竹下浩一郎

「リテール・リーダーズ」編集長。1975年長野県上田市出身。中央大学文学部文学科英米文学専攻卒業後、小売業経営専門出版社の商業界に入社。スーパーマーケット経営専門誌『食品商業』編集部、チェーンストア経営専門誌『販売革新』編集部を経て2014年『食品商業』編集長就任。この間、世界最大級の食品見本市SIALパリの新商品国際審査員などを務める。20年5月ロコガイド入社、『リテールガイド』の創刊編集長就任。24年10月、メディアの『リテール・リーダーズ』へのリニューアルに伴い、同編集長就任。一般社団法人日本惣菜協会『中食2030』(ダイヤモンド社)「スーパーマーケットにおける中食の未来」執筆の他、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師、スーパーマーケットGood Action Initiatives推薦委員なども務める。ファイナンス修士(専門職)(中央大学)。モットーは「正直であること」。

  • D2Cブランドのショールーミングストア「INSEL STORE」がキラリナ京王吉祥寺にオープン

    京王電鉄がQoil(コイル)と共同で6月30日、キラリナ京王吉祥寺(東京都武蔵野市)の3階に、アパレル D2C(Direct-to-Consumer、自社で企画・製造した商品を自社サイトで直接販売する企業のこと)ブランド複数社による共同出店型のショールーミングストア「INSEL STORE(インゼルストア)」をオープンした。 INSEL STOREは、出店者であるD2Cブランドと、利用するお客が実際の商品を通じて実店舗での接点を創出すること目的に設置された。 昨今の新型コロナウイルス感染症の影響に伴う外出自粛などによって購買活動を変化させているお客に向けて「ショールーミングによるショートタイム…

    2021.07.01

  • ヤオコー川越藤間店オープン、サミット跡地にドミナントのすき間を埋める出店で、小商圏高シェア狙う

    ヤオコーは7月6日、埼玉県川越市に埼玉県内93店目となるヤオコー川越藤間店をオープンした。全社的には173店体制となり、埼玉県の他、千葉県31店、群馬県16店、東京都 12店、神奈川県9店舗、茨城県7店、栃木県5店の陣容になる。 東武東上線新河岸駅から約1.1km、上福岡駅から約1.5km、国道254号線川越街道沿いのサミットストア跡地への居抜き出店。戸建てや集合住宅、飲食店などが多いエリアで、周辺には自社の店も多い。 直線距離で東方向に約2㎞のイトーヨーカドー跡地には7月中に自社ふじみ野大原店(埼玉県ふじみ野市)がオープンを予定するなど、商圏内でのドミナントのすき間を埋める形の出店が続く形と…

    2021.07.01

  • 売上高5000億円、経常利益300億円突破で勢い増すオーケーが登戸店をオープン

    オーケーが6月22日、ディスカウントスーパーマーケットタイプの登戸店(神奈川県川崎市)をオープンした。売場面積はアンダー1000㎡の999.27㎡(302.28坪)の300坪型で、コンパクトな売場となっている。 フリースタンディングの賃借物件で、1階は駐車場に充てられ、売場は2階となっている。売場レイアウトは壁面側主通路に沿って青果から始まり、鮮魚、精肉、日配、惣菜と続く。和洋日配がまとめられている点は特徴的だが、全体的には比較的オーソドックスなパターンといえる。 300坪型の比較的コンパクトな売場ということもあってか、主通路に囲まれたグロサリーの売場はゴンドラに中通路を設けず、長い陳列線が特…

    2021.06.28

  • IKEA新宿が量り売り惣菜「スウェーデンバイツ」を導入した理由

    スウェーデン発の世界的なホームファニシングショップ、イケアと言えば、「郊外にある大型店」というイメージが強かった。ところが、イケアは、大都市圏の攻略も積極化している。とりわけ、強化しているのが首都圏だ。 東京都心では原宿、渋谷に続き、2021年5月1日には、東京を代表する繁華街である新宿に、「シティショップ」(都市型店)と位置付けるIKEA新宿をオープン。 フォーエバー21新宿店跡地で、伊勢丹新宿店などが立ち並ぶ新宿三丁目交差点(追分交差点)、地下鉄新宿三丁目駅にも至近と利便性が高い。地下1階~地上3階の4フロアで、総面積は約3270㎡だ。 オープニングセレモニーでイケアの日本法人、イケア・ジ…

