事例・データ

  • 2021.06.21

    イオンスタイル西風新都がリニューアル、必需品のワンストップ機能を強化

    イオンリテールは6月25日、イオンスタイル西風新都(広島市佐伯区)をリニューアルオープンする。同店は2018年4月、「THE OUTLETS HIROSHIMA」内にオープン、アウトレット隣接という立地であることもあって特に惣菜に注力、外食のようなバイオーダーのショップが広いイートインを囲み、物販についても酒などし好品を強化するなど強化ポイントを明確にした特殊な店づくりで話題となった。 今回、昨今のコロナ禍におけるライフスタイルの変化や多様化するお客のニーズに応えるため、日々の暮らしに便利な店にリニューアルする。 立地する広島市西風新都地区は、40代ファミリーが最も多く暮らす広島市のベッドタウ…

  • 2021.06.15

    ベイシアが、ブリとヒラマサの長所を併せ持つ「ブリヒラ」を全店販売、産学連携による小売業界初の取り組み

    ベイシアは6月16日から、近畿大学(大阪府東大阪市)が開発したブリとヒラマサのハイブリッド種「ブリヒラ」を、小型店フォーマットのベイシアマートを除くベイシア全店で販売すると発表した。 ブリヒラは近畿大学がブリとヒラマサの交配によって開発したハイブリッド魚。関連会社であるアーマリン近大を介して種苗(養殖のための稚魚)として販売され、養殖業者が年月をかけて成魚まで育てた後、ベイシアが販売を担当する。ブリ類ハイブリッド種の産学連携による本格生産は世界でも初めての事例となる。 50年以上かけて産業化、ベイシアと近大など産学の連携があってこそ実現 ベイシアは近畿大学の関連会社である食縁と2017年に「持…

  • 2021.06.12

    イオンタウン吉川美南が「癒し」と「食」の空間ゾーンの東街区を新たに開設、6月12日オープン

    イオングループの商業施設開発を手がけるイオンタウンが埼玉県吉川市美南にあるイオンタウン吉川美南(よしかわみなみ)」の増床区画として東街区をオープン。 同ショッピングセンターは2012年3月にJR武蔵野線の新駅として開業した吉川美南駅の駅前に位置している。東京駅への直通列車も通り、都心部へのアクセスに恵まれたエリアである。都心で働く人のベッドタウンとして、今後ますます人口の増加と街の発展が見込まれる。 今回開発を終えた3期では、「癒しと食の総合リゾート」としてウエルネスな生活を楽しくサポートする専門店などを中心に「地域の人々のくらしを特別にする、新たなライフスタイル」を提案する。東街区のコンセプ…

  • 2021.06.04

    イオンリテールが「福島鮮魚便」の常設店を拡大、ネットスーパー専用商品も順次取り扱い開始

    福島県と福島県漁業協同組合連合会(JF福島漁連)、イオンリテールは6月8日から新たにイオンスタイル川口(埼玉県川口市)にて「福島鮮魚便」を展開する。また、ネットスーパーでの取り扱いも順次拡大する。 「福島鮮魚便」は、福島県とJF福島漁連、イオンリテールが組み、福島県で水揚げされた新鮮な魚を全国に先駆けて限定店舗で販売する取り組みで、4年目を迎え常設展開14店、毎月期間限定展開4店の計18店の展開に拡大している。専門の販売員による接客を通じて鮮度と品質をお客に伝えられ、お客からも好評だという。 今年はこの取り組みをさらに加速。新たな常設店舗として6月8日からイオンスタイル川口での展開を開始する他…

  • 2021.05.26

    注目の「スポーツニュートリション」とは何か? 最新トレンドと併せて解説

    現代の消費者はスポーツ栄養食品に何を求めているのか? 2021年以降の未来で、スピード感を持って商品開発を進めていくためのグローバルスタンダード視点を、事例を交えて紹介する。キーとなるコンセプトは次の4つだ。 1 クリーンラベル2 植物性プロテイン3 心と身体の両面アプローチ4 パーソナライズ それでは順に見ていこう。 クリーンラベル クリーンラベルとは、出どころが明確で、「身体に良い原材料を使いましょう」という世界的なトレンドのことをいう。はっきりした定義があるわけではないが、 代表的な考え方としては、「無添加」「ナチュラル」「オーガニック」「Non GMO(遺伝子組み換えでない)」のいずれ…

