用語集

  • 2022.07.15

    製造小売業(SPA)とは?特徴やメリットなどを具体的な事例を交えて解説

    流通業界ではよく、SPAとか、製造小売業とかいった専門用語が飛び交っているのを、耳にする。「製造小売業だから、メーカー兼小売業かな?」と見当はつくのだが、「SPAや製造小売業とは何か」について、流通業界でなぜ、これほど注目されるようになったのかを含めて、確認してみよう。 SPAや製造小売業とは何か そもそもSPAは1986年、世界的なファッション専門店である米ギャップの会長が、自社の業態を指していった「Speciality store retailer of Private label Apparel」、すなわち、「PBを販売するアパレル(既製服)の小売り専門店」の頭文字に由来するという(野村…

  • 2022.06.29

    バイヤーとは?仕事内容や必要なスキル、やりがいなどを解説

    バイヤーは、小売業界、アパレル業界をはじめ幅広く業種で活躍している職種だ。また、バイヤーの仕事は商品の買い付けを行うだけにとどまらない。取扱い商材に関わるさまざまな業務がバイヤーには求められるため、バイヤーには目利きをはじめ、多くのスキルが必要となる。この記事では、バイヤーとは何かに加えて仕事内容、必要なスキル、バイヤーの仕事のやりがいやバイヤーになるための方法を解説する。バイヤーという職種の理解にぜひ役立ててほしい。 バイヤーとは バイヤー(buyer)とは、おもに店舗で取り扱う商品の買い付け(バイイング)や管理を行う職種を指す。バイヤーといえば、百貨店やセレクトショップで取り扱う商品の買い…

  • 2022.06.28

    棚卸しとは?意味や目的、重要性、注意するポイントなどを解説

    商品在庫を取り扱う店舗や事業所では、定められた時期に棚卸しが行われている。棚卸しは適切な在庫管理および販売利益の把握につながる重要な作業だ。一方で作業手順や目的が不明瞭なため、正しく棚卸しが行われていない場合もある。 この記事では、棚卸しの概要や目的、重要性、手順や注意するポイントを解説する。棚卸しの作業や在庫管理で課題を持っている場合には、ぜひ参考にしてほしい。 棚卸しとは 棚卸しとは、商品の在庫数量を調査・確認する作業を指す。棚卸しは期首および期末の決算日に行われ、商品の実際の在庫数量と帳簿上の数量が合っているかを確認するほか、材料の数量および品質を調査することで資産を評価する「資産評価」…

  • 2022.06.28

    在庫回転率とは?計算方法、メリット、改善方法などを解説

    在庫の変動を知り適切にコントロールすることは、売上や顧客満足度に直結する。一方、取り扱い品目が多い、リソース不足などで在庫の動向を正しく把握できないということがあるだろう。在庫の適切な取り扱いや動向を把握するために有効となるのが、「在庫回転率」だ。 この記事では、在庫回転率の概要や計算方法、在庫回転率がもたらすメリット、在庫回転率が悪い場合の改善方法を解説する。在庫管理における課題解決にぜひ役立ててほしい。 在庫回転率とは 在庫回転率の概要や特徴について解説する。 在庫の出入りの指標となる数値 在庫回転率とは今ある在庫の金額(棚卸資産)と、すでに販売された商品の原価金額(売上原価)を比較し、あ…

  • 2022.06.24

    売上原価とは?計算方法や業種ごとの考え方、仕訳の方法を解説

    損益計算表の費用科目に含まれている売上原価は、店舗や事業所などにおける代表的なコストであり、財務管理において重要度の高い項目だ。売上原価は業種ごとに含まれる項目が異なり、考え方も違ってくる。 正しい計算方法とともに業種ごとの考え方、仕分けの方法を身に付けておくことが、適切な財務管理につながるだろう。この記事では、ビジネスにおける売上原価の意味や概要に加えて、計算方法や業種ごとの考え方、仕訳の方法を解説する。 売上原価とは 売上原価の意味や概要、含まれる項目について解説する。 売れた商品に対する直接的なコストを指す 売上原価とは、商品の仕入れや製造に直接かかった費用を指す。業種によって、売上売価…

