事例・データ

  • 2021.04.09

    コロナ禍決算|U.S.M.Hは営業・経常利益2倍の大幅増収増益達成、デジタル化スピードを前倒し

    マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東による連合体・ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)の2021年2月期の連結業績は、営業収益7338億5000万円(前期比106.1%)、営業利益191億2400万円(同204.4%)、経常利益194億3300万円(同201.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益88億4500万円(同540.5%)で増収増益となった。事業会社3社も全社増収増益となった。 上期は既存店売上高前年比の想定を100.5%と置いてスタートしたが、新型コロナウイルスの影響によって上期は107.6%での着地。 下期はアフターコロナの景気後退側面を想定し、防…

  • 2021.04.07

    ヤオコーが再生可能エネルギーの導入開始|サポートセンターなど5施設で

    ヤオコーは4月からサポートセンター、デリカ・生鮮センター、熊谷物流センター、川越研 修センター、川越美術館の5施設で、エバーグリーン・マーケティング(EGM)が提供するトラッキング付非化石証書を活用した実質再生可能エネルギー100%となる電力導入開始した。 EGMは、脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックスと東京電力エナジーパートナーが共同出資する形で、2021年3月29日に設立された。再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気などを特別高圧・高圧の法人向けや低圧の個人向けに供給している。 ヤオコーがEGMから調達する電力は、再生可能エネルギー電源から調達した FI…

  • 2021.04.05

    ベイシアとマルハニチロが中性脂肪を下げる生のカンパチを「機能性表示食品」として発売開始

    ベイシアは4月7日から、「機能性表示食品」の生のカンパチの販売を、一部店舗を除く自社店舗で開始した。マルハニチロが鹿児島県の奄美大島、桜島にあるマルハニチログループの養殖場で養殖するDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)を含有するカンパチについて、中性脂肪を下げる効果がある「機能性表示食品」として表示、販売する。 商品名は「生鮮プレミアム 活〆かんぱち」。価格は、サクが100g当たり本体価格498円(総額538円)、スライス(刺身)が7切れ同398円(同430円)。 ベイシアとマルハニチロは、鮮魚における機能性表示食品の開発に取り組んできたが、このたび、ベイシアが生鮮食品…

  • 2021.03.26

    自分にぴったりの食を好む消費者にどう向き合うか?|世界の動向から学ぶ

    「自分に最適な食事や栄養って何だろう?」。これは、誰もが一度は考えたことがあると思う。オーダーメイドは、もはやスーツや家具だけではない。その流れが本格的に食の分野にも広がってきた。 当社調査によると、世界の消費者の3分の2近くが、個人のスタイル、信条、ニーズに合わせて商品を選択することが増えたと回答している。さらに、自分に適した栄養ニーズ(パーソナライズド・ニュートリション)も高まっており、食のオーダーメイドの気運は高まるばかりだ。 また、技術の進歩もこのトレンドを後押ししている。食品開発の技術だけでなく、例えば遺伝子解析や、ITやAI(人工知能)を組み合わせたサービスもいろいろと見受けられる…

  • 2021.03.26

    広がる「精肉売場」での代替肉販売、ネクストミーツの代替肉商品がイトーヨーカドーで販売開始、展開店舗数も拡大へ

    焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズや100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」、代替肉ハンバーガー「NEXTバーガー」などを販売するネクストミーツは、2021年3月29日からイトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドー」の関東圏の11店で焼肉用代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」を精肉売場で販売を開始。 好評を受けその後、4月27日からは順次販売店舗を拡大。1都9県の102店に拡大することとなった。これらは完全植物性の商品で、動物性原料は一切含まない。 昨今は日本でも、大豆をメインとした「大豆ミート」という名称で代替肉の取り扱いが広まりつつある。外食チェーンでも代替肉を使…

