竹下浩一郎
「リテール・リーダーズ」編集長。1975年長野県上田市出身。中央大学文学部文学科英米文学専攻卒業後、小売業経営専門出版社の商業界に入社。スーパーマーケット経営専門誌『食品商業』編集部、チェーンストア経営専門誌『販売革新』編集部を経て2014年『食品商業』編集長就任。この間、世界最大級の食品見本市SIALパリの新商品国際審査員などを務める。20年5月ロコガイド入社、『リテールガイド』の創刊編集長就任。24年10月、メディアの『リテール・リーダーズ』へのリニューアルに伴い、同編集長就任。一般社団法人日本惣菜協会『中食2030』(ダイヤモンド社)「スーパーマーケットにおける中食の未来」執筆の他、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師、スーパーマーケットGood Action Initiatives推薦委員なども務める。ファイナンス修士(専門職)(中央大学)。モットーは「正直であること」。
-
ライフソコラ所沢店がオープン、ライフ所沢市初進出、久々の大型店で最新MDを展開
ライフコーポレーションは4月25日、ライフソコラ所沢店をグランドオープンした。同日オープンする近隣型商業施設「SOCOLA所沢」に核店として出店。今回の出店で首都圏で141店体制となり、全社では309店体制となる。 埼玉県には2018年6月、埼玉県蕨市に蕨駅前店をオープンしてからおよそ6年ぶりの出店となった。この間、同社がいかに東京都内への出店を強化していたかが分かる。 売場面積は約680坪と、昨今、小型店の出店が中心となっていた中では久しぶりの大型店となる。昨年6月にオープンした1800㎡の梅島店(東京・足立)の後に出店した4店はいずれも300坪タイプ、もしくはそれ以下の規模だった。 周辺は…
2024.05.13
-
ローソンがデリバリーサービス強化、プラットフォーム活用しつつ、アプリへの在庫有無の自動反映、商品数拡大
ローソンが日本のコンビニで初めて「Uber Eats」のサービスを開始し、デリバリーサービスに参入したのが2019年8月。この間、導入店舗数は増加し続け、20年に1000店突破、21年に2000店突破、22年には3000店を突破し、そして23年8月には47都道府県4000店への導入に至った。さらに4月4日には5000店舗を突破するなど、急速に導入店舗数を増加させている。 「19年はコロナ前であるが、デリバリーに参入した。最初は4店舗だった。始めるに当たって社内では、『デリバリーでわざわざコンビニの商品を買うのか』といった非常に懐疑的な意見もあったが、私の見立てではローソン、コンビニエンスストア…
2024.05.02
-
イオンのPB最前線、タスマニアビーフが誕生から50周年を迎える
イオンの精肉の代表的なプライベートブランド(PB)商品であるタスマニアビーフが誕生から50周年を迎えた。 50年前にオーストリア大陸から南東に約240kmに位置するタスマニア島にタスマニアフィードロット社を設立し、イオンの直営牧場として1974年から肥育を開始した。自然豊かなタスマニアは空気中の二酸化炭素の濃度が低いとされ、空気のおいしさに定評がある。 牧場設立当初から安全性とおいしさにこだわる姿勢を持ち、成長ホルモン剤、抗生物質、遺伝子組み換え飼料を使わず、また、肉骨粉を飼料として与えないことを徹底してきた(ただし、感染症予防のためのワクチンは投与)。 2000年代初頭にBSEの影響で世界中…
2024.05.01
-
そよら横浜高田が4月26日にグランドオープン、近隣型施設「そよら」の新規出店としては関東初
イオンリテールは4月26日、都市型への出店を想定する近隣型ショッピングセンター(SC)の「そよら」の横浜高田を横浜市港北区にグランドオープンした。 横浜市営地下鉄高田駅前の工場跡地へ出店するもので、新規出店地としては関東初のそよらフォーマットとなる。 そよらはイオンリテールが直営で運営するSCとして開発された。直営としては食品と医薬品を含む日用品を中心とした「フード&ドラッグ」の業態で出店し、その他近隣型のテナントの専門店を配置する。 店によっては直営、あるいはテナントで衣料品を取り扱うが、今回の横浜高田の場合、直営もテナントも基本的に衣料品の取り扱いはしていない。これは、立地によるも…
2024.04.30
-
イトーヨーカ堂が新展開するアダストリアが企画開発、生産担う新ブランド「FOUNDGOOD」を本格展開
