販促

  • 2023.05.12

    季節で需要が伸びる中華麺、漬物に加え、昨年伸びた魚肉練り製品、こんにゃくにも注意|「これは押さえたい」日配編・2023年6月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 6月の主なイベント、行事は、梅雨入り(6月)、衣替え(1日)、イタリアワインの日(2日)、歯と口の健康週間(4日~10日)、プロポーズの日(5日)、時の記念日(10日)、和菓子の日(16日)、父の日(18日)、夏至(21日頃)、ちらし寿司の日(27日)など。 祭日や食に関係する大きなイベントが少ない月であるが、「父の日」のパーティは盛大に祝いたい。「和菓子の日」「ちらし寿司の日」は記念日POPを付け対象アイテムのフェースを拡大して販売する。梅雨入りし食中毒の季節でもあるため、陳列ケースの清掃など衛生管理に注意を払いたい。 総務省の「家計調査」で2022年…

  • 2023.05.01

    牛肉は夏場に向けて食べ方提案で効率的に売り込みを|「これは押さえたい」精肉編・2023年6月

    月城流通研究所代表 月城聡之 コロナ禍からの開放感にあふれる日本に、食肉の力でさらに元気を与える提案を売場でも行っていく。夏場に向けた焼肉提案が所得の減少もあってか売れにくくなり始めている、牛肉を効率的に売り込む提案、食べ方提案を駆使して売場づくりを実施していく。 併せて、売り逃しをしないために、豚鶏はきっちりと販売して足固めして、安定した売上げを作っていきたい時季である。 昨今、新型コロナウイルスにはじまり、ウクライナ情勢、鳥インフルエンザなど、精肉相場を外部環境が大きく揺れ動かしている。特に鳥インフルエンザの影響は、かつてないほどに大きく影響しており、通常の流通量に戻るまで1年程度必要とも…

  • 2023.05.01

    青梅は販売予定の事前告知が有効、トウモロコシは売り切りを|「これは押さえたい」青果編・2023年6月

    創風土パートナー 代田 実 6月の家計調査の支出金額を見ると、前月比1.5~2倍の急激な伸びを示す品目が幾つもある。このことからも6月には売上げが急伸長し、それに合わせたタイムリーな売場展開が必要な品目が多いことが分かる。 具体的な品目は図表を見ると分かりやすい。家計調査の分類上は「他の野菜」に分類されている青梅、トウモロコシ、「他の果物」に分類されているサクランボがこれに当たる。いずれの品目も出回りピーク期間が数週間程度と短いものが多く、このタイミングに合わせた売場展開を行い、きっちり売上げを確保することが6月の青果部門商売を成功させる上で大きなポイントとなるだろう。 図表 6月に支出金額伸…

  • 2023.04.28

    値上がり続くが、夏メニューをワンランクアップで投入|「これは押さえたい」惣菜編・2023年6月

    日本フードサービス専門学院学院長 林 廣美城取フードサービス研究所 城取博幸 6月の主なイベント、行事は梅雨入り(6月)、衣替え(1日)、イタリアワインの日(2日)、歯と口の健康週間(4日~10日)、プロポーズの日(5日)、時の記念日(10日)、和菓子の日(16日)、父の日(18日)、夏至(21日頃)、ちらし寿司の日(27日)など。 祭日や食に関係する大きなイベントが少ない月であるが、父の日パーティは盛大に祝いたい。和菓子の日ちらし寿司の日は記念日POPを付けアイテムを拡大して販売する。 梅雨入りし食中毒の季節でもあるため、惣菜部門は特に衛生管理に注意を払いたい。 2022年の家計消費で、6月…

  • 2023.04.28

    歯と口の健康、梅やラッキョウの伝統食、「父の日」などがテーマ|「これは押さえたい」グロサリー編・2023年6月

    フロントオフィス企画代表 近藤 智 消費環境は非常に厳しい中にあることを再認識したい。昨秋から値上げが続いているが、2月の大規模な値上げに続き、今春の4月には値上げラッシュとなった。 4月は新生活スタートの月だが、新年度早々、この6月もその影響があると思われ、さらにこの頻繁で断続的な値上げの動きは今秋まで続くと思われる。 帝国データバンクの調査によると、2人以上の世帯で年間平均2万6000円の負担が増えると試算している。この消費環境下、6月度も高頻度使用商品、高頻度購入商品の売り損ないがないように必須商品群とアイテムを訴求して、かつ、新規商品も同時展開する。 5月29日(月)から6月4日(日・…

