セブンとANAが、ドローン配送サービスの実証実施を発表、夜間配送の実証は日本初
2022.10.17
ANAホールディングスとセブン-イレブン・ジャパンは、2025年度に店舗から離島のお客へ直接配送サービスを展開することを目指し、日没後の夜間飛行・配送を含めたドローン配送サービスの実証を福岡市で実施すると発表した。
日本のドローン物流において日没後の夜間配送サービスの実証は日本初の試みになるという。
本実証では「7NOW」で注文された商品を、セブン-イレブン福岡横浜2丁目店から能古島島内に設置した5地点の配送先に、日中から日没後の夜間まで、ドローンで即時配送するサービス実証を行う。
夜間配送により、日中に島外に働きに出ている方の夕方以降の買い物など、夜間帯のニーズへの対応が可能となる。
また、配送先を住宅地近くにも設定し、お客の荷物受け取りの利便性向上を図る。本実証は、今後のサービス本格運用を想定した形式で実施し、前回の能古島の実証では未実施だった「配送料」、「土日配送」の 設定も加え今後の運用を見据えた実証を行う。なお、本実証は福岡市の「実証実験フルサポート事業」※にて採択されている。
本実証で、社会受容性とともに、夜間配送ニーズを把握し、今後のサービス設計につなげるとともに、実店舗から離島への直接配送のサービス展開を目指していく。
※福岡市「実証実験フルサポート事業」について
AI・IoTなどの先端技術を活用した社会課題の解決や生活の質の向上などにつながる実証実験プロジェクトを全国から随時募集し、優秀なプロジェクトについては、福岡市での実証実験を全面的にサポートする。