店舗運営

  • 2021.02.10

    イオンが「モバイルオーダー」の実証実験を開始。複数専門店の商品を一括で注文・支払い・受取できる。

    イオンリテールは2月11日より約3カ月間、イオンモール東久留米(東京都東久留米市)内のレストラン、フードコート、食物販専門店を対象に、アプリから複数の専門店の商品を一括で注文、支払い、受け取りができる「モバイルオーダー テイクアウトサービス」の実証実験を開始する。 モバイルオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」と「イオンネットスーパー」のサービス設備を活用した新たなプラットフォームを提供することで、販売チャネル拡大による飲食専門店の支援と複数の専門店の商品をまとめて一括で購入できるショッピングセンター(SC)ならではの便利さを提供する。 注文や支払いは店舗ごとではなく、複数の専門…

  • 2021.02.04

    BOPIS(ボピス)とは?店舗における最新の活用事例などを交えて解説

    BOPIS(ボピス)を導入する企業が増えてきた。新型コロナウイルスの影響もあり、店舗への滞在時間を短くしたいというお客のニーズにもマッチした方法だ。もともとBOPISは、実店舗がアマゾンなどのオンラインショップの拡大に対抗するためEC(電子商取引)を販売に取り入れる中で、配送コストを抑えることを目的に生まれたサービスだ。ネットショッピングと異なる点は、受け取りが店舗だということだ。 今回はBOPISの利用者または店舗にとってのメリットや、利用している企業の実態を紹介する。これからBOPISをご自身の店舗でも取り入れようかなとお考えの方は、参考にして欲しい。 BOPISのメリットとは? BOPI…

  • 2021.01.31

    イオングループの新フォーマット「パレッテ」はアルディ、リドルのようなハードディスカウントだ

    イオンが新会社パレッテを設立して開業した新フォーマットの「パレッテ」の1号店が、昨年12月5日、神奈川県大和市にオープンした。 イオングループには都市型小型店のまいばすけっとや経営統合したビッグ・エーとアコレがあるが、それらとは大きく異なり、売場面積が300坪以上はある比較的大きな店だ。訪店した感想は、「ドイツ発祥のハードディスカウントが日本にも出現した」というもの。 最近のアルディやリドルの大型店に比べると少し小さめだが、店内に入ればヨーロッパのハードディスカウントの「臭い」がする。コロナ禍明けには、価格競争が激化するとの声も多い中、そうした時代への布石となるか。 アルディ、リドルとの10の…

  • 2021.01.29

    再びの緊急事態宣言に伴う、スーパー・百貨店など小売各社の対応まとめ

    去る1月7日、政府は増え続ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のために東京都と埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県を対象に緊急事態宣言を発出した。 さらに、それを追うように1月13日には2府5県(栃木県・岐阜県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県)にも緊急事態宣言が発出されている。 期間は発出の次の日から~2月7日までだが、緊急事態宣言を受け今小売業界は、どのような対応策を講じているのかをまとめている。 営業時間変更のアナウンスをしたチェーン店(2021年1月時点) 1月7日の1都3県への緊急事態宣言では、一般の生活者にも20時以降の外出自粛、飲食店には20時以降の営業…

  • 2021.01.26

    VRコマースとは?新しいショッピング形態として注目される仕組み

    新しいショッピング形態として注目されているVRコマースを知っているだろうか?オムニチャネルは、リアルな実店舗とインターネットのECサイトを融合した販売戦略として定着してきた。 実店舗で品切れの商品をECサイトから購入できたり、ECサイトの購入品を実店舗で受け取ったりできるのが顧客にとってのメリットだ。一方で、実店舗を利用するためには移動しなければならず、ECサイトでは実物を見られない点がデメリットである。 VRコマースは、実店舗に来店しなくてもリアル感覚でショッピングを楽しめるのが魅力だ。オムニチャネルのデメリットを解消した進化形の販売戦略といえるだろう。VRコマースとはどんな仕組みなのだろう…

