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  • ローソンが6月3日を「ローソンの日」に、日本記念日協会が認定、50周年施策がスタート

    ローソンは1975年6月の創業から50周年を記念し、6月3日を「ローソンの日」として、一般社団法人日本記念日協会に申請し、認定された。個別の小売業に関する記念日はめずらしい。 1号店となる大阪府豊中市の桜塚店のオープンから、2025年6月14日で50年が経つ。日本記念日協会としても50年間の功績を評価したという。今回、「ローソンの日」の誕生を受け、これまでローソンを支えてきた多くの人への感謝とローソングループの理念となる「私たちはみんなと暮らす“マチ”を幸せにします」の実現に向けて、記念商品の発売や社会課題解決に向けた施策を展開する。 6月3日にしたのは、創業月である6月と、親しんでもらえるよ…

    2025.05.26

  • コンビニ3社「今期の戦略」 第3回ローソン

    ローソンは今年創業50周年を迎えた。商品政策についてもそれが意識され、特に大きな動きとして2020年以来、5年ぶりとなるプライベートブランド(PB)の刷新を実施することが挙げられる。 前期から継続して、“2025年レコメンドNo.1”ストアを目指す 藤井 均・商品本部⻑は前年の24年度を振り返り、「商品本部としては、ローソンが全社で取り組む3つの約束に徹底的にこだわり抜くことで、“2025年レコメンドNo.1”ストアになるために取り組んだ。ローソンの商品戦略では、この3つの約束は全ての土台として取り組んでいる」とする。 「3つの約束」とは、①圧倒的な美味しさ、②人への優しさ、そして③地球(マチ…

    2025.05.02

  • コンビニ3社「今期の戦略」 第2回ファミリーマート

    ここ数年、発信の勢いという観点で、「ファミリーマートはコンビニで随一」と感じる人は多いのではないか。実際、同社ではそれを意図的に仕掛けている。「数多くの施策を打ち、それをあらゆるメディアで伝える」、販促の総合化とでも呼べる作戦である。今期もその方針は変わらない上、さらに進化させるとしている。 ファミリーマートのマーケティングの方針は5つのキーワードを掲げ、それに基づいたキャンペーン、コミュニケーションを実施しながら、店舗への来店を促すというもの。21年度から4年間に渡って実施してきた。 統括するのはP&Gやコンサルティングファーム、日本マクドナルドなどで実績を残してきた足立 光氏だ。足…

    2025.04.07

  • コンビニ3社「今期の戦略」 第1回セブン-イレブン・ジャパン

    コンビニ大手3社が今期の春夏を中心とした商品や取り組み方針の政策を発表した。それぞれ、「商品」、そして「味」が主軸である点は変わらないものの、3者3様の興味深い展開となった。 松竹梅の真ん中である「竹」について、リニューアルを含めて改めて重点を置きつつ、ワクワク感のある商品や出来たての商品も強化するセブン-イレブン(・ジャパン)、新規性のある商品、企画を次々に打ち出し、コンビニの新たな可能性を提示し続けるファミリーマート、そしてプライベートブランド(PB)を分かりやすい形に刷新しつつ、KDDIなどの資産も生かしながらさまざまな形でチャネルとしてのコンビニの可能性を追求するローソン。 個性的な企…

    2025.04.03

  • 関係者は押さえておきたい! スーパーマーケット・トレードショー2025、デリカテッセン・トレードショー2025開催迫る

    2025年2月12日(水)~14日(金)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)全館(1~11ホール)にて第59回スーパーマーケット・トレードショー2025(SMTS2025)、デリカテッセン・トレードショー2025(DTS2025)が開催される。主催は一般社団法人全国スーパーマーケット協会。 SMTS2025、DTS2025は日本最大級の「食」と「小売流通」に関する商談展示会。スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する。 主催者企画「食のトレンドゾーン」では、時短ニーズの高まりから今注目のカテゴリー「タイパ×食」、「たんぱく質×食」ゾーンを新設。前回好評だった「冷凍×食」、「…

    2025.02.10

  • セブンが地域フェアを初めて一斉に開催、全国11エリアで地域に入り込み、課題と向き合い、商品開発にはストーリー

    セブン-イレブン・ジャパンは、2024年10月15日から28日までの14日間、北海道、東北、新潟北陸、関東、長野山梨、東海(岐阜、愛知、三重)、東海(静岡)、関西、中国四国、九州、沖縄の11エリアを対象にした地域フェアを一斉に開催する。 企業理念である「明日の笑顔を共に創る」を実現するために掲げた4つのビジョン、「健康」「地域」「環境」「人財」のうちの、「地域」に焦点を当てたもの。 約2万1000店舗を展開するセブン-イレブンでは、これまでも地域ごとの商品開発を進め、その地域で販売する取り組みを実施してきた。 今回は、新たに「みんなで食べて応援」をテーマに掲げ、特に地元産食材を使用した商品を開…

    2024.10.15

  • 「北洋銀行・帯広信用金庫 インフォメーションバザール in Tokyo 2023」開催間近! 「北海道物産」ソーシングのチャンスを生かす

    MDコンサルタント 黒川文利 今回は開催が間近に迫った「北洋銀行・帯広信用金庫 インフォメーションバザール in Tokyo 2023」(主催:(株)北洋銀行・帯広信用金庫)の紹介をしたい。 新型コロナウイルスなどの影響で開催を断念する状況が続いていたが、4年振りに8月31日(木)、9月 1日(金)の2日間に渡って池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル4F展示ホールA-2・3で開催される。 北海道の魅力ある食品が数多く出展される商談会ということで、この機会を新規商品のソーシングにぜひ、生かしたいところだ。その北海道の「食」の話題の前に、まずは北海道の特徴について整理しよう。北海道は…

    2023.08.22

  • ローソン、おにぎり全体の平均販売高は前年比約2割増で推移と発表

    ローソンは、新商品の発売や人流の回復もあり、ローソンのおにぎり全体の平均販売高が前年比約2割増で推移、2023年2月の売上げは約3割増となったと発表した。 特に「直巻きカテゴリー」の平均販売高前年比は、22年7月~9月の期間、約5割増、10月以降も約3割増で推移し、23年2月の売上げも約3割増となるなど好調だった。 22年7月から順次発売、日本各地で生産されている希少な「ブランド米」を単一で使用したおにぎり「日本おこめぐり」シリーズ(直巻きおにぎり)、22年11から発売した具材がご飯の半分の重量で、一口目から具材が楽しめる「具!おにぎり」シリーズ(直巻きおにぎり)などが好評を得た。 「日本おこ…

    2023.03.16