「Zaim トレンド for リテール」がリリース、家計簿データから流通チェーンの動向を可視化
2023.02.27
1,000万ダウンロードを超える個人向け家計簿サービス「Zaim」を運営する株式会社 Zaimは 2月24日、オンライン家計簿サービス「Zaim」に集まる購買ビッグデータを元に、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなど競合を含めた商圏内各チェーンの来店客数や利用単価動向、利用者属性から買い回りなどを可視化できる「Zaim トレンド for リテール」の提供を開始した。
「Zaim トレンド for リテール」の概要と特徴
「Zaim トレンド for リテール」は家計簿アプリに記録されたあらゆる購買データを元に、競合他社を含む流通チェーンの動向を可視化するデータ分析サービス。
これまで可視化が難しかった専門小売や ECチャネル、JANコードのない生鮮食品、プライベートブランド(PB)商品の購買動向まで把握でき、生活者の消費を丸ごと捉えられるのが特徴。
家計簿に記録された「買われているもの」から、生活者のニーズを推測し、増客に繋がるマーケティング施策の立案や PB 商品の開発に活用できる。比較したい競合チェーンは利用企業の希望に合わせて設定でき、Web 上のダッシュボードで簡単に分析結果を表示することが可能。
「Zaim トレンド for リテール」の4つの特徴
① 競合店の経営指標の可視化でいち早く経営戦略に活かせる
継続的に利用されている家計簿データから重要な経営指標となる、来店客数、来店回数、レシート単価などを 5 年超のデータから分析が可能。また、これまで捉えきれなかった商圏単位での競合比較も可能になる。
② 来店顧客動向の可視化でマーケティング精度の向上が期待できる
一人ひとりが毎日のお買い物を記録する家計簿データから、来店顧客の属性のほか、来店頻度や競合チェーンとの併用率も可視化する。売上に貢献している層や競合チェーンからの流出入を分析できることで、自社の利用ニーズを捉えたマーケティング施策の企画ができる。
③ 今「買われているもの」を分析することで、顧客ニーズに沿った商品を企画できる
生鮮や総菜、コンビニのホットスナックまでレシートに記録された商品の購買状況が店舗毎にわかるため、競合チェーンで購入されている商品の把握や、自社が強化すべき商品カテゴリの選定に役立つ。また、これまで把握が難しかった専門店や百貨店購買動向も可視化できるため、より生活者の実態に近いトレンドリサーチが実現できる。
④ 直接ユーザーにリサーチすることで、リアルな販促戦略が描ける
家計簿アプリ「Zaim」を利用するユーザーに直接アンケートやインタビューを実施することが可能。これまでの店頭アンケートに費やしていたコストを削減するだけでなく、競合チェーンを利用しているユーザーにヒアリングできることで、新規顧客を開拓するための戦略を構築できる。
「Zaim トレンド for リテール」は、流通チェーン業界の経営層やバイヤー、営業企画等に従事されている方々を対象に、より鮮明にマーケットや来店顧客を可視化し、商品開発やマーケティングの企画・検証までを丸ごとサポートする。
利用方法
以下の URL より無料トライアルに申し込む。担当者より詳細を連絡。
https://trends.zaim.net/retail
※ 「年間総額 1 兆円超の購買記録」について:2023 年 2 月自社調べ。2022 年 1 年間の家計簿アプリ「 Zaim 」に記録された支出総額を集計した結果。「Zaim トレンド for リテール」