東芝データが2023年6月「買い物動向」速報を公開、平均購入金額が前年比約6.2%UP
2023.07.11

東芝データでは、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート® 」の会員約140万人のレシートデータから全国のスーパーでの買い物(1人1日1店舗あたり)平均購入金額・単価・数量の最新データを調査し、実購買から見る生活者の行動変容を可視化している。
2023年6月のデータ調査の結果、平均購入金額は前年同月比約6.2%(+159円)増加、今年平均購入金額が増加に転じた3月と比較しても、約2.9%(+75円)上昇。
平均購入金額を構成するそれぞれの要素を見てみると、6月の平均単価は前年同月比約3.6%(約+7.7円)増、平均購入数量も同様に約2.6%(約+0.3点) 増加しているという。
未だ原材料のコストや運送費が高騰し、7月も小麦やパンといった食品の価格が上昇。当社調査における平均購入金額は4ヶ月連続で前年を上回っているものの、長引く価格高騰によって消費者が「値上げ疲れ」を感じ始めている可能性も高く、年後半の価格の動きに注目が集まっているとしている。



データの抽出条件
対象店舗:「スマートレシート® 」で売上実績があるスーパー
■家計管理もラクラク!「スマートレシート®」
東芝テックが開発した「スマートレシート® 」は、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、データとして管理・提供するサービス。お客は手元に紙のレシートを残さなくてもスマートフォンで購入履歴をいつでも確認することができ、月毎に食費や日用品など9つの家計費目に自動で集計される。