  • 2023.04.24

    和菓子の日を生かし、父の日につなぐ、小麦粉高騰で米粉に注目|「これは押さえたい」菓子・スイーツ編・2023年6月

    トルティーノ代表 中村 徹 昨年2022年の6月新型コロナウイルス感染者数はさらに減少し、停止していた海外からの観光客受け入れが団体ツアーに限って解禁された。また円相場が東京市場で一時1ドル=135円台前半に急落し、およそ24年ぶりの安値を付け、その後の円安基調の始まりとなった。この影響で輸入価格が高騰し、食品やエネルギー関連の値上げの要因の1つとなった。 曜日回りは土曜日4回、日曜日4回と通常の曜日回りで、今年も同様であるが、水曜減の金曜増となるので0.5%程度の増収要因となるであろう。 6月は梅雨の時季であるが、昨年は関東甲信越で6月6日頃梅雨入りし、速報値では6月27日に関東甲信と東海、…

  • 2023.04.21

    祝賀ムードをちょいハレ消費につなげる|「これは押さえたい」酒編・2023年6月

    酒文化研究所 山田聡昭 6月の最大の話題は天皇皇后両陛下のご成婚30周年だ。コロナ禍が落ち着き、日常が戻ってきた感がある中で、この祝賀の話題は気持ちを上向きにし、消費を盛り上げてくれるだろう。30周年となるのは6月9日、前半は祝杯を提案し、そのままで父の日のギフト&ご馳走をおすすめする。 おめでとう! 日本酒で乾杯 天皇皇后両陛下のご成婚30周年を祝うには、國酒である日本酒がふさわしい。日本酒に絞って祝いの乾杯を提案していく。 年初からのご成婚30周年に伴う小売やメディアの動きを見ると、三越伊勢丹と高島屋は皇室写真展を1月からスタートし主要店舗を巡回している。また、主婦の友社や宝島社は記念写真…

  • 2023.04.17

    初夏に向かう時季の売れ筋押さえと値上がり影響を打破する付加価値商品の開発を|「これは押さえたい」惣菜編・2023年5月

    日本フードサービス専門学院学院長 林 廣美城取フードサービス研究所 城取博幸 5月の行事、イベントは、ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)、メーデー(1日)、みどりの日(4日)、子供の日(5日)、立夏(5日頃)、母の日(第2日曜日)、梅雨入り(下旬)、新茶(4月中旬~5月)  3月13日~5月13日まで、十三参り、京都や大阪で行われてきた行事。数えで13歳になった子供が健やかに成長してきたことに感謝し、知恵と福徳を授かれように願う行事。4月~5月にかけては、潮干狩りのシーズン。 4月下旬から5月上旬は、人が動く時。人が動けば商品も動くため売り逃しがないようにする。ハンディフーズのおにぎり…

  • 2023.04.15

    梅雨対策はあくまで導入時季、GW後半戦から活動に適した商品展開|日用品/雑貨・5月の商品と売場

    トータルプラン 横島宏一 5月は、4月末から続くゴールデンウイーク(GW)がピークとなり、GWが終わると、初夏の準備へと売場を変更していく。 しかし、本格的に夏物商品が売れるのは「梅雨明け」であり、夏物商品にしても、梅雨対策商品にしても、売上げを上げるための導入期であるから、5月の売上げには大きな貢献は期待できない。気温が上昇する前の準備としての夏物商品を見せつつ、活動に適した5月の気温で行われる活動に対する必要な商品を展開する。 それは、強くなる日差しに対する商品であったり、上昇する温度に対する商品であったり、学校行事で行われる遠足に対応する行楽用品などの初夏に対応する商品である。また、行事…

  • 2023.04.14

    伸び続く冷凍食品を押さえつつ、気温上昇でうなぎ上りのゼリー、アイスクリームを売り込む|「これは押さえたい」日配編・2023年5月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 5月の行事、イベントは、ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)、メーデー(1日)、みどりの日(4日)、子供の日(5日)、立夏(5日ごろ)、母の日(第2日曜日)、梅雨入り(下旬)、新茶(4月中旬~5月) 。 3月13日~5月13日までは「十三参り」。京都や大阪で行われてきた行事で、数えで13歳になった子供が健やかに成長してきたことに感謝し、知恵と福徳を授かれように願う行事。 また、「潮干狩り」のシーズンでもあり、「人が動く」時季。人が「動けば商品も動く」ため売り逃しがないようにする。ハンディフーズの菓子パン、バーガー、サンドイッチなどは品切れに注意。地…

