テクノロジー

  • 2021.01.19

    ライフコーポレーションが日本ユニシスと共同開発したAI需要予測自動発注システムを全店に導入

    ライフコーポレーションは、日本ユニシスと共同開発したAI(人工知能)需要予測による自動発注システム「AI-Order Foresight」を導入し、2021年2月までにライフ全店舗で稼働を開始する。 システム導入によって対象商品の発注作業時間の5割超の削減を目標とし、その時間を活用してお客への対応や売場メンテナンスの強化を図り、顧客満足度の向上と従業員の働きやすい環境の構築を目指す。 発注数を自動算出、メンテナンスも不要 ライフコーポレーションでは、ドライグロサリーを対象とする自動発注システムをすでに導入していたが、販売期間が短い牛乳などの日配品を対象とした高精度な自動発注システムの導入には至…

  • 2020.12.22

    スマートシェルフとは?最新の開発・導入事例を交えて解説

    流通業界でも最近、デジタル技術を活用した各種の“スマート”なITシステムが、続々と導入されるようになった。そうした中、セルフレジやスマートストアなどとセットで、「スマートシェルフ」なるものが取り上げられる機会が増えた。そこで、どんな仕組みなのか、どんな役に立つのか、そして、今後は普及していくのかといったことを紹介する。 スマートシェルフとは? AIやIoTといったデジタル技術の発達によって、人間がいなくても自動で高度な機能を担える「スマートハウス」や「スマート工場」が普及している。そうした中、流通業界では、在庫管理を効率化する「スマートシェルフ」という新しいITシステムが、注目されるようになっ…

  • 2020.12.16

    Raas(ラース)とは?小売サービス化の先進事例を交えて解説

    データ活用のソリューションは、クラウドベンダーなどが単体でそれぞれの小売にソリューション提供を行うのが一般的だったが、小売自身がベンダーなどと組んで、サービスを提供する動きもでてきた。「RaaS(ラース)」という新たな取り組みだ。 小売のサービス化「Raas(ラース)」とは? 「RaaS(ラース)はRetail as a Serviceの略で小売のサービス化という意味。小売企業が蓄積しているデータやノウハウを、ベンダーと連携したり、テクノロジー企業の技術をかけ合わせてサービスを作り外部に提供すること。 他の小売企業やメーカーなどを対象にしたBtoBサービスで、新たな収益を得ようとする取り組み。…

  • 2020.11.26

    RFIDとは?導入メリットから最新の活用事例まで解説

    小売・流通業でも普及するRFIDとは? 最近、商品流通の現場で、よく聞くようになったRFID。とはいえ、「何のことだかよく分からない」という人も、多いのではないだろうか? RFIDは、Radio Frequency Identificationの略称で、食品などの商品に商品名や価格、製造年月日といった電子情報を入力した「RFタグ」を付け、「リーダライタ」でRFタグの電子情報をやり取りする、一種の通信システムのことだ。 RFタグは、メモリが内蔵された大きさ数㎜ほどの記憶媒体。メモリは、電波などによって非接触で電子情報を入力したり、消去したり、書き換えたりすることができるようになっている。リーダラ…

  • 2020.08.31

    イトーヨーカ堂が「AI(人工知能)発注」の仕組みを全店導入、運用開始

    イトーヨーカ堂は9月1日から、AI(人工知能)を使った商品発注のシステムを全国のイトーヨーカドーの132店(うち33店については、テスト実施のため導入済み)に導入、運用を開始する。発注対象の商品は、カップ麺や菓子などの加工食品、冷凍食品、アイスクリーム、牛乳など、グロサリー、日配の計約8000品目。 発注の流れは、価格や商品陳列のフェーシング数などの情報、気温・降水確率などの天候情報、曜日特性や客数などの基本情報をAIシステムが分析、最適な販売予測数を発注担当者に「提案」し、店舗の発注担当者がこのデータを踏まえて発注の「判断」を行うというもの。 2018年の春からテストを実施してきた店では、店…

  • 2020.08.07

    シリコンバレー発「体験型ストア」b8ta(ベータ)が日本上陸

    「体験型ストア」として米国で小売関係者から注目されていたb8taが、日本法人であるベータ・ジャパンを通じて2020年8月1日、新宿マルイ本館1階と有楽町電気ビル1 階という都心の好立地に、日本初進出となる2 店を同時オープンした。 b8ta は15年、サンフランシスコ近郊のシリコンバレーの一角でもあるパロアルトに1号店をオープン。売場には平均的な大人の腰の高さほどのテーブルの形の什器が整然と並び、約60㎝×40㎝を1区画として、区画ごと什器の上に商品とタブレットが並ぶ。お客はそこにある商品の現物を実際に試すことができる他、その商品に関する情報をタブレット、もしくは売場にいる「テスター」と呼ばれ…

  • 2020.08.07

    TOUCH TO GOとは?無人決済店舗の仕組みや最新の動向を解説

    新型コロナウイルスの蔓延により、様々なシーンにおいて、ソーシャルディスタンスの確保や三密回避が求められている。このような社会的要請もあり、2020年以降、実店舗を省人化し、不必要な接触を回避するため、会計を自動化するセルフレジの導入が一気に加速した。 その中で、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗「TOUCH TO GO(タッチトゥゴー)」がその店舗数を増やしてきている。 本記事では、そんな「TOUCH TO GO」とは何か、その仕組みや最新の動向まで解説していく。 TOUCH TO GOとは? TOUCH TO GOとは、株式会社TOUCH TO GO(タッチトゥゴー、TTG)が、開発提…

1 ・・・ 7 8 9 10 11
9 10 11