小型店

  • 2023.03.24

    ヤオコー草加松原店がアンダー400坪の小商圏ターゲット小型店としてオープン、生産性向上の実験も

    ヤオコーは3月23日、埼玉県草加市に草加松原店」をオープンした。東武鉄道が開発した商業施設の「トーブイコート」の核店としてオープンしたが、売場面積は387坪と同社の標準からすると小型。 ストアコンセプトが『「美味しさ」と「楽しさ」でヤングファミリー層に圧倒的に支持される店づくり~極小商圏フォーマットの進化~』となっているとおり、同社として「極小商圏フォーマット」の実験としての位置づけを持つ。足元500m圏を一次商圏として囲い込みを狙う。 東武スカイツリーライン獨協大学前駅から西に約700m、徒歩約12分に立地。周辺は平坦な道のりが続くことから徒歩や自転車での来店がしやすいという。再開発の進む松…

  • 2023.02.10

    ヨークベニマル瀬上店が2月9日オープン、踏み込んだローコスト施策を実践するアンダー300坪の小型店

    ヨークベニマルは福島県福島市に2月9日、ヨークベニマル瀬上店をオープンした。旧瀬上店が店舗の老朽化により2022年3月から休業、同じ場所に再オープンとなった。 店舗周辺は1人、2人世帯が6割を占める。また、小中学校や大学、専門学校もあり、子どもからシニア層まで幅広い世代の方が住むエリア。福島県82店目、全社では246店目(実質稼動は244店目)となった。福島市内では13店体制となる。 売場面積は939㎡(約284坪)の小型店で、店内にはクリーニングが同日オープンした。同社では18年11月に仙台市内にヨークマルシェ大和町店をオープンするなど、ここ数年にわたって売場面積300坪クラスの「都市型小型…

  • 2022.11.28

    ライフ市谷薬王寺店が12月3日、グランドオープン、300坪タイプながら最新MD展開、ビオラルコーナーも設置

    ライフコーポレーションは12月3日、ライフ市谷薬王寺店をグランドオープンする。東京都新宿区では4店目の店となる。都営大江戸線牛込柳町駅から徒歩5分(約300m)、都営新宿線曙橋駅から徒歩10分(約600m)に位置する賃貸マンションの1階への出店。 周辺1km圏内は単身世帯比率が59.8%、2人世帯比率が19.8%と、全体の約8割が少人数世帯となっている。年齢別人口構成は30代が18.3%と最も高く、次いで40代が18.2%。 特に500m圏内は住戸密集エリアで、直近5年間で世帯数が6.3%増加しており、今後も増加が見込まれる。 約300坪というコンパクトな売場ではあるが、2022年のライフの最…

  • 2022.03.10

    サミットストア湯島天神南店がオープン、売場は2層の210坪、賃貸マンションの建物4フロアを活用

    サミットは3月9日、東京都文京区湯島にサミットストア湯島天神南店をオープンした。同店のオープンで同社のスーパーマーケット(SM)店数は東京都87店、神奈川県15店、埼玉県12店、千葉県5店、計119店体制となった。 文京区には1978年にオープンしたサミットストア千駄木店以来となる2店目の出店。知名度がほとんどない地域への出店となる他、売場は210坪の小型店で、さらに2層。地上14階、地下3階建ての建物の地下3階から1階までの4フロアを活用している。 周辺の競合店はほぼ小型店しかなく、お客が「複数の店を買い回りしている」との声も聞かれるといい、限られた面積であってもワンストップ性を押さえたマー…

  • 2021.09.29

    ライフコーポレーションが文京区に初出店となる2層約150坪のコンパクトタイプの本郷三丁目駅前店をオープン

    ライフコーポレーションは9月25日、ライフ本郷三丁目駅前店をオープンした。同社としては東京都文京区への初出店となった。 都営大江戸線、東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅から約200m、徒歩約3分と駅至近に立地する13階建てマンションの1、2階への出店。売場は2層で約150坪のコンパクトな売場となっている。 周辺には東京大学やオフィスがあるため、通勤、通学前の利用も見込み、平日は8時から開店する。店舗から半径1㎞圏内は単身世帯比率が60.6%と高く、18.9%の2人世帯比率と合わせて全体の約8割が少人数世帯となっている。 年齢別人口構成は30代が17.5%と最も高く、次いで40代が16.3%となっ…

  • 2021.03.18

    小型フォーマットの模索① ヨークベニマル今泉店|これまでの実験を集大成

    ヨークベニマルは標準フォーマットの約2分の1の規模となる300坪型のフォーマットを模索してきたが、2月10日、これまでの実験を集大成した最新店となる今泉店を、栃木県宇都宮市にオープンした。 売場面積は1287㎡(389坪)で、「300坪型」というにはやや大型だが、売場づくりは、これまでの考え方と大きく異なる小型店仕様となっている。宇都宮市の中心部に位置し、JR宇都宮駅から北に1.4㎞ほどとアクセスも良く、店舗周辺には錦中央公園や小・中学校があるなど、住宅街への出店となった。 1㎞圏内の人口は1万7709人、世帯数は8220世帯、世帯人数は約2.1人。1、2人世帯の構成が66.7%と非常に高く、…

  • 2020.10.21

    無人決済店舗TOUCH TO GOを紀ノ國屋が初展開、目白駅改札外に「KINOKUNIYA Sutto」オープン

    東日本旅客鉄道(JR東日本)完全子会社の紀ノ國屋は10月16日、無人決済システムの開発を進める株式会社TOUCH TO GO(タッチ・トゥ・ゴー、TTG)が開発した無人決済システムの外部導入第1号店として、KINOKUNIYA Sutto(キノクニヤスット)目白駅店をJR山手線の目白駅改札外にオープンした。 同じ場所で展開していたKINOKUNIYA entrée(キノクニヤアントレ) 目白駅店をリニューアルする形でオープン。紀ノ国屋としは初の無人決済小型スーパーマーケットの展開となる。 「キノクニヤスット」は「スッと寄るだけで楽しい紀ノ国屋」をコンセプトとした新フォーマットとなるが、その前提…