ローソンが水素を燃料とした「燃料電池小型トラック」を福島県の配送センターに初導入
2023.05.02
ローソンは、地球温暖化抑制やエネルギー多様化等に対応した持続可能な社会の実現に向け、トヨタといすゞが共同開発した、水素を燃料とした燃料電池小型トラックを、5月10日(水)から、福島県本宮市、東京都大田区の配送センターにそれぞれ1台ずつ導入する。
福島県の配送センターにFC小型トラックを導入するのは、今回が初。ローソンは、今後、FC小型トラックによる店舗への商品配送エリアを順次拡大していく。
<福島県・東京都への「FC小型トラック」導入概要>
<福島県、東京都に導入する「FC小型トラック」概要>
いすゞ社の小型トラック「エルフ」に、トヨタ社の燃料電池(FC)などを導入した。
(※)東京都に導入するFC小型トラックの最大積載量は、2,800kg
ローソンは、自動車メーカー、物流事業者などのパートナーとともに、福島県、東京都での燃料電池トラックの社会実装を推進している。本社会実装に向けた取り組みは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発助成事業「グリーンイノベーション基金事業/スマートモビリティ社会の構築」のもと実施されており、ローソンは、この助成事業のもと、FC小型トラックの導入を進めている。
ローソンは、2021年からAIによる配送ルートの最適化を開始し、現在は東北、関東、中部、近畿、中四国に対象エリアを拡大している。また、2022年からは全国に約100ヵ所ある配送拠点の再編を進めており、配送効率を高める取り組みを推進している。