  • 2022.06.24

    CRMとは?意味や必要性、SFA・MAとの違い、代表的なCRMツールも紹介

    CRMは、顧客と良好な関係性を築き、継続していくための施策である。CRMツールを導入することで、多くの顧客情報を一括で管理し、関連部署と共有できるようになる。また問い合わせやアンケート機能などは、顧客とのコミュニケーションツールとしても使える。CRMの必要性やメリット、CRMと似ているSFAやMAとの違い、代表的なCRMツールについて詳しく解説する。 CRMとは? CRMはCustomer Relationship Managementの略で、広い意味では企業と顧客の良好な関係を維持する施策全般、顧客管理を指す。しかしCRMの狭義的な意味では、顧客管理システムやツールを指す場合もある。数多くの…

  • 2022.06.22

    リードタイムとは?ビジネスシーンにおける意味や納期との違いなどを解説

    リードタイムとは、物流や製造業界などにおいて、スタートからゴールまでの期間をあらわす言葉である。リードタイムと似た意味を持つ言葉には、納期がある。納期とリードタイムの違いが明確ではない場合には、違いを知っておくことが大切だ。リードタイムの縮小は、収益の増加や顧客サービスの質の向上に直結する。 だが、実施にはメリットだけではなく、デメリットもあることを知っておくことが重要である。この記事では、リードタイムの意味や種類、リードタイムを縮小する施作のメリットとデメリットについて紹介する。 リードタイムとは?意味と定義、種類 物流や製造をはじめ、多くの業界で使われる「リードタイム」は、一般的に、商品が…

  • 2022.06.17

    オープン価格とは?定価や希望小売価格との違いやメリット・デメリットを解説

    オープン価格とは、メーカー側が商品の価格を定めずに、小売業者に販売価格を一任する制度、価格のことを指す。定価と実売価格の乖離が大きい家電製品やカメラ、食品などを扱う業界では、オープン価格が多く採用されている。 オープン価格の他にも、商品の価格表示にはいくつか種類があり、それぞれ異なる特徴や意義を持つ。この記事では、オープン価格の意味や他の価格表示との違い、採用するメリット・デメリットを紹介する。 オープン価格とは何か?意味や他の価格表示との違いを解説 商品の価格表示には、オープン価格の他に、定価や希望小売価格、参考小売価格などがある。それぞれメリットやデメリットがあり、価格表示のルールが存在す…

  • 2022.06.01

    オンライン接客とは?概要やメリット・デメリットを、事例と併せて解説

    コロナ禍において、ビジネスの仕方が大きく変わってきている。オンライン接客もその一つだ。直接対面で営業を行うかつての方法は減少傾向にあり、オンラインでのサービスやセールスを取り入れる企業が増えた。 オンライン接客にはメリットだけではなく、もちろんデメリットもある。オンライン接客を成果に結びつけるためのポイントや事例を紹介する。 オンライン接客とは 感染症対策のために、今まで行ってきたような対面での接客が難しくなった。取り扱う商品やサービスの特性から、対面でなくては営業ができないと考えられていた業界でも、新たな戦略を取り入れる必要に迫られている。 工夫しながらオンライン形式の接客を取り入れて、成果…

  • 2022.05.27

    帳合とは?小売流通業における意味と役割、メリット・デメリットなどを解説

    流通業界でよく耳にする用語に「帳合」がある。もともとは会計用語の「帳簿合わせ」を意味するが、卸売・小売業においては「帳合取引」を指す。 日本では昔から帳合取引が行われており、小売業者はもちろん、メーカー側にとっても様々なメリットがある。ここでは、流通業で使われる帳合という用語の意味と帳合取引を行うメリット、デメリットについて解説する。 帳合(ちょうあい)とは?用語の意味・仕組みを解説 帳合は、「ちょうあい」と読み、流通業界の他にも、食品業界や出版業界、医薬品業界など、さまざまな業界で使われる用語である。 帳合取引、帳合商品、帳合価格、帳合が付く、帳合をもらうなどといった使い方をする。売買取引を…

