ローソンが、AI活用の値引き販売の実験を東北地区の一部店舗から開始

2021.06.23

2021.07.15

ローソンが、社会課題の一つである食品ロスの削減に向け、店舗ごとの天候、販売などのデータを元にAI(人工知能)で算出した商品ごとの値引き推奨額を提示する実証実験を6月22日から順次、東北地区の一部店舗で開始した。

今回の実験は、消費期限が短く、比較的食品ロスの発生リスクの高い弁当、おにぎり、寿司、調理パンカテゴリーにおいて、店舗ごとにその日の在庫数などの状況に応じた値引き額をAIが推奨するもの。

店舗では、推奨された値引き額を元に対象商品に値引きシールを貼り販売。これまでは店舗ごとの判断で値引き時間や値引き額、対象商品などを決定していた。AIを活用した仕組みを導入することで、経験に頼る部分が大きかった値引き作業をより簡易に、より効果的に行うことができるようになるという。今回の実験結果を踏まえ、2023年度中の全店導入を目指す。

ローソンでは、設立当初から店側が、自由に値引き販売が実施できるようにPOSレジに「値引きキー」を設置し、値引きシールの消耗品登録も行ってきた。また、店内調理のファストフーズや厨房商品などの値引き販売を推奨している。2020年度実績では、全体の約8割の店舗で値引き販売を実施している。

一方で、15 年からは食品ロス削減の取り組みを実施。発注精度を高めるためにAIを活用し、店舗の販売力に応じた発注数の推奨を行うセミオート発注を導入。また、定番弁当のチルド化、常温ファストフードの販売許容時間の延長などを行ってきた。

値引き推奨画面イメージ
値引き販売の様子

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