テクノロジー

  • 2023.02.27

    「Zaim トレンド for リテール」がリリース、家計簿データから流通チェーンの動向を可視化

    1,000万ダウンロードを超える個人向け家計簿サービス「Zaim」を運営する株式会社 Zaimは 2月24日、オンライン家計簿サービス「Zaim」に集まる購買ビッグデータを元に、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなど競合を含めた商圏内各チェーンの来店客数や利用単価動向、利用者属性から買い回りなどを可視化できる「Zaim トレンド for リテール」の提供を開始した。 「Zaim トレンド for リテール」の概要と特徴 「Zaim トレンド for リテール」は家計簿アプリに記録されたあらゆる購買データを元に、競合他社を含む流通チェーンの動向を可視化するデータ分析サービス。 これまで…

  • 2023.02.21

    ヤオコーが日立、オプティマムアーキテクトと組み、需要予測に基づく自動発注システムを全店で稼働

    ヤオコーは、日立製作所、オプティマムアーキテクトとAI(人工知能)による需要予測に基づく自動発注システムを導入し、2022年11月からヤオコー全182店で稼働を開始したと発表した。 導入後、発注業務に要していた時間が約3時間から約25分へと約85%短縮した他、在庫を約15%削減できたという高い精度を確認しているという。 導入したのは日立の「Hitachi Digital Solution for Retail/需要予測型自動発注サービス」をベースに構築したシステムで、さらにオプティマムアーキテクトのCategory Profit Managementをコア技術として活用している。 ヤオコーが従…

  • 2023.02.16

    Google Cloudが、アクセンチュアとともに小売業向けのクラウド技術活用支援を拡大

    Google Cloud が、アクセンチュアとともに小売業者のビジネスのモダナイズとクラウド技術の活用を支援する新たな取り組みを発表。 これには、データ分析、AI、商品検索における Google Cloud の主要機能の統合と、広く採用されているアクセンチュアの 「ai.RETAIL」 プラットフォームのアップデートが含まれる。 また、両社は共同顧客の成功事例をもとに、店舗運営の変革に必要なテクノロジーとリソースを小売業者に提供するための Go-To-Market イニシアチブに取り組む。 Google Cloud 向け ai.RETAIL  アクセンチュアの ai.RETAIL は…

  • 2023.02.05

    NRFビッグショー2023ハイライトレポート、インフレに直面する小売業が挑む新技術実用化と生産性向上、顧客体験向上

    1月にニューヨークで開催された全米小売業業界(NRF)ビッグショーには最新の小売戦略とリテールテクノロジーを求めて世界中から3万5000人以上が参加、エキスポでは1000以上の企業が出展した。 昨年までのショーでは、コロナ禍によって激増したEコマースへの対応やサプライチェーン問題を乗り切るため、ロジスティクスやフルフィルメント領域での革新的なリテールテクノロジーや事例が紹介されたが、今年はどの登壇者も「インフレの影響で2023年度上半期は厳しい」という見方を示した。 新味のある戦略や技術の紹介より、昨年までに出てきた新技術をいかに実用化して生産性や顧客経験を向上させるか、という議論に焦点が当た…

  • 2023.02.02

    トリドールHDが富士通の「AI需要予測サービス」を「丸亀製麺」にて採用

    トリドールホールディングスは、富士通が開発した「AI需要予測サービス」を、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の国内全823店舗(2023年1月31日時点)で採用する。 「AI需要予測サービス」は、気象データやトリドールHDが保有するPOSデータなどに基づいて店舗ごとの日別、時間帯別の客数や販売数を高精度に予測する。 これにより、「丸亀製麺」では、スタッフの適正配置や、従来、スタッフの知見で行っていた発注業務およびうどんの仕込み量の最適化、また店舗の空調などの適正稼働が可能になり、食品ロス削減、店舗の運営業務効率化やエネルギーマネジメントを実現するとしている。 両社は、今後もAIなどの先端テクノロジー…

