未来の食材? 50匹分のコオロギパウダーを使ったフィナンシェをFUTURENAUTと敷島製パンが共同開発

2021.05.17

食用コオロギを使った菓子のシリーズ「Korogi Cafe(コオロギカフェ)」から、50匹分のコオロギパウダーを使用したフィナンシェを含む「コオロギのフィナンシェ6個入(3種の詰め合わせ)」が発売された。

昆虫由来食品の原料調達やマーケティングを行うFUTURENAUT(フューチャーノート)と敷島製パン(Pasco)のコラボレーション商品だ。

食用コオロギは「次世代プロテイン」ともいわれ、いま注目される食材の一つ。昆虫を食材とすることにイメージが湧かない人もいるかもしれないが、実は栄養価が高く環境にも優しい「未来の食材」ともいえる食材である。

Korogi Cafe のコオロギパウダーとは?

使用するのは食用に養殖されたヨーロッパイエコオロギ(Acheta domesticus)を粉末加工したもの。乾燥重量100g当たり67.9gのタンパク質が含まれる高タンパクの食材だ。必須脂肪酸、食物繊維、ミネラル、ビタミンも含まれ、栄養価を簡単にアップできるのも特徴の一つ。

コオロギを育てるのに必要な餌は、牛に比べて12分の1、水の量は52分の1程度。少ない餌と水で生産できるため、環境にも優しい食材として注目されている。

 気になる味わいは、「炒ったナッツのような香り」と「軽やかなうま味」。パンや菓子に使用すると一味違った風味をプラスしてくれる。

Korogi Cafeのコオロギパウダーは、衛生製造管理基準(GMP、HACCP 認証適合)に適合したタイの農場、加工工場で生産されたものを独自のルートで輸入している。残留農薬と食品微生物の自主検査も実施している。

FUTURENAUTと敷島製パン(Pasco)による共同開発

FUTURENAUTは消費者心理分析、ターゲットマーケティング、食育・環境教育を研究する飯島研究室(高崎経済大学)発のベンチャー企業。食用昆虫フードサービスに関心を持つ食品メーカーや飲食店等の参入支援も手掛けながら、独自で昆虫由来食品の原料調達や開発も行っている。 

FUTURENAUTと敷島製パンは互いに注目していた食用コオロギを普及させるため協力し、プロジェクトをスタート。高い栄養価と、環境に優しい特徴を兼ね備えた未来の食材である食用コオロギを広め、持続可能な社会の構築に貢献することが両社共通の目標だという。

新発売となる「コオロギのフィナンシェ6個入(3種の詰め合わせ)」

「コオロギのフィナンシェ6個入(3種の詰め合わせ)」2376円(総額、送料別、以下同)

今回新しく発売されるフィナンシェは、コオロギパウダーを10匹分、30匹分、そして50匹分使用した3種類の詰め合わせ。50匹分は、力強い香ばしさの後にかむほどに、じんわりとナッツのようなこくが引き立つ。10匹分、30匹分と食べ比べることで、より食用コオロギの香ばしいうま味が感じられる商品になっている。

「コオロギのフィナンシェ6個入(2種の詰め合わせ)」2160円

もう少し手軽に楽しみたい人や、コオロギパウダー初心者の方には、Korogi Cafeシリーズより、10匹分と30匹分がそれぞれ3個ずつ入った「コオロギのフィナンシェ6個入(2種の詰め合わせ)」も販売されている。

「未来の食材」として注目される昆虫食だが、今後さらに商品開発も積極化するものとみられる。

 なお、食用コオロギパウダーは、エビやカニなどの甲殻類に似た成分が含まれるためアレルギーの人は注意が必要だ。

コオロギのフィナンシェは「Pascoオンラインショップ」(https://www.pascoshop.com/Page/LP/korogi/)販売。販売期間は5月17日10時~5月23日まで。数量限定で、なくなり次第販売終了。

また、食用コオロギパウダーなどFUTURENAUTオリジナルの昆虫食品は「FUTURENAUTオンラインショップ」(http://shop.futurenaut.co.jp)で販売している。

関連記事

お役立ち資料データ集

セミナー