DX

  • 2021.01.21

    「ニューリテール(新小売り)」とは何か?アリババが提唱する新戦略から学ぶ。

    近年、中国ベンチャー企業の成長は著しく、その勢いはとどまることを知らない。中でも2016年に登場して以降、世界から注目の的となっているのがアリババが推進する「ニューリテール戦略」だ。 ニューリテール(新小売り)とは何か? ビジネスに精通した人以外はなじみのない言葉だろう。ニューリテールの概念は、世界の小売業界を駆け巡り、新時代のムーブメントとなった。この記事では、ニューリテールの基礎的な意味から、ニューリテール戦略を提唱し、その代表的存在となっているアリババの成功事例をピックアップし、具体的にご紹介する。 ニューリテールとは何か? ●未来を見据えた新たな小売システム リテール(Retail)と…

  • 2021.01.20

    アバター接客とは?特徴やメリットを最新事例を交えて解説

    新型コロナウイルスの影響で、人と人との接触が制限されてしまう昨今。感染拡大を防ぐための国民の外出自粛は、さまざまな業種に影響を及ぼし、多くの小売業者にも大打撃を与えている。 消費者としては人の集まる場所には行きづらく、売り手側としても多数の来客と触れ合うのはリスクが伴うからだ。そんな双方の懸念を解決へと導く新たなサービスの形として、アバター接客の導入が注目を集めている。 新技術を盛り込んだ非接触型の接客システムは、私たちにどのような恩恵をもたらす可能性を秘めているのか。アバター接客の解説や具体的なメリット、実際の導入事例まで詳しく紹介する。 「アバター接客」とは? アバター接客とは、従業員が来…

  • 2021.01.15

    AIカメラの活用で店舗運営を効率化|最新事例を交えて徹底解説

    AI(人工知能)カメラに多くの人が抱くイメージは、防犯や監視対策のシーンなどであろうか? だがいま、AIカメラはさまざまな業種で利用され、さらに進化を遂げている。広視野角・高精細と高い画像処理技術で、さまざまな環境に対応できるまでになっている。 そして、進化したAIカメラを活用すれば、商業施設やリアル店舗にはさまざまなメリットが生じてくるのだ。それでは、なぜリアル店舗にAIカメラは有益なのか、ここではその大きな利点を実例も交えて分かりやすく解説していく。 AIカメラって何? 防犯対策をはじめ、さまざまなシーンで活用されているAIカメラの一番身近な例はスマートフォンである。いまでは、スマホのカメ…

  • 2021.01.13

    緊急事態宣言の発令再び、『新型コロナ対応と急速に進んだDX』について考える

    年明け早々、1月7日に関東の一都3県に緊急事態宣言が発令されることになった。さらに13日、その範囲は関西の3府県に加え、愛知県、岐阜県、福岡県、栃木県にまで拡大された。 緊張感が高まった昨年の春、4月に出されて以来、再度の宣言発令となってしまった。 春の緊急事態宣言時、外食や商業施設は休業を要請され、人々は不要不急の外出を自粛するように呼びかけられた。結果として、必需品を販売するスーパーマーケット(SM)には多くのお客が訪れることとなり、これらの店の売上げを押し上げることになった。 新型コロナウイルス感染症の予防対策についても、場合によっては入場制限をしながらアルコール消毒や距離を開けるための…

  • 2020.12.28

    スシロー、くら寿司が自動案内などIT活用を加速|ウィズコロナで進む回転ずしの非接触接客

    コロナ禍で高まる非接触接客のニーズ 2020年は新型コロナウイルス感染症拡大に翻弄された年となった。感染防止策として、「密閉」「密集」「密接」の三密回避が求められ、マスクを着用して外出することや在宅勤務など、いわゆる「新しい生活様式」が定着している。新しい生活様式は、消費者の購買行動にも変化を起こし、小売業で重視すべきとされてきた接客についても大きな変化をもたらしている。 セルフサービスが中心となる小売業の世界では、例えば、レジ清算は接客の最後の砦として、お客との唯一のコンタクトポイントとして、笑顔でも挨拶が求められてきた。店内のどこに商品があるのかを訪ねるお客は少数だが、レジ清算は全てのお客…

