精肉

  • 2024.02.07

    長期顧客を囲い込むために大切な月、店独自の商品開発の必要性|「これは押さえたい」精肉編・2024年3月

    月城流通研究所代表 月城聡之 2023年度の締めのタイミングとなる企業も多い3月。卒業シーズンと共に、新年度に向けた引っ越し、新たな生活が始まる重要な時季である。3月中旬までは店舗のある地域の学校行事のタイミングに合わせて、「ハレの日メニュー」を売場では展開する。 幼稚園や保育園の卒園式には、子どもの好きな唐揚げ、ハンバーグなど肉惣菜の展開はいつもよりも華やかに行いたい。小学校以上の卒業式には、ステーキ、焼肉などを提案していく。 下旬になると、引っ越しや新年度に向けた準備など、特に近隣に大学がある地域などは、新たに単身生活をスタートさせる学生も増えるため、新しく顧客となる若い客層をしっかりと取…

  • 2023.12.26

    定番商品を中心に確実に売上げ確保、一方で回復するインバウンドなども視野に|「これは押さえたい」精肉編・2024年2月

    月城流通研究所代表 月城聡之 年間を通して売上げを作りにくい月の1つが2月。年末年始で出費がかさみ、3月、4月で新年度に伴う異動や新生活に際しての出費も見込む時季となる。 また、ひと月の日数が少ないことで、曜日回りの影響が出やすい月でもある。しかしながら、精肉では定番のホットメニュー、大容量パック買い得商品、ウィークデーや弁当商材でも使えるアイテムが多いことから、定番商品を中心とした確実に売上げを確保していく地に足の付いた提案で、売上確保を狙っていく。 商売としてはオフラインからオンライン、キャッシュレス決済に変化を遂げており、もしかすると、近い将来リアル店舗は必要なくなるかもしれない。   …

  • 2023.12.10

    ポイントとなるしゃぶしゃぶを牛タンや豚を含めたバラエティで提案、肉惣菜はぜいたくに|「これは押さえたい」精肉編・2024年1月

    月城流通研究所代表 月城聡之 年始のハレの日メニューだけでなく、1月のホットメニューの展開では、鍋やしゃぶしゃぶを打ち出していく。 年始は、普段よりもグレードの高い商品の品揃えを強化。部位訴求や競合でも販売していない商品を品揃えすることで差別化を図っていく。 年始商戦が終わると、成人の日が2024年1月8日(月)、大学入学共通テスト(旧センター試験)が同1月13日(土)14日(日)で開催されるため、それぞれのイベントに合わせた商品ラインアップを展開し、売上確保を狙う。 1月後半は大きなイベントがないため、定番商品のよりどりセールや均一セールを行い、買上点数を上げ、売上げを取っていくと良い。 さ…

  • 2023.11.09

    「焼肉」が鍵となる年末商戦、大型パックだけに頼らない「新しい年末提案」を|「これは押さえたい」精肉編・2023年12月

    月城流通研究所代表 月城聡之 日本の人口が減少していることは、過去にニュースでも報じられていて、知っているの人も多い。しかし、23年は世帯数も減少に転じる節目の年であることを知っている人は少ないのではないか。 国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本の世帯数の将来推計」によると、日本の世帯数は23年がピークとなっており、23年の世帯数5418万9000世帯が、40年には5075万7000世帯と、17年間で約340万世帯少なくなることが推計されている。 東京都の総世帯数が722万世帯であるので、東京都の半分近くの世帯が消滅するのと同等の規模である。 世帯数が減少するということは、つまり、空き…

  • 2023.10.05

    秋冬メニューのしゃぶしゃぶはやはり「牛」で提案、エスニック料理はインドに注目|「これは押さえたい」精肉編・2023年11月

    月城流通研究所代表 月城聡之 秋冬メニューの王道「しゃぶしゃぶ」を、定番商品と付加価値商品ですみ分けをして売上げを確保していく。 「しゃぶしゃぶコーナー」の売上げの核となるのは、豚ロースや牛カタロースの薄切りであるが、変わり種商品があることで、さらにしゃぶしゃぶコーナーのボリューム、売上げのボリュームが上がる。 畜種、部位、食べ方含めてさまざまな角度から、しゃぶしゃぶコーナーに幅を持たせていく。 牛肉 国産黒毛和牛ザブトン(カタロース)牛しゃぶ用 100g当たり980円 黒毛和牛カタロースの中でも「ザブトン」を使用した商品化を行う。希少部位人気でザブトンのネーミングを知っている消費者も多く、そ…

