販促

  • 2023.11.24

    物価上昇が進む中、2つに分かれる中間層を両にらみの展開|「これは押さえたい」酒編・2024年1月

    酒文化研究所 山田聡昭 国際的な人流が急回復し日本の物価安がクローズアップされている。2024年は賃上げと物価上昇が基調となり、デフレ脱却の動きが加速するに違いない。そして、物価高を容易に受けいれられる富裕層&アッパー中間層と、賃上げが追い付かず生活防衛に走る層に分かれ、年金受給者は後者を象徴する存在となろう。 こうした環境下では富裕層&アッパー中間層向けの価値ある酒の提案と、リーズナブルな良酒の提案を用意し、イベント消費の提案でメリハリをつけることがポイントになる。 プレミアムウイスキー 前月に続いて1月もプレミアムウイスキーは一押しの商品群だ。スコッチは3000~4000円…

  • 2023.11.24

    プレミアム、わが家のオリジナル、チキン、エビ、カニのごちそうメニューを|「これは押さえたい」惣菜編・2023年12月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 12月の行事、記念日は、1日~25日(月)「歳末助け合い運動」、ボーナス支給、4日(月)「みたらし団子の日」、7日(木)「生パスタの日」、10日(水)「アメリカンフライドチキンの日」、12日(火)「豆腐の日」、13日(水)「ビタミンの日」、14日(木)「麺の日」、17日(日)「いなりの日」、20日(水)「ぶりの日」、22日(金)「冬至」「かぼちゃの日」、24日(日)「クリスマスイブ」、25日(月)「クリスマス」、28日(木)「官公庁御用納め」、31日(日)「大晦日」。 12月は行事、記念日が多く年間最大の売上げを作る月。惣菜は好調な売上げであるが、12月…

  • 2023.11.20

    魚肉練り製品、豆腐、揚げ、和洋生菓子、浅漬けに注力|「これは押さえたい」日配編・2023年12月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 12月の行事、記念日は、1日~25日(月)「歳末助け合い運動」、ボーナス支給、4日(月)「みたらし団子の日」、7日(木)「生パスタの日」、10日(水)「アメリカンフライドチキンの日」、12日(火)「豆腐の日」、13日(水)「ビタミンの日」、14日(木)「麺の日」、17日(日)「いなりの日」、20日(水)「ぶりの日」、22日(金)「冬至」「かぼちゃの日」、24日(日)「クリスマスイブ」、25日(月)「クリスマス」、28日(木)「官公庁御用納め」、31日(日)「大晦日」。 12月に需要が増え、前年も上回ったゴールデンカテゴリーは生うどん、そば(107.14%…

  • 2023.11.17

    12月は5つのくくりで販促企画、需要を把握し機会損失をなくしたい|「これは押さえたい」グロサリー編・2023年12月

    フロントオフィス企画代表 近藤 智 12月は販促の流れを平月区分の4つではなく、少なくとも5つの区分で確認しておきたい。その理由として12月20日以降は週間の曜日別買物行動が平月と違い、特に24日までの期間と年末年始準備モードに入る25日から31日までは買物行動が全く違うからである。それに即応して販促アプローチ、商品カテゴリーごとの商品構成とボリューム訴求法に注意したい。 11月27日(月)から12月3日(日)までの第1週。いよいよ年末商戦の第1弾に突入の時季となる。年末商戦は1年間のお客からの評価を受ける機会なので、新規商品投入の「新化」、こだわり度を深める「深化」、予約販売強化など売り方の…

  • 2023.11.14

    日本でも広がりを見せる「ブラックフライデー」企画、その意味と意義を考えてみた

    日本でも「ブラックフライデー」の商戦が年々存在感を増している。もともと11月第4木曜の北米の祝日、「感謝祭」の翌日の金曜日から始まる商戦で、実質的な年末商戦のスタートとして米国ではなじみのある大型商戦だ。 米国では各社が早朝からさまざまなセールを仕掛け、お客もそれに期待して大きな売上げが上がることから店が黒字になるということで、「ブラックフライデー」と呼ばれるとされる。今年は11月24日の金曜日からスタートする。 北米の祝日に基づく商戦のため日本ではなじみがなかったが、例えばイオンは2016年からブラックフライデーの商戦を仕掛け始めるなど、少しずつ日本でも見られるようになってきた。 オンライン…