    2021.06.21

  • ベイシアが、ブリとヒラマサの長所を併せ持つ「ブリヒラ」を全店販売、産学連携による小売業界初の取り組み

    ベイシアは6月16日から、近畿大学(大阪府東大阪市)が開発したブリとヒラマサのハイブリッド種「ブリヒラ」を、小型店フォーマットのベイシアマートを除くベイシア全店で販売すると発表した。 ブリヒラは近畿大学がブリとヒラマサの交配によって開発したハイブリッド魚。関連会社であるアーマリン近大を介して種苗(養殖のための稚魚)として販売され、養殖業者が年月をかけて成魚まで育てた後、ベイシアが販売を担当する。ブリ類ハイブリッド種の産学連携による本格生産は世界でも初めての事例となる。 50年以上かけて産業化、ベイシアと近大など産学の連携があってこそ実現 ベイシアは近畿大学の関連会社である食縁と2017年に「持…

    2021.06.15

  • Retail AIがスマートショッピングカートの次世代モデルを発表、店内UX向上と月額サブスクリプションプラン導入で国内外で拡大目指す

    トライアルホールディングスのグループ会社であるRetail AIは、スマートショッピングカートの次世代モデルを発表した。同モデルの主な新規性は「商品のスキャン漏れ時に発出する自動検知アラーム実装」「270億件のID-POSデータに基づく完全AI化したレコメンデーションアルゴリズム搭載」「導入のハードルを下げる月額サブリクションモデルでの提供」となる。 同社は、セルフレジ機能付きタブレットをショッピングカートに掲載したタイプのスマートショッピングカートを開発。 「テクノロジーによって新時代の買物体験を生み出し、流通の仕組みを改革することを目的」に開発されたもので、2018年2月から実店舗での正式…

    2021.06.11

  • ビオセボンがオンラインストアをオープン、SNSとリアル店舗の組み合わせ戦略で、そのポテンシャルはすでに見えている?

    オーガニック(有機)の商品を主力とした小型スーパーマーケット(SM)のBio c’ Bon (ビオセボン)を日本で運営するビオセボン・ジャポンは、6月16日から同社の商品がインターネットで買えるEC(電子商取引)サイト「ビオセボンオンラインストア」のサービスを開始する。 同社は、「オーガニックを日常使いする社会を構築する」をミッションに掲げながら出店を重ね、6月8日現在、東京都と神奈川県内に24店を展開。 今回は、「利用してみたいが近隣に店舗がなく機会がない」というお客の声も受けての取り組みで、出店地域以外への商圏の拡大が見込める。商品の特性などによって一部販売する地域を制限する場合があるが、…

    2021.06.10

  • ユニクロ浅草が6月4日オープン、「Our Neighborhood!」をコンセプトに浅草の街とRaaS的な取り組みも含めたコラボレーション

    ユニクロは6月4日、東京・浅草にある複合施設の東京楽天地浅草ビル1階、2階にユニクロ浅草をオープンした。プロモーションスペースを除くと、基本的に1階はレディス、2階はメンズとキッズ、ベビーといった売場構成。 同ビルには食品などの物産展のような施設として「まるごとにっぽん」が営業していたが、リニューアルに伴って大幅に規模を縮小。ユニクロはその跡地に出店した格好になる。7月には3階にフードサービスがオープンする。 コンセプトとして「Our Neighborhood!」を掲げ、浅草の店を含むさまざまな要素を全面に打ち出した特徴的な店となった。 地域とのコラボレーションを象徴する売場は2階のエスカレー…

    2021.06.06

  • ニトリと島忠ホームズが経営統合後初の融合型店舗「ニトリホームズ宮原店」をオープン

    ニトリホールディングスは、6月11日、家具・ホームファッションを展開するニトリとホームセンターの島忠とを初めて融合させた店舗となるニトリホームズ宮原店をオープンした。島忠・ホームズ宮原店を改装しての融合型店舗への転換となる。 ニトリグループ初の「新たなトータルコーディネート店舗」として客層の拡大を図り、お客に豊かな暮らしを提供していくとしている。 1階をホームセンターとし、2階はニトリと島忠相互の家具・ホームファッションを展開。ニトリと島忠のほぼ全ての商品を取り扱うことで、「住まいのことなら何でもそろう幅広い品揃え」とした。 「ニトリのホームファニシングは家の中が主体であったが、家の中、庭など…

    2021.06.04

  • ヤオコーが府中フォーリス店を駅近商業施設に出店、幅広い客層をターゲットに年商45億円目指す

    ヤオコーは5月25日、府中フォーリス店をオープンした。2つの大きな商業施設が隣接するフォーリスの地下1階への出店で、府中駅南口から歩いて4分という駅近の立地だ。退店した伊勢丹の専門店街の地下1階への出店。 「居抜きでの出店がここのところ増えていて、特に百貨店のリニューアルに合わせて、われわれの店を出店させていただくという機会が増えている。いままで出店した浦和パルコ店(さいたま市浦和区)、まるひろ南浦和店(さいたま市南区)についても好調に推移している」(川野澄人社長) ストアコンセプトは、「美味しさ・楽しさ・驚き・発見・感動を体感できるお店~世代を超えた新しいミールソリューションへの挑戦~」。 …