イトーヨーカ堂は衣料品事業からの撤退を決め、直営を食品プラスα、その他はテナントなどへの売場転換を進めている。 ショッピングセンターのデベロッパーとして、テナントに対して売場を貸すケースが多いが、アカチャンホンポやロフトなどグループ企業を含む一部専門店についてはフランチャイズ契約で自営としている売場も残している。 その流れの中で、2月から衣料品の主力売場として、衣料品専門店のアダストリアと組み、同社が企画、開発、生産したブランドの「FOUNDGOOD」の展開を開始、アダストリアが他の小売企業のプロデュースを行うリテールプロデュース部を通じて衣料品売場をプロデュースし、イトーヨーカ堂が運営する形…
2024.04.24
-
ベルクが働く従業員の身体的負担軽減を目指し、レジ業務における椅子に座った接客を拡大
ベルクは、日本では一般的になっている「立ったままのレジでの接客」を見直し、従業員の身体的負担を軽減し、より良い接客ができるようにするため、ベルク一部店舗(ベルクすねおり店、ベルクフォルテ津田沼店)にレジ専用椅子を設置している取り組みを拡大する。4月17日オープンの中之条店ではレジ専用椅子を本格導入した。 この取り組みを通じて「椅子に座って働く」という新しい選択肢を取り入れ、働く人の可能性を広げていくと共に、より良いサービスの提供につなげることを見込む。 今回、中之条店は新店舗で初の試みとしてレジ従業員の声やお客の反応を収集し、椅子の導入店舗拡大や業務改善につなげていくとしている。 取り組みの背…
2024.04.17
-
フードスクエアカスミ東茂原店はフードスクエア第2のスタンダード「タイプB」として「既存店と違う店」目指す
カスミは3月29日、千葉県茂原市にフードスクエアカスミ東茂原店をオープンした。カスミとしては全社195店目、千葉県では40店目、茂原市では5店目の出店となる。 同店は、塚田英明社長が「フードスクエアの2つ目のスタンダードにしたい」と意気込む戦略的な店となる。 同社は、地域の旗艦店的な役割を果たす「フードスクエア」、より小商圏をターゲットとする標準店の「フードマーケット」、ディスカウントフォーマットの「フードオフストッカー」、さらに2022年から既存の枠組みを超えることを目指して新たな取り組みに挑戦する「BLΛNDE(ブランデ)」と多様なフォーマットを持つ。 今回は、そのうちのフードスクエアの新…
2024.04.01
-
まいばすけっとがトップバリュの比率を約50%に高めた実験として仲町台駅南店をリニューアルオープン
イオンが都市部での戦略的小型店として2005年から開発を進めてきた「まいばすけっと」が、プライベートブランド(PB)商品であるトップバリュの比率を標準店から2倍以上に高めた仲町台駅南店(横浜市都築区)をリニューアルオープンの形でオープンした。 イオン直営の形でスタートした同フォーマットだが、現在では運営はまいばすけっとが担い、3月29日段階で首都圏に1133店を展開するに至っている。 仲町台駅南店は横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅から徒歩1分ほどの駅前立地の店となる。今回、3月29日の改装に際し、トップバリュの品揃え構成比は通常店の品揃え構成比は約20%だが、同店では約50%にまで高めた。 …
2024.03.29
-
ファミリーマート&TOUCH TO GOコラボ最新店・羽村駅/S店がオープン、着実に進化遂げる無人決済店舗
ファミリーマートは3月21日、TOUCH TO GO(TTG)が開発した無人決済システムを導入した店舗として同社36店目となるファミリーマート羽村駅/S店をJR青梅線羽村駅にオープンした。 ファミリーマート羽村駅/S店は、TTGの無人決済システムを活用したファミリーマート店舗としてJR東日本の駅における初の出店となる。 TTGの無人決済システムの仕組みは、天井に設置されたカメラの情報から入店したお客と、手に取った商品について、棚に設置してある重量センサーと組み合わせることでリアルタイムに認識。 出口付近に設置された決済端末のディスプレーに購入商品と合計金額が自動で表示されることから商品スキャン…
2024.03.22
-
オーケー日本橋久松町店がオープン、約220坪の小型店ながら都市部での高効率販売見込む
オーケーが3月19日、東京都中央区・日本橋に出店した。マンション1、2階に2層、約220坪の売場を確保。駐車場はないが、人口が多い一方でスーパーマーケット(SM)の競合が少ない都市部での需要をつかみ、同社としても高い販売効率を挙げる店としたい意向だ。 実際、昨年5月にJR田町駅前にオープンした札の辻店(東京・港)は1層ながら今回の日本橋久松町店とほぼ同規模で、高い販売効率を挙げ、かつ売上げも伸びているという。 二宮涼太郎社長は、「本当にようやく日本橋が開店という感じがある」と語る。日本橋はオーケー創業者の飯田 勧会長が小売事業としてオーケーの前身を1958年に創業した岡永商店(現・岡永)の創業…
