イオンが「トップバリュもったいないお魚シリーズ」の第3弾として「黒鯛」2品目を発売

2024.05.31

イオンは6月12日(水)※1)、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約450店舗※2)にて、加工しづらいサイズや意図せずに漁獲した等の理由で廃棄されやすい魚“低利用魚”を無駄にせずおいしく食べられるように工夫した「トップバリュもったいないお魚シリーズ」の第3弾として「黒鯛」2品目を発売する。

低利用魚はまとまった量が漁獲できないことやサイズが不揃いで加工しづらいといった理由で、そのほとんどが商品化されずに廃棄されている。イオンは2023年4月、低利用魚を積極的に活用した「トップバリュもったいないお魚シリーズ」を発売した。第1弾としてメダイ、第2弾としてボウズギンポ、ナガメヌケ等の魚種を提供し、お客から好評だという。第3弾となる今回は、養殖海苔や養殖牡蠣を食べてしまう黒鯛を漁獲し原料として使用した。

イオンは、2017年に「イオングループ食品廃棄物削減目標」を掲げ、新しい技術の導入や、販売方法の工夫による食品廃棄物・ロスの削減に取り組んでおり、商品開発を担うトップバリュでも、「もったいないをおいしく!」をコンセプトにサプライチェーン全体での、食品廃棄物・ロスの削減に向けた商品開発の取り組みを加速している。

「トップバリュもったいないお魚シリーズ」第3弾の特長

■瀬戸内海で漁獲した、新鮮な黒鯛を使用

瀬戸内海では牡蠣や海苔の養殖業が盛んに営まれているが、近年、黒鯛によって収穫前に食べられてしまう問題が発生している。一方、沿岸漁業で漁獲された黒鯛は、これまで有効利用されずに海に戻されてしまうこともあったという。今回商品化する黒鯛は、瀬戸内海沿岸の岡山県寄島漁協と協業し漁獲された原料を使用する。生け簀に入れて水揚げされ血抜き後、鮮度を保ったまま凍結し加工される。漁獲後しっかりと処理されているため身は臭みが少なく、さっぱりしながらも脂のりがよく、白身魚のほのかな甘みと旨味のある味わいだ。

■身の質にばらつきのある低利用魚を活かす、旨味を逃がさない味付け

低利用魚はふっくら感や脂のりのばらつきがありるが、これを解消するために魚の旨味を外に出さない下処理をし、しっとり感、柔らかさを実現している。黒鯛はくせが少なくどのような味付けにもマッチするが、おかずにもおつまみにも弁当にも合う2種の和風ソースで仕上げている。解凍した後に焼くだけの簡単調理・時短につながる商品だ。

■販売概要
商品名:トップバリュもったいないお魚シリーズ黒鯛ステーキ(ねぎ塩味/柚子味噌味)
発売日:2024年6月12日(水)※1
販売店舗:「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約450店舗※2
品目数:2品目
価格:本体498円(税込537.84円)※3
規格:各2切れ(ねぎ塩155g/柚子味噌150g)
商品特長:養殖海苔や養殖牡蠣を食べてしまう黒鯛を漁獲し原料として使用した。白身でくせがない黒鯛を和風ソースで味付けしている。

ねぎ塩味

■柚子味噌味

※1:展開企業によって発売日が異なる。
※2:店舗により品揃えが異なる場合、また取り扱いがない場合あり。

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