  • 2023.09.08

    気温の変化を受けながらホットメニューへ、焼いてご飯に混ぜるシリーズにも注目|「これは押さえたい」精肉編・2023年10月

    月城流通研究所代表 月城聡之 2023年は気候変動により外気温が例年よりも高いといわれているが、徐々に冬に向けて気温が下がり始めてきている。 例年、9月から「ホットメニュー提案」も充実した売場づくりを目指しているが、外気温が高いと「焼きメニュー」での売りが強く、無理にホットメニュー展開するよりも、焼きメニューでの売上げを作る方が容易であったことと思う。 10月に入り、徐々に下がる気温を見越して、秋冬で売上げを確保していくすき焼きや鍋の提案を挟んでいくことで、今後の売上確保につながる売場づくりを行なうことができるようになる。 秋冬メニューの展開と共に、定番の夕食メニューや肉惣菜提案を充実させるこ…

  • 2023.07.31

    気温も高くアウトドア需要も引き続き必要、焼きメニューの提案などで工夫を|「これは押さえたい」精肉編・2023年9月

    月城流通研究所代表 月城聡之 9月は暑さのピークは超しているものの、外気温はかなり暑く、地域によっては豪雨や洪水、台風の影響があり、日常生活が天候によって左右される。 最近は、台風が来なくても線状降水帯の影響が各地で大雨の影響が出ており、スーパーマーケット(SM)も営業できないという非常事態も起きている。 特に、水害が起きそうな店舗に関しては、従業員の身の安全を第一に考えた対応を優先する必要がある。その上で、天気に合わせた、ウェザープロモーションを考えた売場づくり、商品作りは各店舗でしっかりと考えて対応したい。 台風に備えた「台風コロッケ」というのが、台風が来る直前に大量に売れるという、ネット…

  • 2023.06.26

    アウトドアのおいしく食べるキャンプ飯、インドアの焼肉をいっしょに喚起で盛り上げる|「これは押さえたい」精肉編・2023年8月

    月城流通研究所代表 月城聡之 空前のキャンプブームが到来している。コロナ禍は家でキャンプという、家中需要でキャンプギアが各家庭でそろっているため、今年はそのキャンプギアを使って、本格キャンプを楽しむ家族やグループが増えている。 また、キャンピングカーを街中でもよく見かけるようになったのも、外出をする機会が増えたと言うこと他ならない。一方で、全国的に普及してきている冷凍自販機、最近では「肉自販機」も増え、アウトドアアイテムなどの品揃えが充実している場合もある。肉冷凍自販機も、焼き材を中心に、味付け肉をはじめ売れている。 冷凍技術や販売形態の多様化により、精肉は店舗で購入しなくても、自販機やネット…

  • 2023.05.29

    増加見込まれるアウトドア需要の準備、地方名物メニューにも注目|「これは押さえたい」精肉編・2023年7月

    月城流通研究所代表 月城聡之 コロナが5類になってからの初めての夏休みがスタートする。ここ2~3年とは異なる動きをするため、昨年と同じ売場づくりとはならないようにすること。 ゴールデンウィークの動向を見てみると、海外旅行や中長距離の旅行に行く人も確実に増えているが、「安近短」で自家用車やレンタカーで出かけることができる場所に、旅行した人が7割近くいたようである。 少しずつ旅行に対する復調の兆しが出ており、2023年の夏休みは大幅に旅行する人も増えることと考えられる。特に近場のキャンプ場やアウトドア施設がある場合は、特に需要が大きく見込まれるため、その準備は怠ってはいけない。 また、「安近短」の…

  • 2023.05.01

    牛肉は夏場に向けて食べ方提案で効率的に売り込みを|「これは押さえたい」精肉編・2023年6月

    月城流通研究所代表 月城聡之 コロナ禍からの開放感にあふれる日本に、食肉の力でさらに元気を与える提案を売場でも行っていく。夏場に向けた焼肉提案が所得の減少もあってか売れにくくなり始めている、牛肉を効率的に売り込む提案、食べ方提案を駆使して売場づくりを実施していく。 併せて、売り逃しをしないために、豚鶏はきっちりと販売して足固めして、安定した売上げを作っていきたい時季である。 昨今、新型コロナウイルスにはじまり、ウクライナ情勢、鳥インフルエンザなど、精肉相場を外部環境が大きく揺れ動かしている。特に鳥インフルエンザの影響は、かつてないほどに大きく影響しており、通常の流通量に戻るまで1年程度必要とも…