  • 2021.05.21

    いま話題の「プラントベース」とは?国内外の事例を交えて解説

    近年、欧米はもちろん、国内でも「プラントベース」の食材が注目されており、次々と新しいブランドができている。プラントベースとは、植物を由来にした原料を使用した食品や食生活のことだ。 プラントベースフードを提供する企業が増加している。海外の企業ではすでに売上げが伸びており、知名度も高まりつつある。ファストフードのレストランとタイアップしたプラントベースの商品も増えている。 ここではプラントベースが注目される理由と、国内外のプラントベースフードを提供している企業について紹介する。 ▼あわせて読みたい▼ プラントベースを積極的に展開するイケアが「お肉好きも満足のサステナブルフードフェア」を開催 広がる…

  • 2021.05.17

    広がるプラントベース、エムアイフードスタイルが豆腐使用の代替肉の惣菜を新発売

    首都圏を中心に18店のスーパーマーケット(クイーンズ伊勢丹)を運営するエムアイフードスタイルが、代替肉を使用した惣菜のシリーズとして「はたけの恵みいただきます」を始動。 代替肉を使用した「ガパオ」「ビビンバ」を6月3日から新発売する。クイーンズ伊勢丹無印良品港南台バーズ店では5月14日の新規オープンに伴い、本メニューの先行販売を開始している。 今回代替肉として一部使用するのは「豆腐MEAT」。豆腐を主な原料とし、植物性原料のみでつくられた代替肉となっている。豆腐の加工技術を応用した作り方のため、匂いが抑えられたという。大豆のおいしさと、食べ応えある食感が特徴になっている。脂肪分が少なく良質なタ…

  • 2021.05.13

    コロナ禍決算|ヤオコー単体で驚異の32期連続の増収増益を達成、 今期も高いハードル乗り越え、単体は増収増益を目指す

    ヤオコーの2021年3月期の連結決算は増収増益となった。営業収益は5078億6200万円円(前期比110.3%)、営業利益は224億5800万円(同113.0%)、経常利益は222億1100万円(同113.2%)、当期純利益は145億9300万円(同117.1%)と2桁増収増益となった。 単体ベースで32期連続の増収増益を達成した。 販売管理費では最大の科目となる人件費などが上昇した一方で、売上総利益や営業収入が増加したことなどが影響し、大幅増益となった。折込チラシの自粛などによって広告宣伝費が下がった他、電気料単価が下がったことによって水道光熱費が下がったことも影響した。 「一言で申し上げれ…

  • 2021.05.07

    植物由来代替肉のスタートアップ「ビヨンドミート」とは?

    昨今、欧米を中心に代替肉の需要が高まっている。代替肉を手がける企業は数多く存在し、中でも「ビヨンドミート」などは代表的な企業といえるだろう。本記事ではビヨンドミートの企業情報や提供商品を紹介すると共に、現在の動向も解説する。また、アメリカや世界で代替肉の需要が高まった背景も説明していく。 ビヨンドミートの企業情報と提供商品 まずはビヨンドミートの企業情報と提供商品を紹介する。 ●ビヨンドミートは米国の食品メーカー ビヨンドミートとは米国のカリフォルニア州に本部を置く企業である。事業内容は植物由来の代替肉の開発や製造だ。2009年に設立されてからさまざまな企業から資金調達をしながら、19年には米…

  • 2021.04.30

    ヤオコー八千代緑が丘店がオープン、子育て世代が多い立地への出店で、今期食事パン強化のベーカリーでも商圏対応

    ヤオコーは4月27日、千葉県八千代市にヤオコー八千代緑が丘店をオープンした。千葉県 は31店体制となり、地盤で92店展開する埼玉県に次ぐ規模となっている。全社では171 店体制となった。 同店は東葉高速鉄道八千代緑が丘駅から北西に約800m、八千代市と船橋市の境に位置する。八千代市の地区計画地に該当するため新興住宅が多く、今後も人口増加が予想される立地だ。1km圏内では人口、世帯数ともに著しく増加しているという。20年4月からは八千代緑が丘駅から循環バスが運行開始しており、交通アクセスが拡充されていることも大きい。0~10歳代、30~40歳代がボリュームゾーンで、子育て世代が多く居住するエリア…