  • 2023.01.24

    オンライン診療「LINEドクター」が日本調剤と連携、オンライン服薬指導の提供を開始

    LINEヘルスケアは、オンライン診療「LINEドクター」において、全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤と連携し、オンライン服薬指導の提供を開始する。 日本調剤との連携により、オンライン服薬指導を開始 オンライン診療「LINEドクター」は、LINEアプリ上で診療の予約、無料ビデオ通話での診療、決済を完結することができるサービス。 LINEユーザーであれば、新たにアプリをダウンロードすることなく、体調不良時にLINE上で医師とつながり診療を受けることが可能だ。本サービスは、より幅広い場面でオンライン診療を活用できるよう、2022年12月より、全国エリアを対象に院内処方薬の配送サービスを提供…

  • 2023.01.18

    Google Cloudが小売業向けの新たな4つのAIツールを発表

    Google Cloud は、小売業者が店頭の棚卸プロセスを変革し、EC サイトを強化して顧客によりスムーズで自然なオンライン ショッピング体験を提供するための 4 つの最新 AI テクノロジーを発表。 Google Cloud で JAPAC リテール&コンシューマ担当ディレクターを務める Sameer Dhingra は次のように述べている。 「ここ数年の急激な変化により、小売業界の状況は一変しており、小売業者がより効率的に顧客を惹きつけ、未来の変動による影響を最小化するために必要とするツールにも変化が現れています。不確実性はあるものの、小売業界には大きなチャンスがあります。未来のリーダー…

  • 2023.01.04

    小売業界を進化させる 小売業界が抱える課題 EXOTEC NIHONはどう効率化と自動化を実現するのか

    小売業界も自動化と効率化が急務だが、思うようにDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいない。この現状を打破するのがEXOTEC NIHONが提供する「Skypod」だ。 [PR/ITmedia]  「リテール未来会議2022 -Retail DX Conference-」が2022年11月2日に開催され、EXOTEC NIHONの立脇 竜氏(取締役社長)が「eコマースや複雑化するオムニチャネルに必須の倉庫自動化とは」と題して講演を行った。 激変する小売業の課題を解消する「倉庫の効率化のためのロボティクス」  小売業界を取り巻く環境は大きく変化している。eコマースの売り上げは年々伸び、…

  • 2022.12.15

    花王が『My Kao』の運用開始、生活者と直接つながる双方向のデジタルプラットフォーム

    花王株式会社は、2022年12月15日より、生活者と直接つながる双方向のデジタルプラットフォーム『My Kao』を立ち上げ、運用を開始する。 お客一人ひとりのKirei-Lifeを共創することを目的に、花王のDX(デジタルトランスフォーメーション)知見と資産を結集し立ち上げる、花王初の双方向デジタルプラットフォーム。 『My Kao』は、「知る」「体験する」「買う」「創る」の4つの機能からなる。また、One-IDでお客さまとつながり、お客さまを深く理解することで、さまざまなUX(顧客体験)を提供していく。 2022年12月時点では、生活者研究やモノづくりを通して得た知見をもとに、毎日のくらしに…

  • 2022.12.08

    人工知能とロボットの定義や違い、組み合わせた製品や活用事例、メリットなどを紹介

    2000年代に入り人工知能とロボットの実用化は加速し、近年では私たちの生活の中にも人工知能やロボットが浸透し始めている。 この記事では人工知能とロボットの定義を確認し、人工知能とロボットの掛け合わせから得られる効果を紹介していく。 また、2022年現在稼働している人工知能を搭載したロボット製品や、各業界における人工知能とロボットの導入事例を紹介。これからの社会とビジネスにおける、人工知能やロボットの展望を見ていく。 人工知能とロボットの関係 人口知能とロボットはしばしば同じような扱われ方をするが、実際の定義は異なる。ここでは人工知能とロボットの定義を明らかにし、その境界線を確認する。 人工知能…

