竹下浩一郎
「リテール・リーダーズ」編集長。1975年長野県上田市出身。中央大学文学部文学科英米文学専攻卒業後、小売業経営専門出版社の商業界に入社。スーパーマーケット経営専門誌『食品商業』編集部、チェーンストア経営専門誌『販売革新』編集部を経て2014年『食品商業』編集長就任。この間、世界最大級の食品見本市SIALパリの新商品国際審査員などを務める。20年5月ロコガイド入社、『リテールガイド』の創刊編集長就任。24年10月、メディアの『リテール・リーダーズ』へのリニューアルに伴い、同編集長就任。一般社団法人日本惣菜協会『中食2030』(ダイヤモンド社)「スーパーマーケットにおける中食の未来」執筆の他、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師、スーパーマーケットGood Action Initiatives推薦委員なども務める。ファイナンス修士(専門職)(中央大学)。モットーは「正直であること」。
-
Retail AIがスマートショッピングカートの次世代モデルを発表、店内UX向上と月額サブスクリプションプラン導入で国内外で拡大目指す
トライアルホールディングスのグループ会社であるRetail AIは、スマートショッピングカートの次世代モデルを発表した。同モデルの主な新規性は「商品のスキャン漏れ時に発出する自動検知アラーム実装」「270億件のID-POSデータに基づく完全AI化したレコメンデーションアルゴリズム搭載」「導入のハードルを下げる月額サブリクションモデルでの提供」となる。 同社は、セルフレジ機能付きタブレットをショッピングカートに掲載したタイプのスマートショッピングカートを開発。 「テクノロジーによって新時代の買物体験を生み出し、流通の仕組みを改革することを目的」に開発されたもので、2018年2月から実店舗での正式…
2021.06.11
-
ビオセボンがオンラインストアをオープン、SNSとリアル店舗の組み合わせ戦略で、そのポテンシャルはすでに見えている?
オーガニック(有機)の商品を主力とした小型スーパーマーケット(SM)のBio c’ Bon (ビオセボン)を日本で運営するビオセボン・ジャポンは、6月16日から同社の商品がインターネットで買えるEC(電子商取引)サイト「ビオセボンオンラインストア」のサービスを開始する。 同社は、「オーガニックを日常使いする社会を構築する」をミッションに掲げながら出店を重ね、6月8日現在、東京都と神奈川県内に24店を展開。 今回は、「利用してみたいが近隣に店舗がなく機会がない」というお客の声も受けての取り組みで、出店地域以外への商圏の拡大が見込める。商品の特性などによって一部販売する地域を制限する場合があるが、…
2021.06.10
-
ユニクロ浅草が6月4日オープン、「Our Neighborhood!」をコンセプトに浅草の街とRaaS的な取り組みも含めたコラボレーション
ユニクロは6月4日、東京・浅草にある複合施設の東京楽天地浅草ビル1階、2階にユニクロ浅草をオープンした。プロモーションスペースを除くと、基本的に1階はレディス、2階はメンズとキッズ、ベビーといった売場構成。 同ビルには食品などの物産展のような施設として「まるごとにっぽん」が営業していたが、リニューアルに伴って大幅に規模を縮小。ユニクロはその跡地に出店した格好になる。7月には3階にフードサービスがオープンする。 コンセプトとして「Our Neighborhood!」を掲げ、浅草の店を含むさまざまな要素を全面に打ち出した特徴的な店となった。 地域とのコラボレーションを象徴する売場は2階のエスカレー…
2021.06.06
-
ニトリと島忠ホームズが経営統合後初の融合型店舗「ニトリホームズ宮原店」をオープン
ニトリホールディングスは、6月11日、家具・ホームファッションを展開するニトリとホームセンターの島忠とを初めて融合させた店舗となるニトリホームズ宮原店をオープンした。島忠・ホームズ宮原店を改装しての融合型店舗への転換となる。 ニトリグループ初の「新たなトータルコーディネート店舗」として客層の拡大を図り、お客に豊かな暮らしを提供していくとしている。 1階をホームセンターとし、2階はニトリと島忠相互の家具・ホームファッションを展開。ニトリと島忠のほぼ全ての商品を取り扱うことで、「住まいのことなら何でもそろう幅広い品揃え」とした。 「ニトリのホームファニシングは家の中が主体であったが、家の中、庭など…
