マックスバリュ東海、展開する無人店舗「Maxマート」でセーフィーのクラウドカメラを導入
2024.06.01
クラウド録画サービスを提供するセーフィーは、マックスバリュ東海が2024年2月末現在、47店展開する無人店舗「Maxマート」にセーフィーのクラウドカメラが導入されたと発表した。
導入の目的は「遠隔臨店」のサポートで、商品補充の効率化や魅力的な店舗作りに活用されるとしている。
Maxマートはマックスバリュ東海の無人店舗フォーマットで、2022年3月に1号店となるMaxマート静岡朝日テレビ店をオープンし、静岡、愛知、三重県内に展開中。
セーフィーのカメラはMaxマート全店舗に設置され、撮影された映像は「Maxマート」の事業を統括する部署の担当社員が確認している。
主に「遠隔臨店」に活用しているが、その他、緊急事態などが発生した場合にも、録画されている映像を振り返ることで、防犯などに向けた状況確認が可能となっている。
セーフィーとしては、商品の売れ行きや欠品の有無についてPOSで確認を行うと共に、映像で店舗の様子を確認することで、満足度の高い店舗作りに活用できるとしている。
「来店されたが品薄状態の棚を見て帰ったケースがあった」「どのタイミングで品薄になり、売り切れたか」などの様子が見られる他、動きのあるところにフラグが立つ「モーション検知機能」でお客が来店した場面に絞って振り返りを行える。課題に対して必要な部分を効率よく閲覧できることから、対策を考える精度が上がると考えている。
また、防犯への活用では店舗全体とレジが見渡せる場所を選んでカメラの設置。無人かつ24時間営業の店舗も多いことから、利用者が少ない時間帯の店舗内の見守りにも活用している。
マックスバリュ東海の江浜佑一・経営企画本部ノンストア事業推進部新規事業推進Gマネージャーは、今回の導入に際し、次のようにコメントしている。
「Safieのビューアーはシンプルで見やすくて非常に助かっています。複数の店舗を一日に何度か確認するため、映像を見る頻度も高いですが、スマートフォンのアプリからスムーズに操作・閲覧できるため、ストレスなく利用できています。映像を遡る操作もしやすく、モーション検知機能でお客さまがいらっしゃった場面に絞って振り返りができるのも効率的です。売り切れが生じたり、残在庫が多かった日、新商品やイベント商品の販売日など、特に細かく振り返りを行いたいときに便利です。新規店舗のオープン準備の段階でカメラを設置して、設営の進ちょく確認や現場との連携にも活用しています。現在、全店舗にカメラを導入しており、日々の業務に役立っているので、ランニング費用のコストパフォーマンスも良いと感じています」

