リテールガイド編集部

リテールガイドは小売流通業界の専門メディアです。 DXはもちろん、各種トレンド・成功事例や、実態データなど最新情報をタイムリーに発信していくと同時に、基礎的な知識もご紹介していきます。

  • 2020.12.22

    スマートシェルフとは?最新の開発・導入事例を交えて解説

    流通業界でも最近、デジタル技術を活用した各種の“スマート”なITシステムが、続々と導入されるようになった。そうした中、セルフレジやスマートストアなどとセットで、「スマートシェルフ」なるものが取り上げられる機会が増えた。そこで、どんな仕組みなのか、どんな役に立つのか、そして、今後は普及していくのかといったことを紹介する。 スマートシェルフとは? AIやIoTといったデジタル技術の発達によって、人間がいなくても自動で高度な機能を担える「スマートハウス」や「スマート工場」が普及している。そうした中、流通業界では、在庫管理を効率化する「スマートシェルフ」という新しいITシステムが、注目されるようになっ…

  • 2020.12.17

    ライフコーポレーションがアプリと電子マネー「LaCuCa」決済を連携、アプリを起点とした買物の利便性向上を推進

    ライフコーポレーションは、12月15日からライフアプリと電子マネー機能付きポイントカード「LaCuCa」を連携させ、アプリ内から電子マネー決済ができるようリニューアルした。 これまでは電子マネーで決済する場合はLaCuCaカード本体が必要だったが、アプリと連携させることで「ワンタイムバーコード」の提示のみでの決済が可能になった。さらにLaCuCaカードを持っていないお客でも利用できるように、カードレスで入会可能な「モバイルLaCuCa」も推進する。ただし、モバイルLaCuCaはチャージ機でのチャージはできず、レジでの対応となる他、すでにLaCuCaカードを持つ人はモバイルLaCuCaへの入会は…

  • 2020.12.16

    コロナ禍で進む「一人前おせち」などおせちの個食化。各企業の対応をまとめて解説

    日本の伝統料理である正月の「おせち」。しかし、近年では、少人数世帯の増加、女性の社会進出などに伴って、おせちの予約販売といった「おせちの中食化」、単身者向けの「一人前のおせち」といった、「おせちの個食化」も進んでいる。そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2021年のおせちは、家族で集まって食べられなくなったことから、個食化が一段と加速している。 コロナ禍における『おせち』消費の変化  だて巻きに栗きんとん、煮豆、数の子・・・・・・「おせち料理」と言えば、「お雑煮」などと並んで、正月の日本の食卓を彩る風物詩だ。主婦が年末からおせちづくりに打ち込み、年明けには重箱に詰められた色とりどり…

  • 2020.12.16

    Raas(ラース)とは?小売サービス化の先進事例を交えて解説

    データ活用のソリューションは、クラウドベンダーなどが単体でそれぞれの小売にソリューション提供を行うのが一般的だったが、小売自身がベンダーなどと組んで、サービスを提供する動きもでてきた。「RaaS(ラース)」という新たな取り組みだ。 小売のサービス化「Raas(ラース)」とは? 「RaaS(ラース)はRetail as a Serviceの略で小売のサービス化という意味。小売企業が蓄積しているデータやノウハウを、ベンダーと連携したり、テクノロジー企業の技術をかけ合わせてサービスを作り外部に提供すること。 他の小売企業やメーカーなどを対象にしたBtoBサービスで、新たな収益を得ようとする取り組み。…

  • 「DXの到達点」エグゼクティブセミナー

    2020.12.16

    『DXの到達点』変革と適応を導くDX起点のマネジメント・リーダーシップ| ClipLine主催エグゼクティブセミナー

    ClipLine株式会社                                      DX経営成功の要件 世間では、新型コロナウイルスの感染者が抑制と増加を繰り返す中、確実にニューノーマルな時代に進みつつあります。また、菅政権におけるデジタル庁の新設にみられるように、デジタルを前提とした社会活動・経済活動が急速に進む中、企業として今求められているのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)をどこまで自社の競争力に生かせるかという視点です。 多くの企業においても、リモートワーク、ソーシャルディスタンスに考慮した取り組みなどさまざまな業務領域でデジタル化が進む一方で、すでに新しい顧…

