販促

  • 2023.06.30

    続く値上げ局面にはそれに見合う価値の商品化が必須|「これは押さえたい」惣菜編・2023年8月

    日本フードサービス専門学院学院長 林 廣美城取フードサービス研究所 城取博幸 8月の主なイベント、行事は、夏土用の間日(1日、2日、6日)、土用明け(7日)、青森ねぶた祭(2日~7日)、秋田竿燈祭(3日~6日)、山形花笠祭(5日~7日)、仙台七夕祭(6日~8日)、七夕(7日)、立秋(8日)、よさこい祭(9日~12日)、山の日(11日)、盆の迎え火(13日)、終戦記念日(15日)、送り火(16日)、処暑(23日)、焼肉の日(29日)。 東北地方では夏祭りが開催されインバウンドを含め多くの観光客が押しかけることが予想されるため、おにぎり、スナック類など売り逃しがないようにしたい。夏土用の間日は土用…

  • 2023.06.26

    アウトドアのおいしく食べるキャンプ飯、インドアの焼肉をいっしょに喚起で盛り上げる|「これは押さえたい」精肉編・2023年8月

    月城流通研究所代表 月城聡之 空前のキャンプブームが到来している。コロナ禍は家でキャンプという、家中需要でキャンプギアが各家庭でそろっているため、今年はそのキャンプギアを使って、本格キャンプを楽しむ家族やグループが増えている。 また、キャンピングカーを街中でもよく見かけるようになったのも、外出をする機会が増えたと言うこと他ならない。一方で、全国的に普及してきている冷凍自販機、最近では「肉自販機」も増え、アウトドアアイテムなどの品揃えが充実している場合もある。肉冷凍自販機も、焼き材を中心に、味付け肉をはじめ売れている。 冷凍技術や販売形態の多様化により、精肉は店舗で購入しなくても、自販機やネット…

  • 2023.06.23

    アフターコロナの夏のホームパーティ対策|「これは押さえたい」酒編・2023年8月

    酒文化研究所 山田聡昭 4年ぶりに行動規制のない夏を迎える。新型コロナウイルスが5類に移行された5月以降、外食は急回復し、個人利用はほぼコロナ前に戻りつつある。 大規模な宴会は復活していないものの、人々はリアルに会う楽しさを実感し動き始めた。この夏は帰省もレジャーも盛り上がるに違いない。よって酒の販促企画はホームパーティをターゲットに据えた提案となる。大小さまざまな集まりをイメージして、使いやすく場が盛り上がる商品を勧める。 大勢のパーティに飲み比べを提案 家族や友人が大勢集まるホームパーティは、普段飲まない酒を試す機会であり、いろいろな酒を飲み比べる場でもある。購入客数が最も多いビール類の場…

  • 2023.06.16

    猛暑が予想される中、夏ばて、秋ばて意識し朝食、カレー、黒糖菓子提案|「これは押さえたい」グロサリー編・2023年8月

    フロントオフィス企画代表 近藤 智 今年の8月は昨年の8月と大きく違うと再確認しておきたい。1つはコロナ感染対策が2類から5類へと大きく緩和され、夏休み中は家族旅行やキャンプなど屋外への外出が増えることが予測されること。 もう1つは昨秋から継続的に食料品の値上げとなり、買上点数が伸び悩んでいること。このことを踏まえた上での展開としたい。 7月31日(月)から8月6日(日)までの第1週は夏本番を迎え、家族や親しい友人仲間と暑気払いとしてミニ旅行やホームパーティ形式で飲食されるシーンが増えるころとなる。子どものいる家庭では夏休みも8月に入ると、子どもの生活が乱れがちになるが、定時の朝食で規則正しい…

  • 2023.06.15

    氷菓をしっかり伸ばしつつ、盆催事の和菓子を押さえる|「これは押さえたい」菓子・スイーツ編・2023年8月

    トルティーノ代表 中村 徹 昨年2022年の8月は東北や北陸6県で3日から4日にかけて記録的な大雨となり、山形や新潟では「線状降水帯」が発生。最上川など17河川が氾濫した。54万人が一時避難対象となるなど大雨の被害が出た。為替は1ドル129円台から137円台で推移し円安傾向が続き、原料高や穀物高の原因となった。 曜日回りは土曜日4回、日曜日4回と週末の少ない曜日回りで、今年も同様であるが、11日の山の日が22年は木曜日で連休とはならなかったが、今年は金曜日に当たるため11日~13日の3連休となる。また月曜減の木曜増となるので曜日回りによる影響はあまりないであろう。「お盆休暇」という見方では11…

