツ」の発売を開始。

これまでに23種類を発売し、30代~50代の女性客を中心に好評を得ているという。24年1月~8月の「冷凍スイーツ」の売上高は、前年(23年1月~8月)同期比3割以上伸長。

今回発売する塩キャラメルカヌレは、牛乳、卵、小麦粉、焦がしたバター配合のキャラメル、ラム酒などを使用した生地原料をカヌレの型に入れ、高温で焼き上げた後、すぐに凍結することで、外側のカリッとした食感と香ばしい香り、キャラメルのこく深い味わいを実現した。

冷凍庫から取り出した後の解凍作業などが不要で、そのまま食べることができる他、さらにひと手間かけてトーストすることで、異なる味わいと食感を楽しむこともできる。

解凍せずに食べる場合は、外側のカリッとした食感、中側のキャラメルを凍らせたようなむっちりとした食感が楽しめ、トースターで温めて食べる場合は、外側のカリッとした食感、中側のキャラメルとラム酒の香りが広がるトロっとした食感を楽しむことができる。

ローソンのオリジナル冷凍スイーツは、商品によって異なるが、賞味期限が約1年あるため、冷蔵ケースで発売しているオリジナルスイーツの店頭での販売期間である約3~4日に比べて長く、冷凍庫での長期保存による「食品ロスの削減」にもつながる。

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