2024.03.21
-
セブン&アイの新コンセプト店舗「SIPストア」が目指す「次世代セブン」の形とグループシナジー、その成立条件
セブン&アイ・ホールディングスがかねてより、開発を公言していた「SIPストア」を2月29日、千葉県松戸市の駅前、住宅地にオープンした。セブン&アイグループの新たなグループシナジー創出に向けた新コンセプト店舗の位置づけを持つ。 セブン-イレブン・ジャパンの直営店の松戸常盤平駅前店をリニューアルする形でオープン。もともと会議室だった場所を売場とすることで、売場面積は88坪に拡大した。通常のセブン-イレブン店舗の売場面積が45坪ほどであるため、約2倍の広さということになる。 既存店を拡張することで、88坪の売場を構築した。当初はフォーマット開発上、想定した100~150坪の物件を探し…
2024.03.07
-
ヤオコー川崎枡形店がオープン、川崎市初出店、東京都と神奈川県の既存店をつなぐ新商勢圏への出店
ヤオコーは3月5日、神奈川県川崎市多摩区に川崎枡形店をオープンした。川崎市には初出店となり、神奈川県は12店体制となる。14店出店する東京都と既存の神奈川県の店を結ぶ形となる。 今後の出店戦略上、川崎市南部、横浜市北部はさらにポテンシャルが高いと考えており、それらエリアへの進出に向けた足がかりとしたいという。 小田急小田原線向ヶ丘遊園駅北口から約1.3km、徒歩約18分、同生田駅北口からは約1.5km、徒歩約21分、JR南武線中野島駅からも約1.5km、徒歩約21分と、いずれもそれなりの距離があるが、周辺は住宅地が広がる他、県道9号線(府中街道)と県道13号線が交わる地点に位置し、アクセスは良…
2024.03.05
-
サミットストアららテラスHARUMI FLAG店がオープン、中央区に初出店の商業施設内店舗、小型店中心のエリアで600坪超の面積を生かす
サミットは3月1日、東京都中央区に初出店し、サミットストアららテラスHARUMI FLAG店をオープンした。2月29日にはプレオープンした。同店のオープンでサミットのスーパーマーケット(SM)としては東京都91店、全社では124店体制となる。 東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の跡地を再開発した「HARUMI FLAG」の商業施設で、三井不動産が開発した「ららテラスHARUMI FLAG」の1階に核店としてオープンしたもの。サミットとしては三井不動産の商業施設初出店となる。 ららテラスは、三井不動産が開発する商業施設としては、比較的小型の小商圏型「ライフスタイルパーク」の1つに該当…
2024.03.04
-
マックスバリュ関東が蕨店を2月28日にリニューアルオープン、「買物体験型スーパーマーケット」に転換
マックスバリュ関東は、マックスバリュ蕨店の大規模活性化を実施し、2月28日、リニューアルオープンした。同店は2003年12月のオープン。JR京浜東北線の西川口駅から徒歩約14分、蕨駅から徒歩約20分に立地する。 マックスバリュ関東が新たなフォーマットとして水平展開を進める「買物体験型スーパーマーケット」として再オープンしたもの。 同フォーマットは「新鮮な生鮮品・種類豊富な美味しいお惣菜・従業員との楽しい会話を通じて、地域のお客さまに新しいお買い物の楽しさを感じていただく」店をコンセプトとする。 その上で、①滞在時間を楽しむスーパーマーケット、②お客さまの五感を刺激するスーパーマーケット、③お客…
2024.03.01
-
ヨークベニマルいわき平店がオープン、品揃えの幅広げた旗艦店でいわき市ドミナント強化
ヨークベニマルは2月22日、福島県いわき市にいわき平店をオープンした。イトーヨーカドー平店跡地に建て替えオープンした複合商業施設「PaixPaix(ペッペ)」内への核店としての出店となる。 旧イトーヨーカドー平店は1971年オープンで、2021年に閉店するまで約50年間、この地を支えてきた。オープン当初はイトーヨーカ堂としても大規模商業施設、さらに本格的な東北への足がかりとして重要な位置づけを担っていた。 さらに当初はヨークベニマルが食品売場を担う形でスタートしたこともあり、ヨークベニマルとしてもなじみのある物件。店づくりについては米国を含め当時の最新のトレンドを踏まえたものとなり、大髙善興会…
2024.02.26