  • 2021.04.22

    トライアルが購買データを九州大学に提供、民間企業の購買データと医療データを連携した研究開発実施へ

    トライアルホールディングス(HD)は、九州大学のオープンサイエンスプラットフォーム(OSP)に参画し、ヘルステック分野での産学連携の取り組みを開始する。傘下のトライアルカンパニーが運営するディスカウントストア「トライアル」の購買データと九州大学病院のビッグデータを活用し、病気の「超早期発見や予防」などを含む包括的ヘルスケア分野のイノベーション創出に挑むという。 トライアルHDが九州大学に提供するのは、 「トライアル」で購入された商品データと、 購入者の性別、年代のデータ(個人を特定し得ないデータ)。これらのデータを医学的視点から分析し、属性ごとの生活習慣の推測や、健康上のリスク測定などを行うこ…

  • 2021.04.15

    ヤオコーが三浦半島、最南端となる三浦初声店をオープン、横須賀市場の活用や地元生産者との連携強化

    ヤオコーは4月20日、神奈川県三浦市に三浦初声(みうらはっせ)店をオープンした。 同店を含め神奈川県は9店。都県別の店数では92店を展開する地盤の埼玉県、30店の千葉県、16店の群馬県、11店の東京都に続き、他、茨城県7店、栃木県5店の計170店目となった。同社の展開エリアとしては最南端となる。 同店は京急久里浜線の終点の三崎口駅から北側約1㎞に立地。神奈川県横須賀市と三浦市をつなぐ国道三崎街道(国道134号)沿いに面し、路線バスも通るため交通アクセスは比較的良いという。 1㎞圏の世帯数、人口密度は三浦市の中でも比較的高い地域く、60代~70歳以上がボリュームゾーンとなっている。 ストアコンセ…

  • 2021.04.14

    ビオセボン・ジャポンがたまプラーザテラス出店、「日常使い」のオーガニックに向け調達、出店に弾み

    ビオセボン・ジャポンは3月11日、横浜市青葉区にBio c` Bon(ビオセボン)たまプラーザテラス店をオープンした。売場面積は24.89坪と、小型店となる。品揃えをオーガニックの食品、環境適応型の生活用品といった、サステナブルなアイテムに絞り込んでいるのが、同社の特徴だ。 同店は、東急田園都市線のたまプラーザ駅に直結したショッピングセンター「たまプラーザテラス」に、テナントとして出店。通勤・通学途中などの買物に便利な立地となっている。 また、駅周辺は、東急沿線を代表する高級住宅地として知られる。同社の今井顕輝・取締役サプライチェーン本部長/輸入部部長は、「当社がターゲットにしている、環境への…

  • 2021.04.12

    コロナ禍決算|ライフコーポレーション「守る」「攻める」「変える」で増収・大幅増益を達成、EC事業本腰で30年度1000億円を視野

    ライフコーポレーションの2021年2月期の連結業績は、営業収益7591億4600万円(前期比106.2%)、営業利益273億8800万円(同197.3%)、経常利益281億5600万円(193.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益178億2400万円(227.5%)の増収増益。 コロナに対して、「守る」「攻める」「変える」という3点で対応をしてきた。まずは「守る」ということで、目先の売上げや利益ではなく、お客と従業員の安全と安心が最優先であることを大前提としてきた。これは今後も継続する。 「攻める」では、まず、ナチュラル志向のスーパーマーケット(SM)としての「ビオラル」事業の拡大を図った。…

  • 2021.04.09

    止まらない「新聞購読率」の減少とその背景にある消費者心理とは?

    新聞購読率の低下が止まらない。新聞は世帯単位で契約して月極で定期購読する形式が主流だが、この定期購読での新聞購読者が減っているの背景にはどういった理由があるのだろうか。 本記事では、一般社団法人日本新聞協会が毎年発表している「新聞の発行部数と世帯数の推移」などのデータを元に、新聞購読率の低下について、現状や課題などを解説していく。 ▼新聞折込チラシの販促効果を、世代別・業態別にて解説した資料を無料で配布しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。 新聞の発行部数の現状や推移 まずは新聞の発行部数の現状や推移を見ていく。 ●新聞の発行部数は2000年代から右肩下がり 日本新聞協会が公表している「新…

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