アルペングループ、物流DX促進で6割省人化へ。 2024年初旬に国内最大規模の保管・出庫能力を備えた新倉庫稼働

2022.06.27

株式会社アルペンは、迅速かつ効率的な供給ができる物流システムを構築するため、福玉株式会社との協業により、愛知県大口町に43,000㎡の大型倉庫(大口ディストリビューションセンター)を2024年初旬に稼働すると発表した。

当倉庫には村田機械株式会社の国内最大規模の搬送機器「シャトル型自動倉庫」と、省スペースで高能力を実現した仕分け機「クロスベルトソーター」を導入し、最新マテハン導入による物流業務削減の省人化効果は既存対比6割を見込む。

■効率的で無駄のない新物流戦略
アルペンでは、アパレル、シューズ、小物(フィットネス用品やサポーターなど)、大物(キャンプ用品やゴルフキャディバッグなど)と、非常に幅広いカテゴリの商品を取り扱っており、物流においてそれらを効率良く仕分け店舗に届けるには様々な課題があった。そのため、カテゴリ別に物流網を再整理し、効率的で無駄がなく変化に柔軟に対応できる強固な物流網を構築するという新物流戦略を立案、実行している。

その第一弾として、2021年に大物、小物カテゴリの専用倉庫(小牧ディストリビューションセンター)を稼働。小物倉庫においては日本初導入となる3Dロボット倉庫システムALPHABOT(村田機械製)が2021年11月より稼働しており、上記の実現を推進している。

さらに、第二弾として、アパレル、シューズカテゴリの専用倉庫(大口ディストリビューションセンター)を新設、大規模なマテハン設備を導入し、2024年初旬の稼働を目指している。アパレルとシューズを一つの拠点に集約することで、投資を集中させることができ、高いコスト効率と投資効果を目指す。これらの新物流戦略を実践することで、以下の3点の実現を見込んいるという。

①   店舗までの供給リードタイムの大幅短縮化
②   売場/ブランド別梱包納品による店舗品出しまでの作業簡素化
③   出荷物量コントロールによる庫内作業人数および配送の最適化

■マテハン導入による6割の作業削減効果について
アパレル、シューズは売上構成比が高く、特に物流量、保管量のボリュームが大きい商品群。圧倒的な品揃えのアイテム群から、オーダー商品を迅速にピッキングし、スムーズに出荷先別に仕分けるために、今回導入するのが村田機械製の「シャトル型自動倉庫」と「クロスベルトソーター」だ。

大口ディストリビューションセンターでは、1階に設置するシャトル型自動倉庫と、3階に設置するクロスベルトソーターを、自動倉庫の入出庫装置で直結。自動倉庫からの商品の出庫、オーダー商品のピッキングとソーターへの投入、ソーターでのオーダー別仕分けまで、一連の工程がシームレスにつながる。

従来の手作業によるオーダー商品のピッキング・仕分け運用に比べて、探さない・歩かない・運ばないこと、さらに出荷ケースの自動製函機や自動封緘機、自動サイズ計量器などの機器も導入。自動化レベルの高いラインを構築し、約60%の作業工数削減を目指す。

アルペングループ 大口ディストリビューションセンター シームレス・マテハンシステム

【シャトル型自動倉庫・クロスベルトソーターについて】
今回大口ディストリビューションセンターに導入する主なマテハン設備は、シャトル型自動倉庫とクロスベルトソーターとなる。
 

シャトル型自動倉庫は、保管棚の各段を走行する搬送台車が商品ケースを搬送し、入出庫装置を経由してピッキングステーションに届ける機器。各段に搬送台車があるため時間当たりの入出庫能力が高いのが特長だ。

また一定範囲内の荷姿であれば自動移載できるフリーサイズ対応で、様々な商品ケースに柔軟に対応する。今回は棚一間口に奥行2列で商品ケースを保管できる最新型のダブルディープタイプを採用、アルペンが扱う多様な商品アイテムを高密度に保管。大口ディストリビューションセンターのシャトル型自動倉庫は全長100m超、シャトル型自動倉庫としては国内最大級の約10万ケースが保管可能となる。

クロスベルトソーターは、水平方向の移載にベルトコンベヤを使用した自動仕分け装置。様々な荷姿を安定して仕分けられるため高速で運用でき、時間当たりの仕分け能力が高いのが特長だ。

国内最高クラスの出荷能力をコンパクトなスペースで実現した大口ディストリビューションセンターは、将来のマテハン機器の増設も容易な計画で、アルペン新物流戦略を中長期で支える物流センターを目指す。

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