事例・データ

  • 2021.11.04

    トライアルのスマートストア外販2例目、スーパーセンターTAIYO本渡店にスマートショッピングカート導入

    トライアルホールディングス傘下のRetail AIが、熊本店天草市に本社を構える太陽企業グループの太陽電気工業所が運営するスーパーセンターTAIYO本渡店に11月2日からスマートショッピングカートを納入した。 Retail AIが手掛けるスマートショッピングカートは、キャッシュレス決済機能付きタブレットを搭載した買物カートで、これまで51店で合計約5300台を導入済み。専用のプリペイドカードをカートに登録し、付属するスキャナーでお客⾃らが商品バーコードを読み取りながら買物を進める方式。 通常のレジでの商品登録や会計の手順を省くことができ、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますこと…

  • 2021.11.02

    セブン&アイ首都圏食品戦略を担うSM最新店、ヨークフーズ八柱さくら通り店がオープン

    セブン&アイ・ホールディングスが、グループの成長戦略の要と位置付ける「首都圏食品戦略」。 昨年6月、ヨークマートをヨークに社名変更し、イトーヨーカ堂の「食品館」と「ザ・プライス」、フォーキャストの「コンフォートマーケット」などを統合する組織再編を行った。 新体制の発足に伴い、プロセスセンターやセントラルキッチンの導入を図り、製造、配送、販売が一体化したマーチャンダイジング(MD)を強化、これまで各社が構築してきたMDを統合しさらなるシナジーを目指していこうとしている。 また、質の高い新規の出店や既存店の店舗改装を進め、店舗の省人化と豊富な品揃えを両立し、地域の顧客ニーズへの対応を図って…

  • 2021.10.26

    ヤオコー和光丸山台店がオープン、ヤングファミリー特化の旗艦店

    ヤオコーは10月14日、埼玉県和光市に和光丸山台店をオープンした。半径1kmの商圏内では人口が増えており、とりわけ、20~40代が多い。 また、単身世帯が49.6%を占め、中でも若い単身者の割合が高い。そこで、冷凍食品や惣菜など利便性が高く、商圏ニーズにマッチする商材を強化した。売場面積は約825坪。初年度売上げ目標は28億円を計画している。 同店は、和光市駅南口から約800mに立地、川越街道などにも近く交通至便だ。和光市駅は東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線が通っており、東京都心へのアクセスにも恵まれている。 そのため、通勤、通学に好適の住宅地として、開発が進められているエリアなのだ。…

  • 2021.10.05

    ロピアとコストコ、尼崎の共存に「多くのお客でにぎわう店」の理由を探る

    ロピア、コストコは「低価格+オリジナル商品」が基本 尼崎にはコストコとカルフールを引き継いだイオンの総合スーパー(GMS)、昨年10月にオープンしたロピアが隣接して出店している。 ロピアのオープンから9カ月ほど経過した同エリアに訪れてみた。ロピアは肉が強いだけでなく価格も安い。常に安い価格で販売している印象だ。 売場で注目した商品に子会社である利恵産業の冷凍レディミールがある。冷凍平ケース2本を使い、ファミリー向け冷凍レディミールを約10種類販売していた。2、3人前の容量で価格は980円~と安く設定している。包装形態は耐熱トレーに料理を盛り付け冷凍、その上に写真付きの紙包装を行うことで高級感を…

  • 2021.10.01

    ヤオコーが自社工場製造商品の新ブランド「eat!YAOKO」をリリース、10月1日から順次展開

    ヤオコーは、看板商品として支持の高い自社工場製造商品について、「自信をもってお勧めする商品として、より明確にお客様へお伝えするため」リブランディングを実施し、新ブランド名となる「eat!YAOKO」として、10月1日から順次展開を開始した。 ブランドメッセージを「自社製造のお弁当・麺・お惣菜を通じて、美味しくて楽しい食生活のお手伝いをします」とし、コンセプトは「①自社製造だからこそ、美味しくするためには労を惜しまず、②優れた食材、たゆまぬ研究を重ねた調理方法、③家族にも安心して提供できる安全な製造環境」の3点。 「企画」「製造」「販売」の全工程を自社工場が担うことで、バイヤーの「是非食べていた…