2021.06.04
-
ヤオコーが府中フォーリス店を駅近商業施設に出店、幅広い客層をターゲットに年商45億円目指す
ヤオコーは5月25日、府中フォーリス店をオープンした。2つの大きな商業施設が隣接するフォーリスの地下1階への出店で、府中駅南口から歩いて4分という駅近の立地だ。退店した伊勢丹の専門店街の地下1階への出店。 「居抜きでの出店がここのところ増えていて、特に百貨店のリニューアルに合わせて、われわれの店を出店させていただくという機会が増えている。いままで出店した浦和パルコ店(さいたま市浦和区)、まるひろ南浦和店(さいたま市南区)についても好調に推移している」(川野澄人社長) ストアコンセプトは、「美味しさ・楽しさ・驚き・発見・感動を体感できるお店~世代を超えた新しいミールソリューションへの挑戦~」。 …
2021.05.21
-
無印良品がSM企業との協業店で目指す、「食を通じた地域とのつながり」
無印良品を展開する良品計画が、JR港南台駅前にある多層階の商業施設「港南台バーズ」(横浜市港南区)内に関東最大の売場面積となる無印良品港南台バーズをオープンした。4月22日に衣料品と生活雑貨を扱う1階を先行オープンし、このたび5月14日に生鮮食品を含む食品を取り扱う地下1階をグランドオープンした。 港南台バーズでは2020年8月まで髙島屋港南台店が営業していた。良品計画などに跡地への出店依頼があり、今回の出店となった。 同店は「食」の大型専門売場を備えた店舗で、大阪府堺市北区のイオンモール堺北花田、京都市山科区の京都山科に続く3店目。関東では初めてとなる。 同店の三品正洋店長は、「無印良品とし…
2021.05.21
-
コロナ禍決算|ヤオコー単体で驚異の32期連続の増収増益を達成、 今期も高いハードル乗り越え、単体は増収増益を目指す
ヤオコーの2021年3月期の連結決算は増収増益となった。営業収益は5078億6200万円円(前期比110.3%)、営業利益は224億5800万円(同113.0%)、経常利益は222億1100万円(同113.2%)、当期純利益は145億9300万円(同117.1%)と2桁増収増益となった。 単体ベースで32期連続の増収増益を達成した。 販売管理費では最大の科目となる人件費などが上昇した一方で、売上総利益や営業収入が増加したことなどが影響し、大幅増益となった。折込チラシの自粛などによって広告宣伝費が下がった他、電気料単価が下がったことによって水道光熱費が下がったことも影響した。 「一言で申し上げれ…
2021.05.13
-
米国アマゾン、手のひら認証の「アマゾン・ワン」をホールフーズにも導入、狙いは買物体験向上のための「選択肢の増加」にあり
「ジャスト・ウオーク・アウト」(商品を手に取って出るだけ)の技術を用いたアマゾンゴーのオープンによって小売業の精算やレジの考え方に大きなインパクトをもたらした米国アマゾンは、アマゾンフレッシュのリアル店舗で導入した商品識別機能付きで、レーンを通るだけで「アマゾンダッシュカート」に続いて、手のひらをかざすだけで入店、識別、支払いができる「アマゾン・ワン」を昨年開発している。 昨年9月にアマゾンゴーに導入したのを皮切りに、アマゾンゴーグロサリー、アマゾンブックスなどへと導入を拡大してきたが、導入店での感触が良いこともあって、このほど子会社のホールフーズマーケットへの導入が始まった。4月21日にシア…
2021.04.28
-
セブン-イレブン、ロボットによる商品配送の実証実験本格化、エレベーターの連携で複数フロアへの配送も可能に
セブン-イレブン・ジャパンとソフトバンクグループでロボット関連事業を行うアスラテック、ソフトバンクの3社は、自律走行型配送ロボット「RICE(ライス)」を使用してセブン-イレブンの商品を配送する実証実験を4月21日から本格化する。実証実験は6月30日までの予定。 3社は今年1月18日から、ソフトバンクの社員が「セブン-イレブンネットコンビニ」(セブン-イレブンの商品をスマートフォンで注文し、指定した場所で受け取れるサービス)で商品を注文し、その商品をソフトバンクの本社が入居する東京ポートシティ竹芝オフィスタワー(東京・港区)内のセブン-イレブン店舗から同じフロアの指定された場所までRICEが配…
2021.04.21
-
イオン新中期経営計画をデジタル視点で読み解く、新キーワード「イオン生活圏」が意味するものとは?