  • 2021.01.25

    恵方巻の大量廃棄問題への対応はどうなる?各企業の施策を紹介

    店頭で繰り広げられる「恵方巻商戦」は、すっかり節分の恒例となった。だが、その風物詩に異変が起きているのをご存じだろうか? キーワードとなるのがう売れ残りによって発生する「大量廃棄問題」だ。 本記事では、恵方巻商戦が抱える課題やなぜ恵方巻の大量廃棄が発生するかについて解説。2021年の恵方巻の大量廃棄問題を振り返りつつ、2022年の恵方巻の大量廃棄問題がどうなるかについても言及する。 恵方巻の大量廃棄問題とは? 2月初めの節分の食べ物として、定着した感のある「恵方巻」。節分直前になると、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアなどの売場に、大量の恵方巻が並べられる姿も、お馴染みになった。…

  • 2021.01.20

    紀ノ國屋が、店内で育てられるInfarm(インファーム)のハーブ・野菜を日本第1号として販売開始、アジアでも初展開に

    世界で急成長しているベルリン発の都市型農場野菜のプラットフォーム「 Infarm(インファーム)」が1月19日、アジア初の展開として紀ノ国屋インターナショナル(青山店)での販売を開始した。今後順次、Daily Table KINOKUNIYA西荻窪駅店(東京・杉並)、サミットストア五反野店(東京・足立)での販売を開始していく。3店舗に加え、4月までに首都圏での複数店舗の展開も予定している。 東京都内3店舗のスーパーマーケットを皮切りに、アジア初の出店地として日本での展開を開始。紀ノ国屋インターナショナル(青山店)では1月19日から店内に設置された「ファーム(畑)」で栽培されたハーブの販売を開始…

  • 2020.12.28

    スシロー、くら寿司が自動案内などIT活用を加速|ウィズコロナで進む回転ずしの非接触接客

    コロナ禍で高まる非接触接客のニーズ 2020年は新型コロナウイルス感染症拡大に翻弄された年となった。感染防止策として、「密閉」「密集」「密接」の三密回避が求められ、マスクを着用して外出することや在宅勤務など、いわゆる「新しい生活様式」が定着している。新しい生活様式は、消費者の購買行動にも変化を起こし、小売業で重視すべきとされてきた接客についても大きな変化をもたらしている。 セルフサービスが中心となる小売業の世界では、例えば、レジ清算は接客の最後の砦として、お客との唯一のコンタクトポイントとして、笑顔でも挨拶が求められてきた。店内のどこに商品があるのかを訪ねるお客は少数だが、レジ清算は全てのお客…

  • 2020.12.23

    ライフのナチュラルスーパーマーケット、首都圏1号店「ビオラル丸井吉祥寺店」がオープン

    ライフコーポレーションは12月19日、JR線、京王線吉祥寺駅至近にある丸井吉祥寺店(東京都武蔵野市)の1階に、近畿圏で実験を重ねてきた新フォーマットの「ビオラル丸井吉祥寺店」をオープンした。 同フォーマット1号店の靭店(大阪市西区)は2016年6月にオープン。同年3月、至近に大型の阿波座店がオープンしたことに伴い、新フォーマットへの改装という形で、「素敵なナチュラルライフスタイルを通じて、心も体も健康で美しく豊かな毎日を過ごしてもらいたい」と願うスーパーマーケット(SM)として誕生した。フォーマット名の「ビオラル」はドイツ語の「BIOLOGISCH(有機の)」と英語「NATURAL(自然)」を…

  • 2020.12.11

    小売業を変革する『スマートストア』とは?最新事例を交えて徹底解説

    小売業界の変革する『スマートストア』とは? DXの進展に伴い、AIやIoTといったITによって、人間がいなくても自動で高度な機能を果たせる「スマートハウス」や「スマート工場」、「スマート家電」などが、続々と生まれている。そうした中、ITを活用して無人化や省力化、売場の最適化などを実現した実店舗「スマートストア」も、小売業界に登場するようになった。 スマートストアの運営システムは、実験中のものも含めてさまざまだが、「RFID」や「セルフレジ」を組み合わせた自動決済システムが、ベースになると考えていいだろう。 RFIDとは、商品に商品名や価格、製造年月日といった電子情報を入力し「RFタグ」をつけ、…