  • 2020.12.15

    続・ツルヤ前橋南店の強さの秘密、青果の商品力と品揃え、売り方に学ぶ

    アズライト代表 榎本博之 ツルヤ前橋店のレイアウトは長野県内の店舗と同様、標準化されたものが導入されている。入口トップは特設で、果物の箱売りと野菜のスポット商品、バナナなどが並ぶ。そこから、主通路を挟むように対面で冷ケースが直線で配置されている。平台はない。壁面は店奥角までが青果コーナーであり、反対側は店奥までの半分が青果で、その後は鮮魚となっている。  青果コーナーの品揃えは素材系が中心で、幅は広いが、奥深さであるラインロビングはほとんどなされていない。トマトでも10SKU以下である。自分たちの目利きでしっかりと絞り込んでいるという印象がある。 加えて、コーナー化がアクセントとして差し込まれ…

  • 2020.12.11

    小売業を変革する『スマートストア』とは?最新事例を交えて徹底解説

    小売業界の変革する『スマートストア』とは? DXの進展に伴い、AIやIoTといったITによって、人間がいなくても自動で高度な機能を果たせる「スマートハウス」や「スマート工場」、「スマート家電」などが、続々と生まれている。そうした中、ITを活用して無人化や省力化、売場の最適化などを実現した実店舗「スマートストア」も、小売業界に登場するようになった。 スマートストアの運営システムは、実験中のものも含めてさまざまだが、「RFID」や「セルフレジ」を組み合わせた自動決済システムが、ベースになると考えていいだろう。 RFIDとは、商品に商品名や価格、製造年月日といった電子情報を入力し「RFタグ」をつけ、…

  • 2020.12.08

    進むDX、イケアが「IKEAカタログ」の発行を終了し、70年続いた冊子の歴史に幕

    イケアは1943年の設立から間もない51年、創業者であるイングヴァル・カンプラード自身が発行を開始し、70年にわたって発行し続けてきた冊子の「IKEAカタログ」の発行を終了すると発表した。日本でも、これまでポスティングによって各家庭に配布されていた。 背景には、情報収集のデジタル化がある。近年、お客の購買行動やメディアの在り方の変化を受け、IKEAカタログの需要は減っているという。 また、イケアとしても、より多くの人々とつながるための新しい方法としてデジタルを活用しながら、お客にさらに身近な存在となろうとしていることもある。 昨年、オンラインでの売上高は全世界で45%増加した他、IKEA.co…

  • ライフのセルフレジ

    2020.12.04

    セルフレジとは?仕組みやメリット・デメリット、セミセルフレジとの違いなどを解説

    新型コロナウイルスの蔓延を受けて、店舗の接客において不必要な接触を避ける「非接触」が推奨されるようになった。そのような状況の中で、スーパーやコンビニなどで導入が加速しているのがセルフレジだ。 セルフレジには、スキャンから決済まで全てお客が行うタイプと、スキャンのみ店員が担当するセミセルフレジと二通りに大別される。 本記事では、具体的な導入事例を交えつつ、セルフレジの導入が加速する背景や、導入のメリット・デメリットを解説していく。 セルフレジとは? スキャンを含めてすべて自分で行う「セルフレジ」 スーパーなどのレジでは最近、買い物客が買った商品の代金を、自動精算機で支払っている光景をよく目にする…

  • 2020.12.03

    平和堂が滋賀県大津市で建て替えオープンした平和堂石山の「コンパクトな総合業態」の店づくり

    平和堂は滋賀県大津市の平和堂石山店を2018年8月に閉店し、建て替えを進めていたが、11月12日に「平和堂石山」の新たな店名で新規オープンした。これで同社店舗は大津市内18店、滋賀県内75店、全社では155店となった。 1970年9月に開店した旧石山店は平和堂の4号店で、建物の5階に当時人気を集めていたボウリング場を併設。「ショッピング&レジャー」をうたった注目の商業施設として、全国から視察者が多数訪れた。 同店のオープン以前、平和堂では店舗ごとに商品仕入れを行っていた。商品部を新設してセントラルバイイングに踏み出したのは、オープン前年の69年のこと。ビル管理の子会社もその後すぐに設立した。す…