  • 2020.12.24

    都心型店舗を連続出店するイケア・ジャパン最新店「IKEA渋谷」が実現するDX戦略

    スウェーデン発のホームファニッシングカンパニーであるイケアの日本法人イケア・ジャパンが都心部への出店を続けている。同社は日本においても、郊外に大型店の「イケアストア」を出店してきた。商品の展示を見た後、在庫をピックアップし持ち帰るというスタイルのイケアストアの店数は日本で9に達する。 今回、シティショップ(都心型店舗)の位置づけで、今年6月には原宿駅前にIKEA原宿(東京・渋谷)、そして11月30日には渋谷駅から徒歩約5分の至近にIKEA渋谷(同)をオープンした。 イケアストアでは店舗で完成品を見た後、最後に在庫ゾーンがあり買いたい商品を持ち帰ることができるが、都心型店舗の場合は、大型家具はオ…

  • 2020.12.22

    スマートシェルフとは?最新の開発・導入事例を交えて解説

    流通業界でも最近、デジタル技術を活用した各種の“スマート”なITシステムが、続々と導入されるようになった。そうした中、セルフレジやスマートストアなどとセットで、「スマートシェルフ」なるものが取り上げられる機会が増えた。そこで、どんな仕組みなのか、どんな役に立つのか、そして、今後は普及していくのかといったことを紹介する。 スマートシェルフとは? AIやIoTといったデジタル技術の発達によって、人間がいなくても自動で高度な機能を担える「スマートハウス」や「スマート工場」が普及している。そうした中、流通業界では、在庫管理を効率化する「スマートシェルフ」という新しいITシステムが、注目されるようになっ…

  • 2020.12.16

    Raas(ラース)とは?小売サービス化の先進事例を交えて解説

    データ活用のソリューションは、クラウドベンダーなどが単体でそれぞれの小売にソリューション提供を行うのが一般的だったが、小売自身がベンダーなどと組んで、サービスを提供する動きもでてきた。「RaaS(ラース)」という新たな取り組みだ。 小売のサービス化「Raas(ラース)」とは? 「RaaS(ラース)はRetail as a Serviceの略で小売のサービス化という意味。小売企業が蓄積しているデータやノウハウを、ベンダーと連携したり、テクノロジー企業の技術をかけ合わせてサービスを作り外部に提供すること。 他の小売企業やメーカーなどを対象にしたBtoBサービスで、新たな収益を得ようとする取り組み。…

  • 2020.12.11

    小売業を変革する『スマートストア』とは?最新事例を交えて徹底解説

    小売業界の変革する『スマートストア』とは? DXの進展に伴い、AIやIoTといったITによって、人間がいなくても自動で高度な機能を果たせる「スマートハウス」や「スマート工場」、「スマート家電」などが、続々と生まれている。そうした中、ITを活用して無人化や省力化、売場の最適化などを実現した実店舗「スマートストア」も、小売業界に登場するようになった。 スマートストアの運営システムは、実験中のものも含めてさまざまだが、「RFID」や「セルフレジ」を組み合わせた自動決済システムが、ベースになると考えていいだろう。 RFIDとは、商品に商品名や価格、製造年月日といった電子情報を入力し「RFタグ」をつけ、…

  • 2020.12.08

    進むDX、イケアが「IKEAカタログ」の発行を終了し、70年続いた冊子の歴史に幕

    イケアは1943年の設立から間もない51年、創業者であるイングヴァル・カンプラード自身が発行を開始し、70年にわたって発行し続けてきた冊子の「IKEAカタログ」の発行を終了すると発表した。日本でも、これまでポスティングによって各家庭に配布されていた。 背景には、情報収集のデジタル化がある。近年、お客の購買行動やメディアの在り方の変化を受け、IKEAカタログの需要は減っているという。 また、イケアとしても、より多くの人々とつながるための新しい方法としてデジタルを活用しながら、お客にさらに身近な存在となろうとしていることもある。 昨年、オンラインでの売上高は全世界で45%増加した他、IKEA.co…