イオンはこのたび、2025年を最終年度とする新中期経営計画を発表した。 20年度を最終年度とする前中期経営計画で、グループ共通戦略として「リージョナル」「デジタル」「アジア」「投資」の4つのシフトに取り組んだが、新型コロナウイルスの影響も受け未達となった。20年度の営業収益10兆円の目標に対し8兆6039億円、同営業利益は3400万円の目標に対し1505億円の結果となった。 リージョナルシフトでは、地域密着の経営体制による事業基盤確立に向けて全国6エリアにおけるGMS(総合スーパー)、SM(スーパーマーケット)事業の経営統合による再編を完了。デジタルシフトでは、EC(電子商取引)強化に向け、英…
2021.04.15
-
コロナ禍決算|ライフコーポレーション「守る」「攻める」「変える」で増収・大幅増益を達成、EC事業本腰で30年度1000億円を視野
ライフコーポレーションの2021年2月期の連結業績は、営業収益7591億4600万円(前期比106.2%)、営業利益273億8800万円(同197.3%)、経常利益281億5600万円(193.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益178億2400万円(227.5%)の増収増益。 コロナに対して、「守る」「攻める」「変える」という3点で対応をしてきた。まずは「守る」ということで、目先の売上げや利益ではなく、お客と従業員の安全と安心が最優先であることを大前提としてきた。これは今後も継続する。 「攻める」では、まず、ナチュラル志向のスーパーマーケット(SM)としての「ビオラル」事業の拡大を図った。…
2021.04.12
-
コロナ禍決算|U.S.M.Hは営業・経常利益2倍の大幅増収増益達成、デジタル化スピードを前倒し
マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東による連合体・ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)の2021年2月期の連結業績は、営業収益7338億5000万円(前期比106.1%)、営業利益191億2400万円(同204.4%)、経常利益194億3300万円(同201.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益88億4500万円(同540.5%)で増収増益となった。事業会社3社も全社増収増益となった。 上期は既存店売上高前年比の想定を100.5%と置いてスタートしたが、新型コロナウイルスの影響によって上期は107.6%での着地。 下期はアフターコロナの景気後退側面を想定し、防…
2021.04.09
-
ファミリーマートがTOUCH TO GOの無人決済システムを採用した店舗の出店を開始
ファミリーマートは無人決済システムの開発を進めるTOUCH TO GO(TTG)が開発した無人決済システムを活用した実用化店舗としてファミマ!!サピアタワー/S店(東京・千代田)を3月31日にオープン。 ファミリーマートとTTGの両社は2020年11月、ファミリーマートの既存店の省人化やマイクロマーケットへの事業領域拡大を実現することを目指し業務提携を発表、21年2月26日には資本業務提携契約を締結している。 TTGは20年3月にJR高輪ゲートウェイ駅の改札内部分の2階に第1号店を出店し、10月に外部導入の第1号店として東日本旅客鉄道(JR東日本)完全子会社の紀ノ國屋の「KINOKUNIYA …
2021.03.31
-
住友商事、サミット、トモズの3社がサミットストア鳩ケ谷駅前店に「健康コミュニティコーナー(けんコミ)」を導入
サミットが3月24日に鳩ケ谷駅前店を改装し、健康測定器を置き、常駐する管理栄養士に相談ができたりする場としての「健康コミュニティコーナー(けんコミ)」を導入した。 住友商事、サミット、トモズの3社協働による取り組みで、入口付近の衣料品のコルモピアがあった場所に、同じ住友商事グループのドラッグストアのトモズが出店し、その先頭の一角を充てた。それに伴い、改装前にあったレジ内のサミット運営の医薬品コーナーはなくした。 「けんコミ」では、8台の健康測定器(血圧、ストレス、糖化度、血管、ヘモグロビン、骨健康、野菜不足、体組成)を設置。これらを利用することで、お客が健康状態を自らチェックすることが可能とな…
2021.03.30
-
「ヤオコー蕨錦町店」オープン。ホームセンター核SCに出店した旗艦店クラスの最新店の売場とは?
ヤオコーは3月17日、埼玉県蕨市に蕨錦町店をオープンした。埼玉県92店目、全社では169店目になる。 イトーヨーカドー錦町店の建物をホームセンター企業のビバホームが再開発し、3月10日にビバモール蕨錦町としてオープンしたショッピングセンター(SC)内への出店。今回のオープンはビバモールとして第1期のオープンの位置づけで核店のスーパービバホーム蕨錦町店など日常使いの業態を中心にオープンし、4月に第2期オープンとして約30店の専門店がオープン予定。最終的には約40店から構成されるエンクローズ型のSCとなる。 ヤオコーは、スーパービバホームと通路を挟んで並ぶ形で1階に出店。位置づけとしてはスーパービ…
2021.03.24