  • ライフのセルフレジ

    2020.12.04

    セルフレジとは?仕組みやメリット・デメリット、セミセルフレジとの違いなどを解説

    新型コロナウイルスの蔓延を受けて、店舗の接客において不必要な接触を避ける「非接触」が推奨されるようになった。そのような状況の中で、スーパーやコンビニなどで導入が加速しているのがセルフレジだ。 セルフレジには、スキャンから決済まで全てお客が行うタイプと、スキャンのみ店員が担当するセミセルフレジと二通りに大別される。 本記事では、具体的な導入事例を交えつつ、セルフレジの導入が加速する背景や、導入のメリット・デメリットを解説していく。 セルフレジとは? スキャンを含めてすべて自分で行う「セルフレジ」 スーパーなどのレジでは最近、買い物客が買った商品の代金を、自動精算機で支払っている光景をよく目にする…

  • 2020.12.03

    平和堂が滋賀県大津市で建て替えオープンした平和堂石山の「コンパクトな総合業態」の店づくり

    平和堂は滋賀県大津市の平和堂石山店を2018年8月に閉店し、建て替えを進めていたが、11月12日に「平和堂石山」の新たな店名で新規オープンした。これで同社店舗は大津市内18店、滋賀県内75店、全社では155店となった。 1970年9月に開店した旧石山店は平和堂の4号店で、建物の5階に当時人気を集めていたボウリング場を併設。「ショッピング&レジャー」をうたった注目の商業施設として、全国から視察者が多数訪れた。 同店のオープン以前、平和堂では店舗ごとに商品仕入れを行っていた。商品部を新設してセントラルバイイングに踏み出したのは、オープン前年の69年のこと。ビル管理の子会社もその後すぐに設立した。す…

  • 2020.12.01

    無人コンビニとは?仕組み等を日本国内の事例を交えて解説|セブン、ファミマ 、ローソン等

    コンビニ業界で、無人コンビニに対する挑戦が進んでいる。昨年、大きな話題となった人手不足に起因する24時間営業問題を解決する施策の一つとして、コンビニ各社が、無人コンビニの取り組みを進めている。 本記事では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど国内における無人コンビニへの取り組み事例を交えつつ、無人コンビニとは何かその仕組みから解説をしていく。 無人コンビニとは? 精算に店員を必要しない無人店舗 無人コンビニとは、レジ精算に店員を一切必要としない仕組みを採用したコンビニ全般のことを指す。 米国の「Amazon Go」などが先駆けて実証実験を開始しており、日本でもセブン-イレブンが20…

  • 2020.11.25

    トライアル初の他企業導入スマートショッピングカート運用実証実験で「利用率20%」の目標達成

    リテールパートナーズは、傘下の丸久が運営するスーパーマーケット(SM)の「アルク到津店」(福岡県北九州市)を通じてトライアルホールディングス傘下のRetail AIが自社開発したスマートショッピングカートを導入(丸久におけるスマートショッピングカートの呼称は「レジカート」)、2020年7月9日から運用の実証実験を行ってきたが、このたび、当初目標の20%の利用率を達成した。 セルフレジ機能を搭載したショッピングカートである「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するタブレット端末を操作することで、レジを通ることなく、キャッシュレスで会計を済ませることができ…

  • 2020.11.24

    スキャンアンドゴーとは?使い方から導入店舗まで徹底解説

    本記事では、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)が開発したスマホ決済機能「スキャンアンドゴー・イグニカ」とは何か、その使い方から導入店舗まで解説していく。 スキャンアンドゴーとは? スキャンアンドゴーは、正式名称「Scan&Go Ignica(スキャンアンドゴー・イグニカ)」といい、カスミ、マックスバリュ関東との連合であるユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)が開発したスマホ決済システム。 新たな顧客体験の創造を目指し、U.S.M.Hが開発したスマホ決済サービスで、お客が買物の支払いを自身のスマホで行うことができる決済機能ア…

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