    2021.05.21

  • 無印良品がSM企業との協業店で目指す、「食を通じた地域とのつながり」

    無印良品を展開する良品計画が、JR港南台駅前にある多層階の商業施設「港南台バーズ」(横浜市港南区)内に関東最大の売場面積となる無印良品港南台バーズをオープンした。4月22日に衣料品と生活雑貨を扱う1階を先行オープンし、このたび5月14日に生鮮食品を含む食品を取り扱う地下1階をグランドオープンした。 港南台バーズでは2020年8月まで髙島屋港南台店が営業していた。良品計画などに跡地への出店依頼があり、今回の出店となった。 同店は「食」の大型専門売場を備えた店舗で、大阪府堺市北区のイオンモール堺北花田、京都市山科区の京都山科に続く3店目。関東では初めてとなる。 同店の三品正洋店長は、「無印良品とし…

    2021.05.21

  • コロナ禍決算|ヤオコー単体で驚異の32期連続の増収増益を達成、 今期も高いハードル乗り越え、単体は増収増益を目指す

    ヤオコーの2021年3月期の連結決算は増収増益となった。営業収益は5078億6200万円円(前期比110.3%)、営業利益は224億5800万円(同113.0%)、経常利益は222億1100万円(同113.2%)、当期純利益は145億9300万円(同117.1%)と2桁増収増益となった。 単体ベースで32期連続の増収増益を達成した。 販売管理費では最大の科目となる人件費などが上昇した一方で、売上総利益や営業収入が増加したことなどが影響し、大幅増益となった。折込チラシの自粛などによって広告宣伝費が下がった他、電気料単価が下がったことによって水道光熱費が下がったことも影響した。 「一言で申し上げれ…

    2021.05.13

  • 米国アマゾン、手のひら認証の「アマゾン・ワン」をホールフーズにも導入、狙いは買物体験向上のための「選択肢の増加」にあり

    「ジャスト・ウオーク・アウト」(商品を手に取って出るだけ)の技術を用いたアマゾンゴーのオープンによって小売業の精算やレジの考え方に大きなインパクトをもたらした米国アマゾンは、アマゾンフレッシュのリアル店舗で導入した商品識別機能付きで、レーンを通るだけで「アマゾンダッシュカート」に続いて、手のひらをかざすだけで入店、識別、支払いができる「アマゾン・ワン」を昨年開発している。 昨年9月にアマゾンゴーに導入したのを皮切りに、アマゾンゴーグロサリー、アマゾンブックスなどへと導入を拡大してきたが、導入店での感触が良いこともあって、このほど子会社のホールフーズマーケットへの導入が始まった。4月21日にシア…

    2021.04.28

  • セブン-イレブン、ロボットによる商品配送の実証実験本格化、エレベーターの連携で複数フロアへの配送も可能に

    セブン-イレブン・ジャパンとソフトバンクグループでロボット関連事業を行うアスラテック、ソフトバンクの3社は、自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」を使用してセブン-イレブンの商品を配送する実証実験を4月21日から本格化する。実証実験は6月30日までの予定。 3社は今年1月18日から、ソフトバンクの社員が「セブン-イレブンネットコンビニ」(セブン-イレブンの商品をスマートフォンで注文し、指定した場所で受け取れるサービス)で商品を注文し、その商品をソフトバンクの本社が入居する東京ポートシティ竹芝オフィスタワー(東京・港区)内のセブン-イレブン店舗から同じフロアの指定された場所までRICEが配…

    2021.04.21

  • イオン新中期経営計画をデジタル視点で読み解く、新キーワード「イオン生活圏」が意味するものとは?

    イオンはこのたび、2025年を最終年度とする新中期経営計画を発表した。 20年度を最終年度とする前中期経営計画で、グループ共通戦略として「リージョナル」「デジタル」「アジア」「投資」の4つのシフトに取り組んだが、新型コロナウイルスの影響も受け未達となった。20年度の営業収益10兆円の目標に対し8兆6039億円、同営業利益は3400万円の目標に対し1505億円の結果となった。 リージョナルシフトでは、地域密着の経営体制による事業基盤確立に向けて全国6エリアにおけるGMS(総合スーパー)、SM(スーパーマーケット)事業の経営統合による再編を完了。デジタルシフトでは、EC(電子商取引)強化に向け、英…

    2021.04.15

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