  • ライフのセルフレジ

    2020.12.04

    セルフレジとは?仕組みやメリット・デメリット、セミセルフレジとの違いなどを解説

    新型コロナウイルスの蔓延を受けて、店舗の接客において不必要な接触を避ける「非接触」が推奨されるようになった。そのような状況の中で、スーパーやコンビニなどで導入が加速しているのがセルフレジだ。 セルフレジには、スキャンから決済まで全てお客が行うタイプと、スキャンのみ店員が担当するセミセルフレジと二通りに大別される。 本記事では、具体的な導入事例を交えつつ、セルフレジの導入が加速する背景や、導入のメリット・デメリットを解説していく。 セルフレジとは? スキャンを含めてすべて自分で行う「セルフレジ」 スーパーなどのレジでは最近、買い物客が買った商品の代金を、自動精算機で支払っている光景をよく目にする…

  • 2020.12.03

    サミットが、ベルリン発、次世代型屋内垂直農法「Infarm(インファーム)」と提携・導入へ

    サミットは、ドイツ連邦共和国ベルリン市に本社を置く「Infarm – Indoor Urban Farming GmbH」(インファーム)、および東京都渋谷区に本社を置く日本法人の「Infarm – Indoor Urban Farming Japan株式会社」(インファーム・ジャパン)と提携した。 昨年から提携の可能性について協議を重ねてきたが、インファームの都市型農業を通じた食料の安全性・品質・環境負荷低減を追求するビジョンや企業姿勢と、サミットの事業ビジョン「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」や2021年度からの新中期経営計画「GO GREEN2022」の方向性が合致し、今…

  • 2020.12.01

    無人コンビニとは?仕組み等を日本国内の事例を交えて解説|セブン、ファミマ 、ローソン等

    コンビニ業界で、無人コンビニに対する挑戦が進んでいる。昨年、大きな話題となった人手不足に起因する24時間営業問題を解決する施策の一つとして、コンビニ各社が、無人コンビニの取り組みを進めている。 本記事では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど国内における無人コンビニへの取り組み事例を交えつつ、無人コンビニとは何かその仕組みから解説をしていく。 無人コンビニとは? 精算に店員を必要しない無人店舗 無人コンビニとは、レジ精算に店員を一切必要としない仕組みを採用したコンビニ全般のことを指す。 米国の「Amazon Go」などが先駆けて実証実験を開始しており、日本でもセブン-イレブンが20…

  • 2020.11.27

    コニカミノルタが無料ウェビナーを開催、これからのリテール企業に必要なDXの取り組み・先進事例を紹介

    主要顧客である中小企業向けに、DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティング、ITインフラ・アプリケーション提供などのDX支援サービスを展開するコニカミノルタが、変革が迫られるリテール企業に向けて、不確定な要素が多いいま、将来を見据えて取り組むべきDXを解説するセミナーを開催します。 〇開催方法:  Zoom 〇日時: Day1:12月9日(水) 11:00〜12:30 Day2:12月10日(木) 11:00〜12:30 〇申し込み: https://bs-offers.konicaminolta.jp/digital-workplace/seminar/20201209-10/f…

  • 2020.11.26

    RFIDとは?導入メリットから最新の活用事例まで解説

    小売・流通業でも普及するRFIDとは? 最近、商品流通の現場で、よく聞くようになったRFID。とはいえ、「何のことだかよく分からない」という人も、多いのではないだろうか? RFIDは、Radio Frequency Identificationの略称で、食品などの商品に商品名や価格、製造年月日といった電子情報を入力した「RFタグ」を付け、「リーダライタ」でRFタグの電子情報をやり取りする、一種の通信システムのことだ。 RFタグは、メモリが内蔵された大きさ数㎜ほどの記憶媒体。メモリは、電波などによって非接触で電子情報を入力したり、消去したり、書き換えたりすることができるようになっている。リーダラ…

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