  • 2022.11.28

    イオン九州、全340店舗を「店番長」でDX、実行力と生産性を向上

    [PR]株式会社リンコム ~店舗運営にスマートフォンを積極活用、従業員3万人で時間の無駄を省き、業務指示を徹底~ 株式会社リンコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野村剛志、以下リンコム)は、イオン九州株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:柴田 祐司、以下イオン九州)が全340店舗で、リンコムが開発・販売するチェーンストア企業向け店舗運営ソリューション『店番長』を2022年4月に導入したことをお知らせします。イオン九州ではDXによるストア・オペレーションの改革を目標に掲げ、『店番長』の活用により、スマートフォン・ファーストで業務効率の見直しを行い、従業員体験(EX)の向上を実限し…

  • 2022.11.09

    イオンリテールがOMO旗艦店を出店、DXで目指す「リアルでもネットでも買物の選択肢を増やし、1カ所で対応」の実現

    イオンリテールが横浜市保土ケ谷区に10月18日、グランドオープンしたイオン天王町ショッピングセンターは「世代をこえてくらしを豊かにするモノ・コトが見つかる“体験型ライフスタイル店舗”」としての位置づけを持つが、同時にさまざまなOMO(オンラインマージズウィズオフライン、オンラインとオフラインの融合)施策を組み合わせた旗艦店でもあるという。イオンリテールの店舗DX(デジタルトランスフォーメーション)の現時点での集大成であるともいえる。 総合スーパー(GMS)のイオンスタイル天王町を核店とし、42のテナントを展開するショッピングセンター(SC)で、前身は1977年にニチイ天王町店ショッピングデパー…

  • 2022.10.25

    トライアルがAI(人工知能)カメラによる「24時間顔認証決済」を一般導入、TRIAL GO日佐店で実証実験

    トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニーは、AIカメラを活用した「24時間顔認証決済」をTRIAL GO日佐店に一般導入し、導入拡大に向けた実証実験を開始すると発表した。同社によるとAIを活用した24時間顔認証決済は日本初になるという。 トライアルは、これまで世界初の小売りに特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買物カート「スマートショッピングカート」など、独自に開発したIoT(モノのインターネット)技術やAI技術を小売店舗に導入し、データの利活用を基に新しい購買体験を提供してきた。 さらに、福岡県宮若市をAI開発拠点とし、メーカー28社以上と共同で小売・流通業界の…

  • 2022.10.11

    ローソンがウオークスルー決済導入店舗「Lawson Go」を三菱食品本社に10月11日オープン、人流が戻るオフィスターゲット

    ローソンは、10月11日、レジに並ぶことなく素早く買物ができるウオークスルー決済導入店舗の「Lawson Go(ローソンゴー) MS GARDEN店」を三菱食品の本社(以下、「三菱食品本社」)にオープンした。同店は三菱食品本社に勤務する社員専用の店舗となる。 ローソンは、リアルの店舗網を生かした「新しい便利」、人と人とのつながりから生まれる「温かい未来」の実現を目指している。 ローソンとしては、立地などによって接客など温かなコミュニケーションが求められる店もあればできるだけ早く買物を済ませたいという利便性を追求した方が良い店舗もあると考えている。 その点、ローソンは、オフィス内やホテル内の店舗…

  • 2022.10.07

    特別寄稿 「フードテックとスーパーマーケットの協働」 SKSJ2022

    ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス社長 藤田元宏氏 プログラムマネージャー 満行光史郎氏 インタビュー 2022年9月2日 Foodbiz-net.com 道畑富美http://www.foodbiz-net.com/ フードテックをテーマとする国内最大級の食カンファレンス「SKS JAPAN 2022 -Beyond Community-」が、9月1日~3日に開催され、330社、約830名がリアル、オンラインで集った。 日本では、2017年より、シグマクシスがSKSJを主催し、年を重ねるごとに、副テーマにあるように、参加者数も増え、テーマもフードテックにとどまらず、人文あるい…

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