  • 2023.04.10

    相場高のサーモンは価値訴求、カツオはしっかり、養殖ブリも付加価値訴求で|「これは押さえたい」鮮魚編・2023年5月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 昨年は3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィーク(GW)商戦。行楽地を中心に人の動きが活発になった。天候の方も、GW前の悪天候予測が一変、全国的にまずまずの天気続き、特に後半は晴天が続いた。 営業数値的にはGW期間(4月29日~5月5日)の同日比の鮮魚部門計で都心85~95%、郊外95~108%といった状況で、企業。店舗によってばらつきが出た。 好調だった商品としては寿司、お造り、うなぎ、珍味など。不調だった商品としては刺身用サク類、活貝(アサリ)、切り身、塩サケマス、魚卵だった。マグロは、好・不調が企業によって分かれる結果となった。 現在のところ、今年のGW…

  • 2023.04.06

    気温上昇とともに売れ筋が変化する5月は、他の果物に注目|「これは押さえたい」青果編・2023年5月

    創風土パートナー 代田 実 全国的に最高気温が20℃を上回るようになる5月は、体感的に「暑さ」を感じ始める時季でもある。これに伴い、青果売場で扱う野菜、果物の売れ筋も大きく変化し、その変化に合わせた商品構成の売場展開を行うことが5月の青果商売を成功させるポイントとなる。 総務省家計調査の1世帯当たり購入金額の前月比伸び率を見ると、4月に比べ10%以上消費金額が伸びる品目が12品目もあり、その主な商品を示した下の表を見ると分かるとおり、トマト、キュウリなど果菜類とニュージーランド産が本格的にシーズンインするキウイフルーツ、スイカ、メロンなどウリ類の伸びが大きい。これら品目は5月の青果商売を行う上…

  • 2023.04.03

    アウトドア向けが復活予想、羊肉や副産物の活用も|「これは押さえたい」精肉編・2023年5月

    月城流通研究所代表 月城聡之 新型コロナウイルスの感染症法上の分類が、ゴールデンウィーク明けの5月8日から2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げられる。 おそらくゴールデンウィークには、今までの外出控えから、かなり多くの人がアウトドアや行楽に出かけることが想定される。 そのため、特にキャンプ場や行楽地では、この2~3年とは商品の動きが異なることに注意して、売場づくりを行なわなければならない。 バーベキュー需要は、8月の盆商戦にも大きく影響する。バーベキュー商材のインパクトのある商品を売場で展開して、消費者の買い控えていた消費欲求を爆発させ、売上げに貢献出来るよう準備を行いたい。 …

  • 2023.03.24

    酒の涼味立ち上げ期、ホームパーティ、母の日のごちそうディナー、夏向けビールへ|「これは押さえたい」酒編・2023年5月

    酒文化研究所 山田聡昭 関東以西ではここ数年ゴールデンウィークの気温が25℃を超える日もあり、季節は進み初夏が近づいていると感じさせる。この頃から6月上旬の梅雨入りまで、天候は安定し、虫も出ない爽やかで過ごしやすい晩が続く。 まさに酒版の涼味立ち上げプロモーションの好機で、連休のホームパーティ、母の日のごちそうディナー、さらに夏向けビールの紹介とつなげていく。 パーティに爽やかなホワイトビール 近場に住む家族にとってゴールデンウィークは、盆暮れにプラスのプチ帰省のタイミングで、この時季は大人数の食卓となる世帯が少なくない。普段からよく酒を飲むヘビーユーザーに加えて、あまり飲まないユーザーも一緒…

  • 2023.03.15

    新生活と春の提案、下旬のGW準備に向けた売場づくりを|日用品/雑貨・4月の商品と売場

    4月下旬からは、GWが始まる。GW前半までは、「GWの準備」を展開し、それ以降は、「GWを楽しむ」売場として、家にいる人たちができる楽しみ方や行動を提案する。旅行や行楽のための準備をきっちり行いたい。 また、新生活のスタートである4月は、GWに向けて売場を変化させる時期である。「新生活用品」のニーズから「春」のニーズへと比重が変化していく。「新生活」が、ある意味、限定された人(生活環境が変化する人)がターゲットであるのに対して、「春」のニーズは、ほとんどの人がターゲットとなる。そして、気温の変化とともに、お客のニーズは、体に直接触れるもの、身に付けるものから変化していく。気温の変化とともに変化…

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