  • 2023.04.03

    アウトドア向けが復活予想、羊肉や副産物の活用も|「これは押さえたい」精肉編・2023年5月

    月城流通研究所代表 月城聡之 新型コロナウイルスの感染症法上の分類が、ゴールデンウィーク明けの5月8日から2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられる。 おそらくゴールデンウィークには、今までの外出控えから、かなり多くの人がアウトドアや行楽に出かけることが想定される。 そのため、特にキャンプ場や行楽地では、この2~3年とは商品の動きが異なることに注意して、売場づくりを行なわなければならない。 バーベキュー需要は、8月の盆商戦にも大きく影響する。バーベキュー商材のインパクトのある商品を売場で展開して、消費者の買い控えていた消費欲求を爆発させ、売上げに貢献出来るよう準備を行いたい。 …

  • 2023.02.27

    新しい生活に向けた商品化、Z世代に向けては「コスパ」と「タイパ」で売り込む|「これは押さえたい」精肉編・2023年4月

    月城流通研究所代表 月城聡之 新学期や新年度、新しい生活が始まり新規一転する春は、精肉売場も、気分一新でレイアウト変更をすると良い。 一般的に春夏、秋冬で焼肉売場や鍋売場などを設置することや、模様替えすることが多いが、期の変わり目にも変化が見られると消費者としても、新たな気分で買物をすることができる。 特に、4月は新たに弁当や朝食、夕食を自分で作るなど、意識の変化が大きく変わるタイミングのため、そこに合わせた商品提供、販促なども行うと良い。 また、春先から花見など少しずつ外出する機会も増え、4月の月末からゴールデンウィークに向けたアウトドア提案も、少しずつ行っていくことが重要である。 アウトド…

  • 2023.02.16

    注目の肉惣菜、部門としても調理工程の追加など考え方の一新を|「これは押さえたい」精肉編・2023年3月

    月城流通研究所代表 月城聡之 卒業、年度末など日本では年度が変わる最後の月となる。 地域の幼稚園、保育園、学校などの行事を知ることで、ハレの日メニューの売り逃しのないように、事前準備が大切な月となる。 幼稚園、保育園の卒園式には、子どもの好きな唐揚げやハンバーグなど、小中高になると、ステーキなど少し高いハレの日メニューを提案する。 3月後半は新年度に備えて、引っ越しや新たな職場での準備などばたばたすることも多いため、簡便メニューや肉惣菜メニューを充実させることで、売上げを確保していくことができるようになる。 精肉の商品化は、鶏肉では袋から開けてトレーパックに商品化したり、豚肉や牛肉をトリミング…

  • 2022.12.14

    どうする? 2023年の商品と売場 精肉編|商品を安く調達できる時代の終焉と買い負け、商品化で適正価格を目指す発想の転換を

    まずは、精肉を取り巻く景況感について触れたい。 牛肉 「国産牛肉」に関しては、農畜産業振興機構(ALIC)の需給予測(10月27日公表)では、10月、11月は和牛の頭数は減少。交雑牛、乳牛で出荷頭数の増加が見込まれる。 最近の3カ月平均(9月~11月)では、国産牛全体の出荷頭数が97万5000頭(前年比103.3%)、生産量30万5000t(同102.4%)で、前年同期を上回る予測となる。 「輸入牛肉」は、国内需要低下、為替などの影響から大幅に減少している。 特に10月は大きくその影響が出ており、輸入合計が45万2000t(前年比81.9%)、チルド16万5000t(同80.5%)だった。 し…

  • 2022.08.10

    特別寄稿 秋以降の原料高騰、コスト高対策 精肉編 原料高騰は産地変更で対応、付加価値への転換を

    新型コロナウイルスに始まった工場や港湾労働者などの人手不足、輸送コンテナ不足など物流の乱れ。ロシアによるウクライナ侵攻での穀物相場高騰、エネルギー価格の上昇、急激な円安など、外部環境が著しく変化している。 特に、今年に入ってからのロシアによるウクライナ侵攻は、家畜の穀物や燃料費に直接影響しており、秋以降さらに食肉の相場が上昇するのは、すでに肌に少しずつ感じていると思う。 さらに、輸入肉などは他国の方が高く購入するため、日本が買い負けをしている現実も見逃せない状況である。豪州産のショートプレートなどについて、韓国に買い負ける話は以前から耳にしていると思うが、最近では、豚肉がフィリピンに買い負ける…

1 2
1 2