  • 2021.03.26

    小売/流通業界のDX推進を加速させるローコード開発のインパクト

    DX(デジタルトランスフォーメーション)が浸透し、大きな変革期を迎えている小売/流通業界において企業はいま、何を考え、どのように行動すべきなのか。 リテールガイドとマイナビニュースは2021年2月12日、共同でWebセミナー「リテールDX 2021」を開催。小売/流通業におけるデジタル活用と事業変革をテーマに掲げた同セミナーでは、先進的な考えを持つ業界屈指の経営者を講師に招聘し、今企業が描くべき戦略について事例やソリューションを交えたセッションを繰り広げた。 本稿では、OutSystemsジャパン株式会社 マーケティングマネージャー 山之内真彦氏が登壇した講演「コロナ後に向けて、リテールが進め…

  • 2021.03.24

    「ヤオコー蕨錦町店」オープン。ホームセンター核SCに出店した旗艦店クラスの最新店の売場とは?

    ヤオコーは3月17日、埼玉県蕨市に蕨錦町店をオープンした。埼玉県92店目、全社では169店目になる。 イトーヨーカドー錦町店の建物をホームセンター企業のビバホームが再開発し、3月10日にビバモール蕨錦町としてオープンしたショッピングセンター(SC)内への出店。今回のオープンはビバモールとして第1期のオープンの位置づけで核店のスーパービバホーム蕨錦町店など日常使いの業態を中心にオープンし、4月に第2期オープンとして約30店の専門店がオープン予定。最終的には約40店から構成されるエンクローズ型のSCとなる。 ヤオコーは、スーパービバホームと通路を挟んで並ぶ形で1階に出店。位置づけとしてはスーパービ…

  • 2021.03.18

    ヨークベニマル今泉店の小型店戦略を体験&分析

    ヨークベニマルが小型店をオープンした。営業時間は9時30分~21時30分、駐車場台数50台の小型店だ。売場面積は389坪。既存のヨークベニマル泉が丘店からは車で8分、徒歩30分の距離だ。「小型店は採算が合わない」と言われているが、あえて小型店の出店に踏み切った背景とその根拠はどこにあるのか実際に店を視察してみた。 小型店を出店する3つの理由 ①消費者の変化 高齢化、人口減、過疎化により、遠くの店へ車で行かなくても近くの店で買物を済ませる傾向が見られる。特にコロナ禍においては買い回りが減っている。過疎地域においてもそれほど大型店は必要なくなった。店があるだけでありがたいという地域もある。 ②外的…

  • 2021.03.09

    『オオゼキ流!食品小売業界を勝ち抜く、従業員にも地域にも愛される経営・組織マネジメントとは?その核心に迫る』

    ClipLine株式会社 オオゼキは東京・神奈川・千葉を中心に41店舗を展開しているスーパーマーケット。 経営理念は「お客様第一主義」「地域密着主義・個店主義」、そして、業界他社平均に対して約2倍の営業利益率を誇っている。 オオゼキの特長として、いわゆるチェーンストアのような本部主導ではなく、地域ごと、店舗ごとに需要予測し、各部門チーフが自分で仕入れをする個店主義というスタイルをとっている。それによって地域に愛されるお店作りが各部門チーフの裁量ででき、しっかり売るので、機会損失 (チャンスロス)や廃棄が少なくなり利益率も良くなる。そして得られた利益を社員教育・人材投資に充てていくという、正の相…

  • 2021.02.24

    【2022年最新】ネットスーパー14選を徹底比較|おすすめポイントや利用メリットとは?

    ネットスーパーには買い物に出かけなくても、野菜やお米を家まで届けてくれる大きなメリットがある。1回だけの利用でも配送してくれるケースの多く、具合の悪いときや家事・育児で外に出られないときの強い味方だ。ネットスーパーに興味はあるけれど、実際どれを選べばいいか分からないという方もいるかもしれない。 本記事では、そもそもネットスーパーにはどんなメリットがあるのか、ネットスーパーを選ぶポイント、そして配送料金や置き配の可否など全14店のネットスーパーを比較していく。自分や家庭に合ったネットスーパー選びの参考にしてほしい。 ネットスーパーの需要拡大と利用傾向 コロナ禍で需要が拡大 新型コロナウイルスの流…

  • 2021.02.22

    KDDIが大規模イベント「KDDI SOLUTION DAY2021」を開催! withコロナ時代の顧客分析DXで実現する店舗マーケティングとは?