  • 2023.06.12

    定着したバーベキューを深掘り提案で攻める|「これは押さえたい」日用品/雑貨編・2023年8月

    トータルプラン 横島宏一 ※今回から日用品/雑貨については「定番以外のプラスアルファ」提案をメインにします。定番の12カ月分の商品・売場についてはこちらの月別対策をご覧ください。 今月のピックアップカテゴリー「バーベキュー」 コロナ禍において、人気を集めたのが「アウトドア」である。密を避けて自然の中でのキャンプや庭でのバーベキューが人気となり、グランピングやキャンピングカーなどに注目が集まり、「キャンプ飯」がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で人気となり、アウトドアがブームになった。 新型コロナウイルスが収まりつつ、コロナ以前の旅行や観光、行楽などができるようになった現在、アウトドア…

  • 2023.06.07

    うなぎの成功なくして売上達成なし、盆刺身は6月から準備|「これは押さえたい」鮮魚編・2023年7月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 今年の「土用の丑」は7月30日(日)。昨年は7月23日(土)だった。土用入りは7月20日(木)。「二の丑」はない。 土用の丑の日程としては、週末よりも平日の方が全体売上げに与えるプラス効果が大きく、その点において今年は少し不利。しかし、ポジティブに考えれば遅い日程でもあり梅雨明けしている可能性が高いなど良い点もある。 うなぎの売上げは土用の丑当日の天気に左右される。土用の丑当日が雨でも売上げが担保できるよう予約販売は不可欠。予約販売のメリットを訴求し、予約率高める。 また、今年の「半夏生」は7月2日(日)。7月1日(土)、2日(日)の週末は、売り込み強化。昨年…

  • 2023.06.05

    魚肉練り製品、涼味麺、和洋生菓子、飲料、アイスクリームと絶好調の乳酸菌飲料を|「これは押さえたい」日配編・2023年7月

    城取フードサービス研究所代表 城取博幸 7月の主なイベント、行事は、山開き、海開き(1日)、半夏生(2日)、七夕(7日)、小暑(7月7日~22日)、新盆の迎え火(13日)、中元(15日)、藪入り(16日)、新盆の送り火(16日)、海の日(18日)、土用の丑の日(30日)、大暑(7月23日~8月7日)。 新盆は東京都、神奈川県、静岡県、熊本県の一部。多くの地域が8月に行われる。7月の該当地域では盆商材が売りどき。 7月の旬の食材は、ナス、オクラ、キュウリ、ピーマン、パプリカ、アジ、スズキ、アユ、タコ。半夏生は地域によってタコだけでなく、サバ(福井県)やうどん(香川県)を食べる習慣があるため、地域…

  • 2023.06.02

    支出金額と前月比伸び率に注目、スイカ、モモ、ブドウ、サヤ豆|「これは押さえたい」青果編・2023年7月

    創風土パートナー 代田 実 7月の青果の商売で押さえておきたい品目を考えるとき、ポイントとなるのが消費金額と対前月比伸び率の大きな品目だ。 まず消費金額から見ると、最も多い(最も売上げを作りやすい)のがトマトで、スイカ、バナナ、モモ、玉ネギと続く。このうちスイカとモモは前月比大幅な消費の伸びを示す季節性の高い品目だ。 このことから7月の青果商売では消費金額の大きな品目を押さえつつ、季節性の高い品目の押さえが重要であることが分かってくる。これに加えて7月は、中元、夏ギフトのシーズンにも当たるので、地元名産の夏果実、夏野菜を贈るというマーケットもしっかり取り込んだ売場展開をしていきたい。 7月の家…

  • 2023.05.29

    増加見込まれるアウトドア需要の準備、地方名物メニューにも注目|「これは押さえたい」精肉編・2023年7月

    月城流通研究所代表 月城聡之 コロナが5類になってからの初めての夏休みがスタートする。ここ2~3年とは異なる動きをするため、昨年と同じ売場づくりとはならないようにすること。 ゴールデンウィークの動向を見てみると、海外旅行や中長距離の旅行に行く人も確実に増えているが、「安近短」で自家用車やレンタカーで出かけることができる場所に、旅行した人が7割近くいたようである。 少しずつ旅行に対する復調の兆しが出ており、2023年の夏休みは大幅に旅行する人も増えることと考えられる。特に近場のキャンプ場やアウトドア施設がある場合は、特に需要が大きく見込まれるため、その準備は怠ってはいけない。 また、「安近短」の…

