パルコデジタルマーケティングが「視線計測機能付きデジタル POP」の提供を開始
2022.09.09
パルコデジタルマーケティングは、店頭販促ツールのデジタル化を進める「視線計測機能付きデジタル POP」の提供を開始した。
「視線計測機能付きデジタル POP」概要と開発背景
店頭販促をデジタル化することで業務を省力化し重点業務の時間を確保商業施設では、紙での販促用ポスターやPOPを制作印刷し、ポスターボードやスタンドに掲示するアナログな業務に運営スタッフが多くの時間を要しており、顧客政策など重点を置くべき施策に十分な時間を確保できないという課題があるという。
パルコデジタルマーケティングは、これまで蓄積した商業施設における店頭販促のデジタル化ノウハウとソリューションを組み合わせ【①デジタル POP】と【②視線計測カメラ】をパッケージにしたサービスを開発。
従来の店頭販促の見直しとしてスタッフの労務省力化を実現し、よりクリエイティブな業務に時間を使えるようにするとともに、ペーパーレス化によるサステナブルな施設運営を支援する。
【①デジタル POP】
店頭に複数設置されているポスターや POP をデジタル POP に統一し更新運用。

【②視線計測カメラ】
Web カメラを設置し、紙 POP とデジタル POP の視認数を計測することで、それぞれ視認効果を検証します。

[期待される効果] 1)販促物制作の省力化 2)店頭販促支援 3)廃棄物削減 4)店頭の美観維持
事例紹介: [吉祥寺 PARCO]店頭販促ツール運用改善 PoC(Proof of Concept | 概念実証)
9/8(木)より吉祥寺パルコにて実施される店頭販促ツールのデジタル化 PoC に本サービスが採用され、販促ツールに関わる制作労務軽減とツールの訴求効果にフォーカスした PoC を実施する。
■PoC 実施内容
[目 的] ①運営スタッフの業務量削減 ②店頭顧客接点の有効性検証 ③紙販促物削減による CO2 削減
[検証テーマ]
1)販促ツール制作業務削減
デジタル POP を導入することで、ツール制作業務を中心に労務削減効果を検証。事前に担当業務の棚卸を行い制作にかかる工数を試算した結果、デジタル POP に切り替えることで、1企画5時間程度の業務削減が期待される。PoC を通じて実際に削減できるかを確認する。

2)販促ツール視認調査
視線計測カメラにより、紙 POP とデジタル POP の視認数を測定し、紙とデジタルの有用性を検証する。デジタル POP だからできるリッチコンテンツによる視認効果の向上を確認する。

[実施期間(予定)] 2022年9月8日(木)より 12月7日(水)まで
[対象ショップ] 吉祥寺パルコ内、8ショップ
[設置機器] ①店頭デジタル POP 21 インチモニター+スタンド8台
②レジ横デジタル POP 10 インチモニター3台
③視線計測カメラ 33台
