ファミマがFamilyMartVisionを連動させた「売場連動企画」第二弾の検証結果を公表
2023.07.07
ファミリーマート、ゲート・ワン、データ・ワンは、共同でファミリーマート店頭の販促施策にFamilyMartVisionを連動させた「売場連動企画」の第二弾として、「コカ・コーラ」ブランド(コカ・コーラ、コカ・コーラ ゼロ、コカ・コーラプラス)×ファミリーマートの「ファミチキ」のセット販売プロモーションを4月〜5月にかけて実施。その検証結果を公表した。

■売場・FamilyMartVisionに加え、ファミペイアプリを連動させることで、より効果的な商品訴求を実現
売場連動企画の第一弾からさらに商品訴求力を高めるべく、第二弾においてはファミマのアプリ「ファミペイ」(以下、ファミペイ)内のバナー広告連動も併せて実施した。
検証の結果、キャンペーン期間中は「ファミチキ×コーク」の併買率が施策前と比較すると全店ベースで約6~7倍になるなど、売場とデジタルサイネージを連動することで、より効果的に商品訴求力を高めることが実証されたという。
■本企画概要
今回、日本コカ・コーラ社の「コカ・コーラ500ml」、「コカ・コーラ ゼロ500ml」、「コカ・コーラプラス470ml」とファミリーマートの「ファミチキ」を同時購入で100円引きとなる「ファミチキにはコーク」キャンペーンを全国のファミリーマート店舗約16,500店舗で実施することに合わせ、店内売場での販促物の掲示と共に、FamilyMartVision設置店舗においては、該当のキャンペーン情報を訴求するとともに、ファミペイへのデジタル広告配信を「売場連動企画」の第二弾として、2023年4月25日~5月8日の間で実施した。
第一弾(日本コカ ・コーラ社の「ジョージア」ブランドと2023年3月21日~4月3日に実施)に引き続き、本企画でもファミリーマート、ゲート・ワン、データ・ワンが一体となって店頭施策のプランニングを実施。
店頭販促ツールの開発、全国店舗の売場展開、FamilyMartVisionの放映、ファミペイアプリ内広告のプランニング、クリエイティブ開発まで、売場とデジタルサイネージおよびアプリ内広告の連動に向けてトータルサポートを実施した。
■本企画の検証結果
「ファミチキにはコーク」キャンペーンの実施期間中の併買率は、実施前と比較すると全店ベースで約6~7倍に。また、FamilyMartVision設置店舗と未設置店舗の⽐較では、設置店舗は未設置店舗の118%という、⾼い販売実績を残したという。

また、店頭施策、ファミペイアプリ内バナー広告、FamilyMartVisionの接触状況別で購買件数の上昇率を検証したところ、ファミペイ内バナー広告とFamilyMartVisionの両方に接触したグループの購買件数の上昇率が268%と最も高い数値を示している。

この結果から、ファミペイアプリ内広告とFamilyMartVisionを併用することにより、店頭での商品訴求力をさらに高めること可能であるとしている。
ファミリーマートは、現在約4,600店(2023年6月末時点)に設置されているFamilyMartVisionを2023年中に約10,000店に拡大予定としている。