  • 2023.11.09

    「焼肉」が鍵となる年末商戦、大型パックだけに頼らない「新しい年末提案」を|「これは押さえたい」精肉編・2023年12月

    月城流通研究所代表 月城聡之 日本の人口が減少していることは、過去にニュースでも報じられていて、知っているの人も多い。しかし、23年は世帯数も減少に転じる節目の年であることを知っている人は少ないのではないか。 国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本の世帯数の将来推計」によると、日本の世帯数は23年がピークとなっており、23年の世帯数5418万9000世帯が、40年には5075万7000世帯と、17年間で約340万世帯少なくなることが推計されている。 東京都の総世帯数が722万世帯であるので、東京都の半分近くの世帯が消滅するのと同等の規模である。 世帯数が減少するということは、つまり、空き…

  • 2023.11.09

    パーティシーズンの家飲み、ぜいたくなマイホーム酒宴ニーズに応える|「これは押さえたい」酒編・2023年12月

    酒文化研究所 山田聡昭 今年の12月はアフターコロナ最初のパーティシーズンを迎える。個人の忘年会やクリスマスパーティはほぼコロナ前に戻ると予想され、なかなか復調しない会社関係のパーティも7割くらい回復するであろう。ただし、どちらも1軒で腰を落ち着けて飲み食いし、2軒目には行かない。早く帰宅する生活習慣は崩さないとみられる。 家飲みでのパーティも盛り上がるはず。3年間の家飲み暮らしで、自宅で上質な酒を楽しむ経験を積んできており、家族や友人とぜいたくな酒宴が広がる。12月はこれにいかに応えるかが鍵だ。 プレミアムウイスキー ウイスキーハイボールが外飲みですっかり定着し、ウイスキーユーザーの間口は老…

  • 2023.11.02

    マーケットチャンスごとの突出商品を少し前からの展開で押さえ、本番にしっかり取る|「これは押さえたい」青果編・2023年12月

    創風土パートナー 代田 実 1年の商売の集大成ともいえる12月の歳末商戦だが、月前半は節約志向の強まる中で静かにスタートし、後半は冬至、クリスマス、年末年越しと次々にやってくるマーケットチャンスに特定商品の売上げが突出する波動性の高い商売となる。 また、昨年12月は中旬を中心に強い寒気が入り込み、葉物や果菜類の入荷が減ったことから青果市況は全般に高値で推移したことで、販売計画が乱れがちとなった。 これに対して今年は、猛暑の影響で秋冬野菜の播種、定植の遅れ、果実全般に小玉、障害果が多いなどでの減収で、秋以降高値が続いていたが、12月になると天候次第で入荷が増えるという見方も多く、商品、相場動向を…

  • 2023.11.02

    手巻き寿司セット、ワイン、ビールのさかな、つまみを強化しつつ、今年は洋風メニューに挑戦|「これは押さえたい」鮮魚編・2023年12月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 一昨年、2021年12月前半の大不振(特に週末不振)を受けて、22年は12月初めから売上対策を強化し、前半も前年実績をキープできていた企業が多かった。今年についても12月初めからの売上対策は必須だ。 「歳末商品お試し特集」を展開し、クリスマス、年末商品、歳末際商品を早めにプレゼンし、認知を図る。特に味付カズノコ、塩カズノコ、酢タコ、ボイルタラバガニ、ボイルズワイガニ、ホタテ貝柱干し、スルメイカなどの販売強化。 カニ、刺身、寿司などの予約販売の周知徹底を図り、売上アップを狙う。カニについては相場安く、単価ダウン→売上ダウンにならないよう販売計画を練り、前年比大幅…

  • 2023.10.26

    クリスマスケーキをしっかり押さえ、他の洋生菓子、他の和生菓子、冬至関係で支える|「これは押さえたい」菓子・スイーツ編・2023年12月

    トルティーノ代表 中村 徹 昨年2022年の12月はオホーツク海低気圧が発達し、北日本や東日本、日本海側中心に寒い月であった。特に23日には冬型が強まり強い寒気が流入。朝は石川県、夜は山形県に顕著な大雪に関する情報が発表された。低気圧の影響で西日本は太平洋側も雪。高知は積雪14cmと過去最高の積雪となった。この大雪はクリスマス商戦にも影響を与えた。 曜日回りは土曜日5回、日曜日4回と通常の曜日回りであった。クリスマスイヴは土曜日、30日が金曜日と「仕掛けやすい」曜日回りであった。御用納めが水曜日だったため年末年始の休みは木曜日から火曜日と少し短い印象であった。今年は土曜5回、日曜5回と週末の多…