  • 2020.12.03

    2021年、注目のプロモーション・キーワードを知る

    株式会社SPinno 新型コロナウイルスの流行により、東京オリンピック・パラリンピックの延期や職場でのリモートワーク推奨など感染拡大防止のための「新しい生活様式」の広がりによる価値観の変化が起こりました。 一方、プロモーションにおいても、オンラインからオフラインへの消費行動の変化、購買心理の変化など大きな変化が起こり、企業は対応を模索するようになりました。2020年の店頭などにおける展開を振り返りながら、withコロナにおける2021年のプロモーション活動のヒントをご紹介します。 生活者の価値観・消費行動の変化    新型コロナの影響により生活者の価値観や消費行動には、次のような変化が起こりま…

  • 2020.12.03

    サミットが、ベルリン発、次世代型屋内垂直農法「Infarm(インファーム)」と提携・導入へ

    サミットは、ドイツ連邦共和国ベルリン市に本社を置く「Infarm – Indoor Urban Farming GmbH」(インファーム)、および東京都渋谷区に本社を置く日本法人の「Infarm – Indoor Urban Farming Japan株式会社」(インファーム・ジャパン)と提携した。 昨年から提携の可能性について協議を重ねてきたが、インファームの都市型農業を通じた食料の安全性・品質・環境負荷低減を追求するビジョンや企業姿勢と、サミットの事業ビジョン「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」や2021年度からの新中期経営計画「GO GREEN2022」の方向性が合致し、今…

  • 2020.12.01

    無人コンビニとは?仕組み等を日本国内の事例を交えて解説|セブン、ファミマ 、ローソン等

    コンビニ業界で、無人コンビニに対する挑戦が進んでいる。昨年、大きな話題となった人手不足に起因する24時間営業問題を解決する施策の一つとして、コンビニ各社が、無人コンビニの取り組みを進めている。 本記事では、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなど国内における無人コンビニへの取り組み事例を交えつつ、無人コンビニとは何かその仕組みから解説をしていく。 無人コンビニとは? 精算に店員を必要しない無人店舗 無人コンビニとは、レジ精算に店員を一切必要としない仕組みを採用したコンビニ全般のことを指す。 米国の「Amazon Go」などが先駆けて実証実験を開始しており、日本でもセブン-イレブンが20…

  • 2020.11.29

    カインズが次世代大型物流センターを三重県と埼玉県に新設、「ロジスティックス4.0」へ、業務自動化の新システムを開発予定

    カインズは、2023年秋以降の稼働開始に向けて、三重県と埼玉県に2カ所の物流拠点を新設することを決定した。 カインズはオリジナル商品を多数開発、SPA(製造小売業)として世界中から素材を調達し、生産管理、販売までを一貫して行っている。その拠点となる物流センターは現在、国内11カ所。物流網の整備によって商品の品質を維持しながらスピーディな調達と出荷を実現し、さらにITを活用した情報の一元化によって販売状況に合わせた「ジャストインタイム」の商品供給にも対応できる精緻なコントロール体制を構築している。 カインズとしては、18年の初めごろから、より保管・出荷能力の高い物流センターの開設を検討していたが…

  • 2020.11.27

    コニカミノルタが無料ウェビナーを開催、これからのリテール企業に必要なDXの取り組み・先進事例を紹介

    主要顧客である中小企業向けに、DX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティング、ITインフラ・アプリケーション提供などのDX支援サービスを展開するコニカミノルタが、変革が迫られるリテール企業に向けて、不確定な要素が多いいま、将来を見据えて取り組むべきDXを解説するセミナーを開催します。 〇開催方法:  Zoom 〇日時: Day1:12月9日(水) 11:00〜12:30 Day2:12月10日(木) 11:00〜12:30 〇申し込み: https://bs-offers.konicaminolta.jp/digital-workplace/seminar/20201209-10/f…

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