  • 2021.09.29

    ライフコーポレーションが文京区に初出店となる2層約150坪のコンパクトタイプの本郷三丁目駅前店をオープン

    ライフコーポレーションは9月25日、ライフ本郷三丁目駅前店をオープンした。同社としては東京都文京区への初出店となった。 都営大江戸線、東京メトロ丸ノ内線の本郷三丁目駅から約200m、徒歩約3分と駅至近に立地する13階建てマンションの1、2階への出店。売場は2層で約150坪のコンパクトな売場となっている。 周辺には東京大学やオフィスがあるため、通勤、通学前の利用も見込み、平日は8時から開店する。店舗から半径1㎞圏内は単身世帯比率が60.6%と高く、18.9%の2人世帯比率と合わせて全体の約8割が少人数世帯となっている。 年齢別人口構成は30代が17.5%と最も高く、次いで40代が16.3%となっ…

  • 2021.09.17

    ライフコーポレーションが京都市内5年ぶりとなる四条烏丸店をオープン、近畿圏初のホテルと共同出店

    ライフコーポレーションは9月15日、京都市下京区にライフ四条烏丸店をオープンした。京都市内には5年ぶりの新規出店となった。今回のオープンによって同社の店舗数は首都圏124店、近畿圏158店の計282店となった。 阪急京都本線烏丸駅、京都市営地下鉄烏丸線四条駅から西へ約500mに位置し、京都市内有数の繁華街である四条烏丸の西側、京都市内を東西に貫く幹線道路である四条通に面した北側に位置。 入居するビルの3~8階には、「リッチモンドホテルプレミア京都四条」が2022年3月上旬に開業予定。近畿圏では初のホテルとの共同出店となる。 店舗周辺は大通りに囲まれ、オフィス、ホテル、マンション、戸建住宅が密集…

  • 2021.09.10

    新宿の無印良品2店が同時リニューアル、地域と連携しながら環境や社会課題、くらしを考える施設に

    無印良品を展開する良品計画は、 新宿地区の中心部に位置する「MUJI新宿」「無印良品新宿」を9月10日にリニューアルオープンした。 無印良品は1980年の創業時から、自然とのより良い関係を考えた事業活動を行ってきた。MUJI新宿は、環境や社会の課題に目を向けた商品、サービスと、アート、デザインをテーマとした雑貨、家具に特化した旗艦店として生まれ変わった。 一方、 「無印良品 新宿」は化粧品や掃除用品、冷凍食品、日替わり弁当などのくらしの基本となる日用品を拡充した。 新宿には、無印良品が4店あるが、今回、改めてそれらの役割を定義した。中心部にあり、距離も近い2店であるMUJI新宿、無印良品新宿を…

  • 2021.09.02

    フーコット飯能店で圧巻の酒売場分析、ヘビーユーザーに応える大衆酒特化戦略を解説する

    ヤオコーのディスカウントフォーマットとして注目されるフーコット飯能店。決済は現金のみ、冷蔵什器の使用を極力抑えるなどコストを削減して低価格を実現する。 酒売場にもこの方針が貫かれ、酒のヘビーユーザーの支持を集めそうな売場に仕上がった。その特徴をフロアレイアウト、什器、品揃え、価格設定の順に見ていこう。 酒売場は第3主通路突き当たりのベストポジション、売場全体の1割を配分 酒売場の売場位置はワンウエーにコントロールされた第3主通路の突き当たりで、入店したお客は青果、鮮魚、精肉、惣菜、日配と進んで、最後に酒売場と出会う。この位置は一般的なスーパーマーケット(SM)の酒類販売には最適だ。 理由は2つ…

  • 2021.08.20

    オープンから8カ月の「パレッテ」、イオンが仕掛ける新たなディスカウントストアは日々、進化中

    昨年12月に1号店をオープンしたイオンの新たなディスカウントストア「パレッテ」が日々、進化を遂げている。1号店の高座渋谷店(神奈川県大和市)に続き、下末吉店(横浜市鶴見区下)、大和鶴間店(神奈川県大和市鶴間)をオープンし、現在3店体制となった。 ホームページを見るとストアコンセプトは「Quality!(高品質の商品を低価格で)」「Story!(物語の宿る、商品開発力)」「Surprise!(驚き、感動のある価値提供)」となっている。 パレッテの店を見ていると、ドイツで誕生し、ヨーロッパやアメリカなど進出国でその低価格を武器に成長を遂げているハードディスカウンター、あるいはリミテッドアソートメン…