  • 2022.05.25

    スーパーバイザーとは?業種別の役割や仕事内容、求められるスキルや資格などを解説

    役職の1つである「スーパーバイザー」。小売業や飲食業、福祉業、外資系企業とスーパーバイザーが設置される業種は多岐にわたり、それぞれで役割や仕事内容も異なる。また、リーダーやエリアマネージャーなど似た役職もあり、混同してしまう人も多いだろう。 本記事では、スーパーバイザーの業種ごとの役割や仕事内容、さらにスーパーバイザーに求められるスキルや資格などについて解説する。 スーパーバイザーとは スーパーバイザーとは、おもに管理や監視業務を行う役職を指す。英語で「監督者」「管理者」「上司」などを意味する“Supervisor”が由来だ。略語である「SV」と呼ばれることもある。日本国内では店長、施設長、エ…

  • 2022.05.20

    日配品とは?意味や由来、該当する商品などを解説

    「日配品」とは、主に小売・流通業界で使われる用語で、店舗に毎日配送される商品のことを指す。名前の由来は「毎日店舗に配送される食品」の略からきており、デイリーフーズ、デイリー食品、デイリーなどと呼ばることもある。 卵、牛乳・乳製品、パン、豆腐、納豆、漬物、練り物、ハム・ウィンナーなどの畜産加工品、チルド飲料、生麺類、生菓子など、日持ちがしない、冷蔵を必要とする食品などが該当する。生鮮食品は基本的に含まれない。 なお、アメリカなどでは乳製品を「DAIRY」とのコーナー名で販売しているが、これは日本でよく呼ばれる「デイリー(DAILY、毎日)」とは異なる。たまたま「乳製品」である点が共通するため、同…

  • 2022.05.13

    PI値とは?意味や計算方法、活用方法などを基礎から解説

    PI値とは「Purchase Index(パーチェス・インデックス)」の略で、小売店舗などで用いられる来店客1000 人当たりの購買指数を表す。 購入金額や、個数、人数に対して用いられ、商品単位やカテゴリー単位などで計算される。PI値が高いほど、商品の購入可能性が高いといった予測ができる。 PI値は、下記のような計算式で算出することができる。 販売金額(販売数量・人数)÷ レジを通過した客数 × 1000 例えば、ある特定の期間のオレンジジュースの販売数量が100個で、レジを通過した客数が10000人であればPI値は10となる。 来店客数1000人当たりの換算することで、店舗の規模や曜日などバ…

  • 2022.04.28

    ソーシャルコマースとは?特徴やメリット、企業の取り組み事例などを解説

    インターネットやスマートフォンの普及とともに、Eコマース市場は年々拡大しているが、その中でも、ECとソーシャルメディアを掛け合わせたソーシャルコマースのニーズが高まっている。ソーシャルコマースは、ECサイト構築の手間やコストが省けるだけはでなく、顧客の囲い込みやカート離脱の防止といった効果が期待できる。ここでは、企業がソーシャルコマースを活用するメリットと成功事例について解説する。 ソーシャルコマースとは? ソーシャルコマースとは、Eコマースにおけるマーケティング手法のひとつであり、ソーシャルメディアとオンラインショップを組み合わせて、商品の販促活動を行う販売チャネルのことを指す。 SNSやブ…

  • 2022.04.25

    価格弾力性とは?具体例や計算方法、活用するシーンを解説

    商品の適切な価格設定の上で重要となるのが、価格弾力性だ。顧客や市場のニーズを数値として可視化できるため、新商品はもちろん既存商品の価格見直し時にも有効な指標となる。店舗や企業の利益を継続して生み出すためにも重要な価格弾力性の概要や価格弾力性の高い、低い商品の具体例、計算方法、価格弾力性を活用するシーンを解説する。 価格弾力性の概要や計算方法を解説 価格弾力性は価格設定の上で覚えておきたい用語の1つだ。価格弾力性の概要や計算方法を解説する。 価格弾力性とは 価格弾力性とは、商品やサービスの価格変化に伴う需要と供給の変化を数値化したものだ。価格弾性値とも呼ばれている。価格が変化したときの需要の変化…

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