  • 2023.05.29

    年に一度の販売チャンスのうなぎは特別な商品も|「これは押さえたい」惣菜編・2023年7月

    日本フードサービス専門学院学院長 林 廣美城取フードサービス研究所 城取博幸 7月の主なイベント、行事は、山開き、海開き(1日)、半夏生(2日)、七夕(7日)、小暑(7月7日~22日)、新盆の迎え火(13日)、中元(15日)、藪入り(16日)、新盆の送り火(16日)、海の日(18日)、土用の丑の日(30日)、大暑(7月23日~8月7日)。 新盆は東京、神奈川、静岡、熊本の一部。多くの地域が8月に行われる。7月の該当地域は盆商材が売り時。7月の旬の食材はナス、オクラ、キュウリ、ピーマン、パプリカ、アジ、スズキ、アユ、タコ。 半夏生は地域によってタコだけでなく、サバ(福井県)やうどん(香川県)を食…

  • 2023.05.18

    花火だ! 祭りだ! 暑気払い、今年はワイン|「これは押さえたい」酒編・2023年7月

    酒文化研究所 山田聡昭 この夏は4年ぶりに隅田川の花火大会が開催される。よくやくコロナ禍が明けたと感じる人も多いことだろう。マスク姿の人も減ってきて、いよいよ夏本番の2023年。明るく酒を楽しみたい人々の期待に応える売場をつくる。 今年はワインで暑気払い 「暑気払い」は夏の初めの格好の飲み会ワードだ。仲間と飲みに出かけるのにも、久しぶりに友人と会うのにも、「今日は〇〇さんと暑気払い」で出かけやすい。家飲みならちょっとぜいたくな酒を開ける口実になる。「暑気払いにあの酒飲んでみようか」という具合である。 暑気払いの王道はビアガーデンだ。デパートやホテルの屋上での飲み放題プランは夏の風物詩である。家…

  • 2023.05.18

    気温が上がる中、土用には土用餅、夏のボーナスにちょっと豪華なスイーツ|「これは押さえたい」菓子・スイーツ編・2023年7月

    トルティーノ代表 中村 徹 2022年の7月円相場は6月に引き続き東京市場で1ドル=135円前後で推移し、月間を通しておよそ24年ぶりの安値圏で推移した。この影響で輸入価格の高騰が続き、食品やエネルギー関連の値上げの要因の1つとなった。 曜日回りは土曜日5回、日曜日5回と週末の多い曜日回りで、今年も同様であるが、金曜減の月曜増となるので0.5%程度の減収要因となるであろう。 7月は月を通して梅雨の時期であるが、昨年は速報では6月27日に関東甲信と東海、九州南部で、梅雨明けしたとみられると発表され、梅雨期間としては観測史上最も短い14日間であった(のちに梅雨明け時期は「特定できず」と訂正)。 7…

  • 2023.05.15

    真夏本番、夏休み入り対応商品、本格化する行楽需要への準備も|「これは押さえたい」グロサリー編・2023年7月

    フロントオフィス企画代表 近藤 智 6月26日(月)から7月2日(日)までの第1週は気温上昇に伴い、スパイシーなアジア系エスニック料理や涼味食品のさっぱり系のメニューの人気が急上昇するころとなる。山間部でゲリラ豪雨災害の発生や台風の発生などの可能性もあり、パックご飯などの即食系やペット飲料系の買い置きも提案訴求展開したい。 7月3日(月)から7月9日(日)までの第2週。7月7日(金)は小暑。真夏本番へ突入の時季となる。気温が上昇し日差しがさらに強くなり、食品以外ではUV対応や汗ばみ対策の需要があがる。アイスクリームやみつ豆、炭酸系飲料など、クールデザート、涼味食品、夏の味覚を勢ぞろいさせて訴求…

  • 2023.05.15

    18日父の日を確実に成功させ、7月の半夏生、土用の丑を視野に準備固める|「これは押さえたい」鮮魚編・2023年6月

    エバーフレッシュ研究所 堀内幹夫 近海物が年間で最も豊富な月であるため、主力商品についてはSKU展開、メニュー訴求をし、量販につなげる。 マアジ、イワシ、生スルメイカ、イサキ、生ギンザケ、新物トキサケ、活サザエ、生アユ、生カツオ、近海マグロ(近海生本マグロ〈メジマグロ含む〉、生キハダマグロ)など。  初夏型生魚丸物(生カツオ、アジ、スルメイカ、イサキ他)など旬魚を使った単品造りや旬鮮盛りの販売を強化し、利益を確保する。 6月は翌月(7月2日)は半夏生。モーリタニア産冬漁好調との情報もあり、相場的にはいまのところ前年並みか多少の下げ予測。SKU作り(足、スライス、ブツもしくは切り落とし)の拡大と…

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