  • 2021.08.13

    フーコット飯能店、オープン1週間後の生鮮売場を販売政策、オペレーションの視点から分析する

    アズライト代表 榎本博之 オープンからちょうど1週間後の8月10日、火曜日に訪店した。3連休明けの平日であったが、客入りはまずまずである。 第3弾チラシがこの日から始まっていた。表面は日替わり(4日間)アイテム、裏面は4日間の通しアイテムとエブリデーロープライス(EDLP)での各部門の推奨商品の紹介である。今後、さらなるEDLPでの対応を進めるのであれば、チラシの配布は必要なくなるだろう。この辺りの検証と対応も楽しみである。 生鮮売場レイアウトは、青果→鮮魚→精肉→惣菜の順に売場トップから第2主通路最後までを占めている。ただし、加工肉は精肉から外れた場所で展開。洋日配のヨーグルト売場の対面に位…

  • 2021.07.26

    ヤオコーが駅近立地500坪型の天王台店を千葉県我孫子市にオープン、7月は3店の大量出店

    ヤオコーは、7月29日、千葉県我孫子市に天王台店をオープンした。千葉県我孫子市には初出店となり、同柏市、同印西市、茨城県取手市、同龍ケ崎市の結節点に位置していることから、空白エリアを埋めていく戦略の一環。 千葉県では32店目となり、他、埼玉県94店、群馬県16店、東京都12店、神奈川県9店、茨城県7店、栃木県5店で全社175店体制となる。 7月6日に埼玉県川越市にオープンした川越藤間店、21日に同ふじみ野市にオープンしたふじみ野大原店に続く、この7月の3店目の出店となる。 出店場所は、通勤通学者が多く利用するJR常磐線の天王台駅から約140m、徒歩約2分、周辺にはワンルームマンションが多く、住…

  • 2021.07.02

    ヨークが食品スーパーマーケットで初めて国際基準の水産エコラベル「MEL認証」取得

    ヨークは、⽔産資源の持続的利⽤や環境に配慮した漁業・養殖業に関する国際規格に準拠した日本発の水産物の認証制度である「MEL(マリン・エコラベル・ジャパン、メル)認証」を、食品スーパーマーケットとして初めて取得。6月30日から第一弾として、「MELマーク」を付与したマダイの販売をほぼ全店で販売開始した。 今後、マダイに続き、ブリ、カンパチ、ヒラメの計4魚種に「MELマーク」を順次付与していく。当初は4魚種、5生産者の商品を展開するが、今後、魚種、生産者を拡大していきたいという。 「MEL認証」とは、マリン・エコラベル・ジャパン協議会が運営する水産エコラベルで、生産段階(漁業)、生産段階(養殖)と…

  • 2021.06.24

    ネクストミーツの代替肉商品が全国のイトーヨーカドー店舗で販売へ

    焼肉用代替肉を開発するネクストミーツが、焼肉用代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」の販売を6月24日から全国のイトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドー」に順次拡大していくと発表した。 3月29日から関東圏の11店の精肉売場で販売を開始。好評を受けその後、4月27日からは順次販売店舗を拡大し、1都9県の102店に拡大していた。 今回、販売店舗を全国に拡大。ネクストミーツとしては、今回の全国展開によって日本各地で手に入りやすくなることで代替肉がより身近な存在となり、代替肉とその背景にあるさまざまな環境問題への意識や関心が高まることを期待している。

  • 2021.06.22

    イオン九州が米国産品を打ち出した「おうちで楽しむアメリカンスタイル!」を実施、旅行困難な中で大きな反響

    イオン九州が5月28日(金曜日)から5月30日(日曜日)までの週末の3日間、九州内の「イオン」「イオンスタイル」62店で「おうちで楽しむアメリカンスタイル!」の企画を実施した。 期間中はアメリカンビーフやアメリカンポーク、オレンジやアメリカンチェリー、冷凍ポテト、「プランターズ」のナッツを中心に、アメリカを代表する食材、最大30品目を大々的に展開した。 部門や常温、冷蔵、冷凍など温度帯の違いから各売場での展開となったが、アメリカの国旗の3色をあしらったキービジュアルを活用することで統一感を持たせた。店内全体がアメリカの雰囲気で包まれることで、買い回りの意味でも効果があったと考えられる。 マック…

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