  • 2023.10.26

    正月準備の需要を知るため、地域の慣習・風習の深掘りを|「これは押さえたい」日用品/雑貨編・2023年12月

    12月の定番の商品・売場についてはこちらの月別対策をご覧ください。 トータルプラン 横島宏一 今月のピックアップカテゴリー「キッチンの正月準備」 年末の売場は、売るモノがいっぱいである。「師走」といわれるように、お客も忙しいが、店舗も忙しい。 ニーズは、お客の行動にある。掃除をすれば、そのための道具が必要だし、クリスマスパーティには、パーティグッズが必要になる。多くのニーズの中で、お客の行動ニーズに合わせて、「いつ」「何」を売るのかを計画的に行うことが必要である。 重要な点は、「欲しいものがある」ことである。12月は、ボーナス、歳暮、クリスマス、大掃除、正月準備とイベントが多く、普段以上に売れ…

  • 2023.10.19

    改めてハンバーグ、肉惣菜強化、意外に品揃えされていない「キッズメニュー」も開発を|「これは押さえたい」惣菜編・2023年11月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 11月の主なイベント、行事は、1日(水)「寿司の日」「紅茶の日」、3日「文化の日(金)」「高野豆腐の日」、8日(水)「立冬」「立冬」「とんかつの日」、10日(金)「アメリカンフライドポテトの日」、12日(日)「豆腐の日」、15日(水)「七五三」、16日(木)「ボジョレーヌーボー解禁」、21日(火)「フライドチキンの日」、22日(水)「小雪」「ショートケーキの日」、23日(木)「勤労感謝の日」「赤飯の日」「乳酸菌の日」、24日(金)「和食の日」、25日(土)「プリンの日」、26日(日)「鉄分の日」、29日(水)「肉の日」。 「寿司の日」「高野豆腐の日」「と…

  • 2023.10.19

    大手が動き出した日本ワインを売り込む、減税で追い風のビールは引き続き伸長図る|「これは押さえたい」酒編・2023年11月

    酒文化研究所 山田聡昭 11月は減税で追い風のビールの伸長を図り商品単価の底上げを進める一方、オンシーズンになるワインの購買機会を日本ワインと新酒ワインの2つの商材で創出し、最大の売り時である12月で高単価商品を売り込む下地を作る。 糖質オフ・ゼロのビール ビール類の酒税率改正から1カ月、増税された新ジャンルの買いだめも解消して動き始め、ビールは減税の追い風を受けて堅調に推移しているはずだ。ビール類市場に動きのあるいま、安定成長が見込まれる糖質オフ・ゼロのビールを訴求してビールのユーザーの固定化を図る。 オフ・ゼロビールの提案は糖質やプリン体の摂取を気にするビールユーザーが焼酎やウイスキーにス…

  • 2023.10.13

    伝統食から、あるいは新しい発想の「ハイブリッド」に注目|「これは押さえたい」日配編・2023年11月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 11月の主なイベント、行事は、1日(水)「寿司の日」「紅茶の日」、3日「文化の日(金)」「高野豆腐の日」、8日(水)、「立冬」「とんかつの日」、10日(金)「アメリカンフライドポテトの日」、12日(日)「豆腐の日」、15日(水)「七五三」、16日(木)「ボジョレーヌーボー解禁」、21日(火)「フライドチキンの日」、22日(水)「小雪」「ショートケーキの日」、23日(木)「勤労感謝の日」「赤飯の日」「乳酸菌の日」、24日(金)「和食の日」、25日(土)「プリンの日」、26日(日)「鉄分の日」、29日(水)「肉の日」。 寿司の日、高野豆腐の日、アメリカンフラ…

  • 2023.10.13

    11月最終週から歳末商品の試し売り、相場変化対応で計画精度を高めたい|「これは押さえたい」鮮魚編・2023年11月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 毎年のことだが、11月はイベント、催事企画が多く、盛りだくさんのイベント、催事への対応の成否が売上げに大きな影響を与える月。11月1日寿司の日、11月3日文化の日、11月6日巻寿司の日、11月8日立冬、11月11日鮭の日、11月15日七五三、11月16日、ボージョレヌーボー解禁日、11月23日勤労感謝の日。他にも11月21日牡蠣フライの日、11月25日鳥取県産松葉がにの日など多くあり。 11月1日(水)「寿司の日」、11月8日(水)立冬で「巻寿司の日」、11月15日(水)「七五三」と前半は寿司に関連する催事多く、寿司関連の仕掛け強化。 11月17日(木)は「ボ…

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