    【ローソン×KDDIの取り組みとは?】 COVID-19の影響や緊急事態宣言の再発令により、小売・流通・消費財メーカーに大きな打撃を与えました。顧客行動は、テレワークの普及により郊外に分散、新たな生活様式へと変容し、オンラインサービスの需要が急増しています。本イベントでは、ローソン×KDDIの位置情報・購買情報をもとに、顧客接点強化や廃棄ロス削減へ向けての取り組みをはじめ、5G・IoT、DX、データ分析などのさまざまなキーワードをもとに、今後のDXを実現・加速させていくために必要なことについて考察していきます。 ■基調講演不確実性の高い時代のビジネス共創とDX 「K字回復」での分岐点となるデジ…

  • 2021.02.15

    いま、まさに「ローカルこそグローバルトレンドだ!」と言える理由

    筆者は仕事柄、いままでに世界中の膨大な数の商品開発事例を見てきた。随時、世界数十カ国の人達とやり取りをしているため、彼らが求めているものも肌感覚で知っている。 こうした世界の最新トレンドを日本の食品企業にお伝えし、商品開発・マーケティング・海外展開などを支援するのが、筆者のメインの仕事である。 プラントベース、プロテイン、サステナビリティなど、現代社会において見逃してはならない、グローバルレベルのあらゆるトレンドを日本国内に発信している。 その中で筆者が最近特に気になっているキーワードがある。それが、「ローカル」だ。地方に根差した食文化のことである。当社の食品データベースで確認してみると、ロー…

  • 2021.02.10

    強さの源泉を最新旗艦店「ヤオコー所沢北原店」の売場から探る!散りばめられた工夫を見る。

    2020年11月20日、ヤオコー所沢北原店がリニューアルオープンした。 662坪だった売場は約800坪に拡大。改装前の年商は約40億円だったが45億円を目指すという。営業時間は9時~22時。「豊かで楽しい食生活」をテーマに店づくりを行っている。 即食系の商品を入口付近にまとめたレイアウト 入口付近にインストアベーカリー、イートインコナー、青果、惣菜、鮮魚、精肉と「インストア加工部門」をまとめてゾーンニングした。チルド商品、冷凍食品、ドライ食品、非食品の「アウトパック部門」との売場比率は約1対4である。 生鮮食品、惣菜ばかりに目が向くがヤオコーが高利益を挙げる秘密はこの比率にある。コンコースには…

  • 2021.02.09

    モバイルオーダーとは?飲食店における最新の活用事例を交えて解説

    モバイルオーダーは、非接触オーダーができるため、コロナ対策の意味合いもあってか、ますます運用する企業が増えている。 スマートフォンを使って事前にオーダーできるモバイルオーダーは、ユーザーにも店側にもメリットが豊富だ。スターバックス コーヒー ジャパンやすき家、日本マクドナルドなど大手の飲食チェーンが導入を始め、現在では別府商工会議所主催イベント「別府エールパーク」といった地方イベントにも利用されている。 今回はモバイルオーダーのメリットや注意すべきこと、利用している企業の利用状況を紹介する。 コロナ禍で急増するモバイルオーダーとは? モバイルオーダーとは、飲食店などのメニューをスマートフォンか…

  • 2021.02.01

    スマホレジとは?国内外の事例と共に解説|店舗・消費者双方のメリットとは?

    新型コロナウイルスの影響で3密回避が叫ばれて久しいが、会計時に人が密集するのを避ける「スマホレジ」が今注目を集めている。世界ではキャッシュレス決済の定着・一般化が進み続けており、スマホレジもまた、その潮流を汲んで生まれた技術的革新による「新たな日常」の形と言える。 この記事では、スマホレジとは何かといった基本的な説明から、その仕組みやメリット、実際に導入を始めた国内外企業の事例などをそれぞれ紹介していく。 コロナ禍で広がる『スマホレジ』とは? スマホレジとは、従来のレジシステムに代わって、来客自身のスマートフォンで決済を済ますことができる次世代の会計システムのことである。支払いはキャッシュレス…

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