AI活用した需要予測システムをリンガーハットが12月より運用開始

2021.12.02

株式会社リンガーハットは、パロアルトインサイト LLC(本社:シリコンバレー)と、あらゆる事態に対応する需要予測システムの共同開発を開始した。

2021年12月から売上予測モデルの運用を開始、2022年3月にテストバージョンの店舗シフト管理アプリを開発する。2022年4月から5月に長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」、とんかつ専門店「濵かつ」の一部実店舗でテスト運用をしたのち、2022年秋に全国の「リンガーハット」「濵かつ」で本導入を予定だ。

今回開発する自動発注アプリ、店舗シフト管理アプリシステムにより、コロナ禍で変化した消費者需要の予測、さらに飲食業界が抱える人手不足や食品ロスの解決を目指す。

本システムは、消費者の需要を予測する従来のシステムに加えて、地震や台風などの自然災害や感染症のパンデミックなど、あらゆる緊急事態下で多様に変化する消費者の需要を、AI(人工知能)を活用して予測できるシステムだという。

これまでの販売実績や気象情報、地域に関する情報等のデータを基に消費者の需要予測をし、適正な発注数の算出、在庫管理、出荷量予測を行い、サプライチェーンの無駄を減らしていた。さらに、緊急事態宣言や災害など需要が急激に変化する事態を想定し、的確なデータを元に緊急事態下での需要予測を実施できるようになる。

リンガーハットグループでは、3年ほど前からAIをはじめとしたテクノロジーの活用を社内ミッションとして掲げ、「AIで何を改善するのか」を検討してきた。

2021年4月からは「発注業務の効率化」のため、食材の必要数と推定在庫から、「日ごと」「店舗ごと」に発注数を自動で算出する「Web発注システム」を導入。昨今、新型コロナウイルスの感染拡大により消費者の行動様式が変わるなか、今後もさまざまな事態に備えるため、あらゆる環境下で柔軟に対応できる強靭な需要予測モデルの開発にいたった。

■パロアルトインサイト
AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名:パロアルトインサイト LLC 
設立:2017年
CEO:石角友愛
所 在:米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
従業員数:17名(2021年11月現在)
会社HP:https://www.paloaltoinsight.com/

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